「仮想通貨取引を始めたけど手数料とスプレッドで引かれる分が多すぎて利益が出せない…」
「ビットコイン取引のスプレッドを減らしたい…」
そんな声にお応えして今回はビットコインのスプレッドを大手仮想通貨取引所5社で徹底比較してご紹介します!
また、スプレッドが発生する仕組みやビットコインスプレッドを抑える取引のコツについてもご説明します!
この記事を読んでスプレッドで持っていかれる利益を少しでも減らしていきましょう!
- ビットコインのスプレッドが狭い取引所がわかる!
- スプレッドが発生する仕組みを理解してスプレッドが抑えられる!
- スプレッドが少ない取引所で取引をすることで利益が出しやすくなる!
ビットコインのスプレッドって何?
そもそもスプレッドとはどのような仕組みで発生しているのでしょうか?
スプレッドについて詳しくなることで、スプレッドを減らして取引する方法をお伝えします!
- スプレッドとは売値と買値の差額
- スプレッドは仮想通貨の価格とともに変動する
- 仮想通貨の取引量が多いとスプレッドは狭くなる
- スプレッドは販売所での取引で広く発生している
スプレッドは売値と買値の差額
仮想通貨でのスプレッドとは、取引を行った時点での売値と買値の価格差です。取引時には取引手数料の他にスプレッドも支払う必要があるため、実質的なコストとなっています。
もう少し具体的に見ていきましょう。
上の画像は記事作成時点でのGMOコインの販売所の売値、買値です。売値が929万6642円、買値が977万3392円となっています。
この時、売値と買値の差額は47万6750円であり、これがスプレッドです。
スプレッドは%で表記されることが一般的です。%表記での求め方は(1-売値÷買値)×100となっています。今回の例では、スプレッドは約4.9%とも表記されます。
この時、例えば10万円で取引を行うと4900円分がスプレッドとして取られます。
そのため、スプレッドが狭い(=売値と買値の価格差が狭い)と取引時に発生する実質的なコストを抑えることが可能です。
スプレッドは変動する
仮想通貨は、売値も買値も常に変動しています。スプレッドは売値と買値で決まるため、仮想通貨の価格変動に合わせてスプレッドも変動しています。
そのため、スプレッドが特に大きく変動するのは取引価格の大きな変動が起きたときです。取引価格に応じてスプレッドも変動しているため、取引価格が大きく動くとスプレッドも大きく変動します。
ビットコインの価格が大きく動いた時はスプレッドの変動も考えた上で取引を行うことをおすすめします。
ビットコインの取引量が多いとスプレッドは狭くなる
通貨の取引量が少ないとスプレッドは広がりやすくなっています。
これは、取引量が少ない通貨は取引ユーザーも少なくなっており、売値と買値の価格差が広がりやすくなっているためです。
そのため、流動性が高い通貨や取引所で取引をすることでスプレッドを抑えることができます!
特にビットコインは仮想通貨の中で一番取引ユーザー数が多いため基本的にスプレッドは狭めになっています。
マイナーな取引所よりも主要な取引所の方がビットコインの取引量が多いため、スプレッドを狭められます。
スプレッドは取引所での取引にはほとんどない
販売所とは異なり、取引所のスプレッドは基本的に0.01%程度となっています。
販売所ではユーザーが仮想通貨取引所(BITPointなど)を介して取引を行うため取引時に価格が変動しスプレッドが大きくなっています。一方で取引所では、ユーザーが他のユーザーと直接売買を行うためスプレッドがほとんど発生しません。
スプレッドをなるべく抑えたい方は販売所ではなく取引所で取引することをおすすめします!
特にCoincheckなら、取引所のビットコイン取引手数料が完全無料となっているため、かなりお得にビットコインを取引することができます!
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ビットコインのスプレッドを主要5社で比較!
仮想通貨取引所 | ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) | リップル(XRP) |
---|---|---|---|
Coincheck | 6.0% | 7.0% | 8.9% |
GMOコイン | 4.9% | 5.1% | 3.8% |
bitFlyer | 6.2% | 6.9% | 9.7% |
BITPoint | 4.6% | 6.8% | 8.5% |
bitbank | 4.9% | 5.0% | 4.6% |
スプレッドは取引金額に応じて発生しています。例えば10万円で取引を行う場合、一番スプレッドが狭いBITPointと一番スプレッドが広いbitFlyerでは1600円もスプレッドで取られる金額が異なります。
そのため、取引にかかる実質的なコストを抑えるためには、スプレッドが狭い取引所を選ぶことが大切です。
ビットコインのスプレッドが一番狭いBITPointから順番に、取引所の特徴を詳しく解説していきます。
スプレッドの狭さ1位:BITPoint
銘柄 | 順位 |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 1位 |
イーサリアム(ETH) | 3位 |
リップル(XRP) | 3位 |
BITPointの特徴は手数料がほとんど無料な点、貸して増やす(レンディング)やステーキングなど仮想通貨を持っているだけで稼げるサービスが豊富な点です。
入金から取引、出金まで行ってもかかる手数料が出金時の330円のみとなっています。これは各種仮想通貨取引所の中でもかなり安めとなっているため、スプレッドも含めて取引にかかるコストを安く抑えたい方には特におすすめの取引所となっています。
また、BITPointにはレンディングサービスやステーキングサービスなど、仮想通貨を所持しているだけで報酬を受け取ることができるサービスがあります。
そのため、BITPointは仮想通貨の長期保有で利益を出すことを考えている人におすすめの仮想通貨取引所です!
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スプレッドの狭さ2位:GMOコイン
銘柄 | 順位 |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 2位 |
イーサリアム(ETH) | 2位 |
リップル(XRP) | 1位 |
GMOコインは、入金から取引、出金までを全て手数料無料で行うことができる取引所となっています。
特に取引所のMaker取引では取引を行うことで逆に手数料が貰えてしまいます。
国内トップレベルで手数料が安い取引所なので、なるべく手数料を抑えたい方に特におすすめの取引所です。取引で生まれた利益を手数料に吸われずに取り出せるのも嬉しいポイントです!
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スプレッドの狭さ2位:bitbank
銘柄 | 順位 |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 2位 |
イーサリアム(ETH) | 1位 |
リップル(XRP) | 2位 |
bitbankはセキュリティが強固、即日出金対応などサービス面がかなり手厚い取引所です。
bitbankは国内取引所で唯一、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証を受けています。
仮想通貨を取り扱う上で気になるのはハッキングや詐欺などの対策です。過去に起きたハッキング事例では取られた分の補填がなく、返金されないこともありました。そのため、取引所選びの時点でセキュリティの強固さを重視することは大切です。
bitbankはISMSから国内取引所で唯一認証を受けているため、トップクラスのセキュリティを誇っていると考えられます!
その他サービス面として、bitbankでは入出金の反映が速く、最低・最高出金額や最低取引額が他の取引所と比べて幅広く設定されています。
少額取引から仮想通貨を始めてみたい方や大口投資を行いたい方など、柔軟な取引を行いたい方におすすめの取引所です!
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スプレッドの狭さ4位:Coincheck
銘柄 | 順位 |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 4位 |
イーサリアム(ETH) | 5位 |
リップル(XRP) | 4位 |
Coincheckは初心者にも優しく使いやすいアプリとビットコインの取引に最も適した環境が特徴的です。
Coincheckのアプリは2019年から4年連続でアプリダウンロード数が取引所の中で1位となっており累計アプリダウンロード数は540万回を突破しました。
直感的でわかりやすいデザインに加え、初心者向けにチャートの見方のガイダンスが行われるなど、仮想通貨初心者でも上級者でも使いやすいアプリとなっています。
ブラウザではなくスマホアプリで簡単に仮想通貨取引を行いたい方におすすめの取引所です!
販売所ではなく取引所で取引をする場合、Coincheckでは国内で唯一ビットコインの手数料が完全無料となっています。取引所ならスプレッドもほとんどかからないため、実質的なコスト無しでビットコイン取引をすることが可能です。
また、国内で取引されるビットコインの3分の1以上がCoincheckで取引されています。取引量が多いため、自分が希望した金額やタイミングでビットコインを取引することができます。
無料かつスムーズに取引ができるため、Coincheckは各種取引所で一番ビットコインの売買に適した取引所となっています。
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スプレッドの狭さ5位:bitFlyer
銘柄 | 順位 |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 5位 |
イーサリアム(ETH) | 4位 |
リップル(XRP) | 5位 |
bitFlyerは仮想通貨のFXサービスとクレジットカードの利用に合わせてビットコインが貯まるサービスが特徴的です。
bitFlyerには、bitFlyer Lightningと呼ばれる仮想通貨のFXサービスが存在します。bitFlyer Lightningでは3種類のチャートを選ぶことができ、一般的な成行や指値注文以外にも多彩な注文方法が存在します。
そのため、bitFlyerは仮想通貨取引に慣れている方や仮想通貨でFXを行いたい方に特におすすめの取引所です。
その他、bitFlyer独自のクレジットカードでは買い物を行うとポイントの代わりにビットコインを貯めることができます。
また、ビックカメラなどの一部店舗やECサイトではbitFlyerウォレットないのビットコインから支払いが可能となっています。
bitFlyerは仮想通貨の使用用途に関して最先端のサービスを展開しており、今後も過去に例がない新サービスが展開されることに期待できます!
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※ 国内暗号資産交換業者における2016 年~2023 年の差金決済および先物取引を含んだ年間出来高。(日本暗号資産取引業協会が公表する統計情報および国内暗号資産交換業者各社が公表する取引データに基づき当社にて集計。日本暗号資産取引業協会の統計情報については2018年以降分を参照)
ビットコインのスプレッドを抑える方法をご紹介!
スプレッドが発生する仕組みについて詳しくご紹介しました。
ここでは、スプレッドを抑えて仮想通貨取引にかかる実質的なコストを下げる方法を3つご紹介します!
- 販売所ではなく取引所で取引を行う
- ビットコインの取引量が多い仮想通貨取引所で取引を行う
- 価格変動が激しい時は取引を避ける
販売所ではなく取引所を利用する
販売所では銘柄によって4%~10%程度発生しているスプレッドは、取引所ではほぼ全て0.01%程度となっています。
これは10万円で取引を行った場合、約1万円もの違いとなっているため取引所での取引の方が圧倒的にお得となっています!
更に、GMOコインを始めとする一部仮想通貨取引所では、取引所取引で逆に手数料がもらえるためかなりおすすめの取引方法となっています!
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ビットコイン取引量が多い取引所を選ぶ
通貨の流動性が高いとスプレッドは低くなる傾向があります。
Bitcoin日本語情報サイトでは国内のビットコイン市場についてリアルタイムに調べることができます。本サイトでは販売所と取引所の取扱量を区別していないため、国内シェアが販売所のスプレッドの幅に直接は繋がっていない点には注意してください。
2024年3月現在、bitFlyerやCoincheckはそれぞれ国内ビットコインシェアのうち約36%を占めています。これらの取引所では自分が提示した金額で、スムーズにビットコインの取引ができるようになっています。また、多くのユーザーに利用されているということで幅広いサービスなどのビットコインを扱いやすい環境が揃っています。
市場変動が激しい時は取引を避ける
スプレッドは仮想通貨の価格変動に合わせて変動しています。仮想通貨市場の変動が激しい時はスプレッドの幅も広がりやすい傾向があるため、取引を避けることをおすすめします。
また、市場変動が激しい時はハイリスクハイリターンの取引となります。そのため、仮想通貨初心者の方や仮想通貨市場に詳しくない方は大きく損をしてしまう可能性があるため取引をおすすめしません。
ビットコインのスプレッド比較まとめ
- ビットコインのスプレッドが一番低いのはBITPoint
- スプレッドは売値と買値の差額なので変動する
- 販売所ではなく取引所で取引をすることで大幅にスプレッドを減らせる
今回はビットコインのスプレッドについて、主要取引所5箇所で比較していきました。それぞれの取引所にはスプレッドの狭さ以外にも特徴があるので、幅広い視点から自分に一番合う取引所を判断してください!
また、そもそもスプレッドとは何か、どのようにすることで抑えられるかもご紹介していきました。一番スプレッドを抑えられるのは販売所での取引をやめて取引所で取引を行うことです。
ぜひこの機会に、取引所での取引を開始してみてください!
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