「ステーブルコインとは?」
「日本で買えるステーブルコインは?」
「ステーブルコインの買い方や注意点は?」
この記事を読めばステーブルコインの基礎知識や特徴、日本でステーブルコインを購入できるおすすめの仮想通貨取引所がマルっと理解できます!
ステーブルコインは、仮想通貨の一種でその価値が特定の資産(通常は法定通貨)に連動するように設計された未来のお金です!
- ステーブルコインの基礎知識
- 日本で買えるステーブルコイン2銘柄
- ステーブルコインを購入する際の注意点
- ステーブルコインを購入できる日本の仮想通貨取引所
ステーブルコインは価格が安定した状態で保有できる仮想通貨の一種です。
大きな値上がりはありませんが、価格変動リスクを減らしつつもデジタルでの海外送金や支払いに使える優れものです。
日本の取引所でも、いくつかのステーブルコインが扱われるようになりました。日本でステーブルコインを購入するためには、まずは国内の仮想通貨取引所の口座開設が必要です。
おすすめの国内仮想通貨取引所は登録料・年会費無料のコインチェックです。
初心者にも使いやすい取引所として人気が高いです。500円から少額取引できるので初めての方でも安心に始められます。
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ステーブルコインとは?
ステーブルコインは、仮想通貨の一種でその価値が特定の資産(通常は法定通貨)に連動するように設計されています。
ステーブルコインの主な特徴は以下の3つです
- 価格の安定性
- 裏付け資産の存在高い
- 利便性と幅広い用途
価格の安定性
ステーブルコインはその名前が示す通り価格が安定していることが最大の特徴です。
多くの場合、1コインが1ドルや1円などの法定通貨と同等の価値を持つように設計されています。
この安定性によって仮想通貨市場の激しい価格変動のリスクがおさえられます!
裏付け資産の存在
多くのステーブルコインは法定通貨や他の資産によって裏付けられています。
例えば、最も有名なステーブルコインUSDTやUSDCは米ドルやアメリカの短期国債によって裏付けられています。
つまり、この裏付け資産の存在がステーブルコインの安定性を支えています!
高い利便性と幅広い用途
ステーブルコインは仮想通貨取引所間での資金移動や他の仮想通貨との取引の際に頻繁に利用されています。
国際送金や決済手段としての活用など、幅広い用途で利用されています。
今後はDeFi(分散型金融)プラットフォームでの貸借や流動性提供など、新たな金融サービスの基盤としても注目を集めています。
ちなみに、初心者の方向けに理解を深めていただくために、大前提として仮想通貨の分類をサクッと整理しておきます。
ビットコイン:最初に作られた仮想通貨の銘柄。
アルトコイン:ビットコイン以外のすべての仮想通貨のこと。
ステーブルコイン:アルトコインの中でも価格安定するように設計(主に法定通貨と連動)された仮想通貨のこと。
ミームコイン:アルトコインの中でもネット上のミームやジョークから生まれた仮想通貨のこと。
「ステーブルコイン」とは通貨の属性でありコインの銘柄ではありません!
日本で買えるステーブルコイン一覧表
日本の仮想通貨取引所で購入できるステーブルコインは「DAI」「ZPG」の2銘柄です。ちなみに、現時点では日本の仮想通貨取引所でUSDTやUSDCは購入できません。
DAIとZPGの特徴は下記の通りです。
DAIとZPGの特徴比較
項目 | DAI | ZPG |
---|---|---|
日本の取引所での取扱い | ・コインチェック ・GMOコイン | SBI VCトレード |
裏付け資産 | 仮想通貨(主にETH) | 金(現物のゴールド) |
発行元 | MakerDAO(分散型組織) | 三井物産デジタルコモディティーズ株式会社 |
対応ネットワーク | 主にEthereum | プライベート型ブロックチェーン「miyabi」 |
なお、DAIの発行元であるMakerDAO(分散型組織)について深堀りしたい方は下記記事を参考にして下さい!
仮想通貨メイカー/MakerDAOとは?将来性や買い方・取引所を徹底解説!
ステーブルコインの購入におすすめの取引所
日本でステーブルコインを購入する場合、主に3つのおすすめの仮想通貨取引所が挙げられます。
- コインチェック
- GMOコイン
- SBI VCトレード
それぞれの特徴を見ていきましょう!
Coincheck(コインチェック)
項目 | 内容 |
---|---|
取り扱いステーブルコイン | DAI |
取扱銘柄数 | 30銘柄 |
最低取引数量 | 500円〜 |
日本円入金手数料 | ・銀行振込:無料(振込手数料は各銀行を参照) ・コンビニ入金 3万円以内:770円 3万円以上30万円以下:1018円 ・クイック入金 3万円以内:770円 3万円以上30万円以下:1018円 30万円以上:入金金額×0.11% + 495 円 |
出金手数料 | 407円/回 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | ・Maker:0〜0.005% ・Taker:0〜0.1% |
暗号資産送金手数料 | 0.0005 BTC |
レバレッジ倍率 | − |
コインチェックは「マネックスグループ株式会社」が親会社である日本の大手仮想通貨取引所です。
アプリDL数No.1という実績があり、アプリの使いやすさに定評があります。
初心者の方がどの仮想通貨取引所にしようか迷ったらコインチェックで間違いありません。
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コインチェックについて詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてみて下さい!
GMOコイン
項目 | 内容 |
---|---|
取り扱いステーブルコイン | DAI |
取扱銘柄数 | 26銘柄 |
最低取引数量 | 0.00001BTC |
日本円入金手数料 | 銀行振込:無料(振込手数料は各銀行を参照) |
出金手数料 | 無料(大口出金は400円) |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | ・Maker:−0.01% ・Taker:0.05% |
暗号資産送金手数料 | 無料 |
レバレッジ倍率 | 2倍 |
その他サービス | ・つみたて暗号資産 ・貸暗号資産 ・ステーキング ・IEO ・API |
GMOコインは「GMOインターネット株式会社」を親会社を持つ仮想通貨取引所です。
各種手数料が国内最安クラスなので、低コストで取引が可能です。
GMOコインは100円から取引可能で、レバレッジ取引にも対応しています!
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GMOコインの詳細は下記記事で確認できます!
SBI VCトレード
項目 | 内容 |
---|---|
取扱銘柄数 | 23銘柄(2024年9月時点) |
取り扱いステーブルコイン | ZPG |
最低取引数量 (ビットコインの場合) | ・現物取引(販売所):0.00000001BTC ・現物取引(取引所):0.00000001BTC ・レバレッジ取引(販売所):0.00000001BTC |
日本円入出金手数料 | 無料 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
暗号資産送金手数料 | 無料 |
レバレッジ倍率 | 2倍 |
その他サービス | ステーキング |
SBI VCトレードは、金融大手SBIグループが運営する信頼性の高い仮想通貨取引所です。
口座開設手数料や入出金手数料などが無料で、500円から取引可能なため初心者でも利用しやすい取引所です。
SBI VCトレードの詳細は下記記事で確認できます!
ステーブルコインの購入方法・買い方
ここからは、コインチェックでステーブルコイン(DAI)を購入する方法を3ステップで解説します
- アカウントを登録
- 日本円を入金する
- DAIを購入する
ステップ①:アカウントを登録
まずは、コインチェックのスマホアプリを開いて(コインチェックの公式サイトを開いて)アカウントを登録します。
認証コードを入力したら、必要な本人確認書類を提出して審査を待ちます。
本人確認に必要な書類は下記のいずれかです。
- 運転免許証
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード(表面と裏面)
- 個人番号カード
あとは画面の指示に従って、スマホで顔認証撮影など本人確認の手続きを済ませればOKです。
口座開設の審査はおよそ1営業日から3営業日程度で完了します!
ステップ②:日本円を入金する
本人確認が完了したら、取引に使用する日本円を入金します。
アプリを開いて画面下の「ウォレット」をタップします。
続けて「入金」を選んで「入金方法」を選択します。
コインチェックに日本円を入金する方法は以下の通りです。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
おすすめは銀行振込です。
手数料が他の入金方法よりも安く済みます。また、ネット銀行の場合、月に数回程度は入金手数料の無料枠があると思うので活用しましょう。
あなたが普段使っている銀行口座からコインチェック指定の振込口座に入金するだけです!
ステップ③:DAIを購入する
コインチェックへの日本円入金が完了したら、その日本円を使ってステーブルコイン「DAiI」を購入しましょう。
ただし、現時点のコインチェックのサービスではスマホアプリの販売所(方式)でDAIを購入することができないので要注意です!
※口座開設から入金まではスマホアプリで手続き可能です
本記事ではスマホとPCの両方でWebブラウザ上でDAIを購入する方法をご紹介します
スマホのWebブラウザでDAIを購入する方法
まずは、Webブラウザからログインします。
続けてサイトのホーム画面のサイドバーにある「ビットコイン取引所」をタップします
上記のような取引画面に遷移されるので、画面を下にスクロールして、購入希望の銘柄を探します。
「DAI」を選択します。
すると、DAIの取引画面に移動するので注文を設定します。
注文内容は下記の通りです。
- 注文価格:DAIの市場価格を参考に決める
- 注文量:予算に応じて決める
- 総額:購入に必要な日本円が提示される
注文内容に間違いが無ければ「注文する」をタップします。
取引が成立したらコインチェックの取引履歴にて決済内容が確認できます。また、登録したメールアドレス宛にも決済完了通知が届きます!
PCのWebブラウザでDAIを購入する方法
PCのWebブラウザでもDAIの購入方法を確認しましょう。
まずは、PCからコインチェックの公式サイトにログインします。上記のような取引所(方式)の取引画面に入るので、仮想通貨銘柄の中から「DAI」を選択します。
スマホと同様、注文内容を確認して間違いが無ければ「注文を決定する」をクリックします。
スマホ画面と同様、取引が成立したらコインチェックの取引履歴にて決済内容が確認できます。また、登録したメールアドレス宛にも決済完了通知が届きます!
ちなみに、コインチェックの販売所(方式)ではそもそもDAIの取り扱いが無いので購入できません。
以上、コインチェックでステーブルコイン(DAI)を購入する方法を3ステップで解説しました。
初めて仮想通貨を購入するときは少し手続きが難しく感じるかもしれませんが、一度購入したらあとは簡単です!
ステーブルコイン買う上での注意点
ステーブルコインは価格が安定しているとはいえ、もちろん注意すべき点もあります。
ここでは、ステーブルコインを買う上での注意点3つを紹介するので、ぜひ参考にして下さい。
- 価格変動と発行元のリスク
- 規制と流動性のリスク
- セキュリティ面のリスク
注意点①:価格変動と発行元のリスク
ステーブルコインは安定した価値を維持するよう設計されていますが、完全に価格変動がないわけではありません。
市場の急激な変動や発行元の問題により、一時的に価格が変動する可能性があります。
ステーブルコインの信頼性は発行元の信頼性に大きく依存するため、発行元の財務状況や裏付け資産の管理状況を定期的にチェックすることが重要です!
注意点②:規制と流動性のリスク
ステーブルコインに関する規制は国や地域によって異なり、今後変更される可能性があります。
法規制の変更により、取引や保有に制限がかかるリスクも想定しておきましょう。
取引所によってはステーブルコインの取引量が少ない場合があり、流動性が低いと売買が困難になる場合があります!
注意点③:セキュリティ面のリスク
ステーブルコインは価格の安定性が特徴ですが、セキュリティ面でのリスクも存在します。
多くのステーブルコインはブロックチェーン上で発行され、スマートコントラクトを利用していますが、これにバグがあるとハッキングの標的になる恐れがあります。
また、発行元企業のハッキングや内部不正、財務状況の悪化でステーブルコインの価値が急落することもあり得ます!
以上、ステーブルコインの注意点について解説しました。とはいえ、このような注意点をしっかりおさえておけばステーブルコインの利便性や可能性が活かせます。
ステーブルコインに限らず、投資をする場合は適切なリスク管理を行ってコスパ良く資産を増やして行きましょう。
ステーブルコインの買い方・おすすめの取引所まとめ
- ステーブルコインとは法定通貨などに価値が連動し価格が安定するように設計された仮想通貨
- 仮想通貨市場の価格変動リスクを減らして海外送金や報酬支払いに使える
- 日本で買えるステーブルコインは「DAI」と「ZPG」の2銘柄
- テーブルコインが購入できる国内のおすすめ仮想通貨取引所3つを紹介
- ステーブルコイン「DAI」の買い方をコインチェックで解説
- ステーブルコインの価格変動やセキュリティなど3つの注意点を紹介
- 初めてステーブルコインを購入するならコインチェックがおすすめ
ステーブルコインは法定通貨などに価値が連動するように設計されているので価格が「ステーブル(安定)」しています!
仮想通貨の価格変動リスクを減らしつつも、ブロックチェーン上で送金や支払いが可能なので次世代のお金として要注目です!
現在、日本の取引所で購入できるステーブルコインは、DAI(主にETHと連動)とZPG(現物の金と連動)です!
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