「レンディングのメリット・デメリットは?」
「金利はどれくらいなの?」
「レンディングにおすすめの取引所を知りたい」
レンディングは、持っている仮想通貨を貸し出すだけで利息を得られるサービスです。
投資の専門知識がなくても始められます。
チャート分析もいらないため、特に初心者やいそがしい人におすすめです。
この記事では、レンディングのメリット・デメリットや各種レンディングサービス比較、税金などの注意点を解説します。ぜひ、最後までお読みください!
- レンディングとは
- レンディングのメリット・デメリット
- レンディングサービス比較6選(取引所別)
- 税金や分別管理について
- レンディングはコインチェックがおすすめ
レンディングを始めたい人におすすめの取引所は、コインチェックです!
使いやすさやセキュリティなど、総合的に評価の高い取引所です。
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仮想通貨のレンディング(貸暗号資産)とは?
レンディングとは、仮想通貨を取引所などに貸し出して利息を得るサービスです。
預けられた仮想通貨は取引所などによって一定期間運用され、利息や貸借料が上乗せされて戻ってきます。
預けているだけで資産運用できるので、初心者やいそがしい人に人気です。
レンディングと似ているサービスにステーキング(※)がありますね。
資産運用のひとつ。持っている仮想通貨を預け、ネットワーク運営に貢献することで報酬をもらう。具体的には、しばらく仮想通貨を預けることで、取引の承認作業を手助けし、その対価として仮想通貨を受けとれる。
ステーキングの場合、「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」(※)を採用した仮想通貨しか対応していません。
その点が大きな違いと言えるでしょう。
ブロックチェーン上で新たにブロックを生成するための、承認システムのひとつ。PoS採用の仮想通貨はイーサリアムやソラナ、カルダノ、ポリゴンなど。
その面では、レンディングは銀行の定期預金と似ており、PoSなどの特殊な技術は関係ありません。
基本的にどの仮想通貨も貸し出せて、「お金」のように運用する点が特徴です。
レンディングを始めるなら、長年ユーザーに愛されているコインチェックがおすすめです!
アプリのダウンロード数は国内最多で、実績も十分な取引所です。
まだ口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会に口座開設しておきましょう。
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さて、次にレンディングのメリットとデメリットを見ていきましょう!
仮想通貨のレンディングのメリット
仮想通貨のレンディングは、銀行の定期預金よりも金利が高いです。
たとえば、大手銀行の一年もの定期預金の金利が0.025%ほどであるのに対し、コインチェックのレンディングは最大で年率5%となっています。
実際どれくらいの利息になるのか、コインチェックの「利用料計算シミュレーター」でシミュレーションしてみました。
通貨の種類:ビットコイン(BTC)
金額:0.01BTC
期間:365日(年率5%)
ビットコイン0.01BTC(約109,700円)を365日間レンディングした場合、年率5%で0.00050005BTC(約5,500円)の利息をもらえます(2024年6月時点)。
以下は、レンディングする数量0.01BTCは変えずに、期間別の利息を比較した表です。
【期間別コインチェック貸暗号資産シミュレーション】
期間 | 金利 | 利息・貸借料 |
---|---|---|
14日間 | 1% | 0.00000378BTC(約42円) |
30日間 | 2% | 0.0000165BTC(約181円) |
90日間 | 3% | 0.0000738BTC(約811円) |
180日間 | 4% | 0.000198BTC(約2,175円) |
365日間 | 5% | 0.00050005BTC(約5,500円) |
やはり、期間が短いと効果は小さくなってしまいますね。
そうですね。ある程度まとまった利息を得るには、長期のレンディングを考えましょう。
仮想通貨のレンディングのデメリット
レンディング中の仮想通貨は、基本的に途中解約ができず、設定した期間が満了するまで引き出せません。
一部の取引所では途中解約が可能ですが、高額な解約手数料が発生し、利息も受け取れなくなります。
なお、途中解約できないことによるデメリットは、主に以下の3点です。
- 急に資金が必要になっても、満期までは引き出せない
- 価格が下落しても、売却や引き出しができないため損失が大きくなるおそれがある
- 値上がりしたタイミングで売却して利益を確定することができない
仮想通貨は値動きしやすいため、価格変動によるリスクは避けられません。
とはいっても、大きく値上がりすれば、それだけレンディングの収益も増えますね。
また、値上がりしたタイミングで売りたいと思っても、そのタイミングを見極めるのは非常にむずかしいです。
むしろ値動きに振り回されず、長期でみれば安定した運用ができるかもしれません。
価格の大きな下落が心配な人は、途中解約ができる取引所を選びましょう。
また、レンディングしたい通貨が今後も大丈夫そうか、自分なりに調べて納得したうえで始めることをおすすめします。
レンディングするなら、ユーザー数が多く、業界で長年の実績があるコインチェックがおすすめです。
レンディングは長期の付き合いになるので、経営的にも安定している取引所を選びましょう!
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仮想通貨のレンディングの注意点2つ
レンディングは手間いらずで、簡単に運用できる方法ですが、いくつか重要な注意点があります。
- レンディングで得た利益にも税金がかかる
- 分別管理されていない
レンディングで得た利益にも税金がかかる
レンディングの期間満了後に利益が発生した場合、所得税の対象となります。
受けとった時点での利息を日本円に換算した金額に対し、税金が課されるわけです。
たとえば、ビットコインのレンディングで年間に0.00050005BTC(約5,500円)の利息を得た場合、この5,500円が課税対象となります。
なお、仮想通貨による利益は雑所得(※)に分類され、年間20万円以下であれば確定申告は必要ありません。
公的年金や副業、仮想通貨などの収入から必要経費を差し引いた所得。
ただし、個人事業主の方や、住宅ローン控除など年末調整の対象外である控除を受けたい方などは、20万円以下でも確定申告が必要です。
分別管理されていない
国内の仮想通貨取引所は、ユーザーの資産と取引所の資産を分別管理するように、資金決済法で定められています。
そのため、たとえ取引所が倒産したとしても、ユーザーの資産は安全に守られます。
ところが、レンディングは分別管理の対象外です。
取引所が倒産した場合、レンディングサービスで貸し出された資産は返ってこないリスクがあります。
レンディングを検討している方にとって、いちばん気になるリスクかもしれません。
取引所の倒産リスクも考慮したうえで、取引所選びは慎重に行いましょう。
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仮想通貨レンディングのおすすめサービス比較
ここでは、国内でレンディングサービスを提供している取引所のうち、おすすめの仮想通貨取引所6社をご紹介します。
金利 | 貸出期間 | 種類(対応銘柄) | 途中解約 | 再貸出(※1) | |
---|---|---|---|---|---|
コインチェック | 最大5% | 2週間~1年間 | 30種類 | × | ○元本と利息 |
GMOコイン | ・ベーシック:最大10%・プレミアム:15%以上 | 1週間~ 3ヶ月 | 27種類 | ○ | ○元本のみ |
bitbank | 最大5% | 1年間 | 38種類 | △(※2) | × |
SBI VCトレード | 最大20% | 募集ごとに固定(※3) | 23種類 | × | × |
BITPOINT | 募集ごとに固定(※3) | 募集ごとに固定(※3) | 23種類 | × | ○元本と利息 |
BitTrade | 募集ごとに固定(※3) | 募集ごとに固定(※3) | 41種類 | × | × |
※1 「再貸出」とは期間満了後に、自動で継続できる機能。取引所によって、元本のみか、元本に利息を加算して継続か、異なる。
※2 公式の「取引ルール」によると、原則は不可。ただし、ビットバンクからやむを得ないと認められた場合、解約手数料5%を支払うことで途中解約できる。
※3 「募集ごとに固定」とは、対象銘柄や貸出期間、金利など決まった条件のもと、その都度レンディングの募集がかけられるという意味。
Coincheck(コインチェック)
取引所 | Coincheck(コインチェック) |
---|---|
レンディングサービス名 | 貸暗号資産 |
対象銘柄 | 30種類 BTC、ETH、ETC、LSK、XRP、XEM、LTC、BCH、MONA、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJ、PLT、SAND、XYM、DOT、FNCT、CHZ、LINK、DAI、MKR、POL、APE、AXS、IMX、WBTC、SHIB、AVAX |
金利 | 最大5% |
貸出期間 | 2週間~1年間 |
途中解約 | できない |
公式サイト | コインチェック公式サイト |
関連記事 | コインチェックの評判 |
コインチェックの「貸暗号資産」サービスでは、30種類もの銘柄をレンディングできます。
ただし、コインチェック側でレンディングできる上限が決まっており、空きがなければ、申請しても承認されない場合があります。
なお、どの通貨を選んでも金利は同じで、貸出期間によってのみ変動します。
14日間 金利 1%
30日間 金利 2%
90日間 金利 3%
180日間 金利 4%
365日間 金利 5%
シンプルな仕組みが好きな人におすすめです!
コインチェックはユーザーに寄り添って作られたアプリなど、もともと使いやすさに定評がありますよね。
初心者には特におすすめできる取引所ですので、ぜひ口座開設してみてください!
\取り扱い銘柄数、国内最大級!/
GMOコイン
取引所 | GMOコイン |
---|---|
レンディングサービス名 | ・貸暗号資産ベーシック ・貸暗号資産プレミアム |
対象銘柄 | 27種類 BTC、ETH、BCH、LTC、XRP、XEM、XLM、BAT、XTZ、QTUM、ENJ、DOT、ATOM、XYM、MONA、ADA、MKR、DAI、LINK、FCR、DOGE、SOL、FLR、ASTR、FIL、SAND、CHZ |
金利 | ・ベーシック:最大10%・プレミアム:15%以上 |
貸出期間 | 1週間~ 3ヶ月 |
途中解約 | できる(解約手数料10%) ※プレミアムは不可 |
公式サイト | GMOコイン公式サイト |
関連記事 | GMOコインの評判 |
GMOコインのレンディングには、以下の2種類のプランがあります。
貸暗号資産ベーシック | 貸暗号資産プレミアム | |
---|---|---|
金利 | 最大10% | 15%以上 |
期間 | ・1ヶ月コース ・3ヶ月コース | 1週間~2ヶ月 |
対象銘柄 | 27種類 | BTC、ETH、XRPのみ |
ベーシックプランはたくさんの銘柄から選べ、少額から始められる点がメリットです。
ただし、金利は1ヶ月コースで1%、3ヶ月コースで3%が基本となっており、プレミアムより低くなっています(最大でも10%)。
プレミアムは「円転特約」という特殊なサービスにより、15%以上の金利が魅力です。
ただし、円転特約ではレンディング後の受け取りについて、「円」か「仮想通貨」か選べない点には注意です。
プレミアムでは、さらに証拠金(担保とする現金)が必要なので、仮想通貨とは別に、日本円も預けないといけません。
とはいえ、15%以上の金利は注目に値しますね!
GMOコインのレンディングに魅力を感じた方は、まずは口座開設してみましょう!
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bitbank(ビットバンク)
取引所 | bitbank(ビットバンク) |
---|---|
レンディングサービス名 | 暗号資産を貸して増やす |
対象銘柄 | 38種類 BTC、ETH、XRP、LTC、MONA、BCC、XLM、QTUM、BAT、OMG、XYM、LINK、MKR、BOBA、ENJ、POL、DOT、DOGE、ADA、ASTR、AVAX、AXS、SAND、FLR、GALA、CHZ、APE、OAS、MANA、GRT、RNDR、BNB、ARB、OP、DAI、KLAY、MASK、IMX |
金利 | 最大5% |
貸出期間 | 1年間 |
途中解約 | できる(解約手数料5%) ※やむを得ないと認められた場合に限る |
公式サイト | ビットバンク公式サイト |
関連記事 | ビットバンクの評判 |
ビットバンクのレンディングサービスは、期間は1年と決まっていますが、金利は募集時期や銘柄、数量によって変わります(0.1〜5%)。
なお、レンディングの募集は毎月のように行われています。
たとえば2024年の6月期は、6月1日~30日が募集期間で、対象銘柄や金利のお知らせが出ていました。
銘柄ごとに上限があるので、募集終了日まえに締め切られる場合がある点に注意です!
募集のお知らせは、1ヶ月おきにメールでも送られてきます。
今すぐ口座開設して、気になる募集があれば、お早めに申し込みましょう!
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SBI VCトレード
取引所 | SBI VCトレード |
---|---|
レンディングサービス名 | 貸コイン |
対象銘柄 | 23種類 BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、DOT、LINK、ADA、DOGE、XLM、XTZ、SOL、AVAX、POL、FLR、OAS、XDC、SHIB、DAI、ATOM、APT、HBAR、ZPG |
金利 | 最大20% |
貸出期間 | 募集ごとに固定 |
途中解約 | できない |
公式サイト | SBI VCトレード公式サイト |
関連記事 | SBI VCトレードの手数料 |
SBI VCトレードの「貸コイン」サービスでは、銘柄、数量、貸出期間、募集時期によって金利が変わります。
さまざまな募集が常に行われており、同じ銘柄でも貸出期間や金利が異なる場合があります。
過去には、ポルカドットの募集で金利20%が出ました。
(条件:貸出期間14日、数量3,000DOT~6,000DOT)
2024年5月には、ジパングコイン金利99%の募集もありましたね。
取り扱い開始記念キャンペーンのためでしたが、SBI VCトレードではたまに驚きの高金利がみられるため、要チェックです!
お得な募集を見逃さないように、まずは口座開設しておきましょう!
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BITPOINT(ビットポイント)
取引所 | BITPOINT(ビットポイント) |
---|---|
レンディングサービス名 | 貸して増やす |
対象銘柄 | 23種類 BTC、TRX、XRP、ETH、BCH、LTC、BAT、ADA、JMY、DOT、LNK、DEP、IOST、KLAY、SHIB、POL、FLR、GXE、ATOM、TON、TSUGT、OSHI、SOL |
金利 | 募集ごとに固定 |
貸出期間 | 募集ごとに固定 |
途中解約 | できない |
公式サイト | ビットポイント公式サイト |
関連記事 | ビットポイントの評判 |
ビットポイントの「貸して増やす」サービスでは、銘柄、金利、貸出期間が決まったコースの中から選択し、最後に数量を決めて申しこみます。
先着順もしくは抽選のため、申し込みが殺到すれば、受付を却下される場合がある点には注意です。
2024年6月には、ゼノ(GXE)新規取り扱いキャンペーンで、なんと金利100%をやっていました!
今後もマイナーな銘柄で、高金利のキャンペーンを打ち出してくるかもしれません。
口座開設して、お得なキャンペーンに備えましょう!
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BitTrade(ビットトレード)
取引所 | BitTrade(ビットトレード) |
---|---|
レンディングサービス名 | 貸暗号資産 |
対象銘柄 | 41種類 BTC、ETH、ADA、XRP、SOL、SHIB、DOGE、SXP、BCH、PLT、BSV、LTC、HT、DOT、ASTR、POL、DAI、MKR、AXS、SAND、ENJ、IOST、XLM、DEP、XEM、BOBA、FLR、ATOM、XYM、ETC、EOS、TRX、JASMY、XTZ、COT、QTUM、OMG、BAT、ONT、LSK、MONA |
金利 | 募集ごとに固定 |
貸出期間 | 募集ごとに固定 |
途中解約 | できない |
公式サイト | ビットトレード公式サイト |
関連記事 | ビットトレードの評判 |
ビットトレードは定期的に「貸暗号資産」サービスの募集を出しています。
銘柄、期間、金利、数量(下限、上限)の情報をもとに、レンディングしたい募集を探しましょう。
なお、それぞれの募集で申込できる総量が決まっているため、受付は先着順です。
2024年5月には、シバイヌ(SHIB)のレンディングが、金利48%という高金利で「特別募集」されていました。
ここ数年で一気に人気が出た銘柄ですが、こういう話題の通貨でキャンペーンをやってくれるのはうれしいですね!
幅広い銘柄でレンディングをやってみたい方は、ぜひビットトレードで口座開設してみてください!
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仮想通貨のレンディングのまとめ
- レンディングとステーキングの違い
- レンディングは銀行の定期預金より金利が高い
- 基本的に途中解約できない点に注意
- レンディングにおすすめの取引所6選
- レンディングの収益にも税金がかかる
- 分別管理されないため倒産リスクがある
- レンディングを始めるならコインチェック
レンディングは、だれもが簡単に始められる資産運用ですね。
保有している仮想通貨を貸し出すだけで、手間をかけずに利息を得られる点が魅力です。
一方で、基本的に途中解約できない、取引所の倒産リスクがあるなど、デメリットにも注意が必要です。
また、税金の存在を忘れないように、確定申告の時期には年間の収益をチェックしましょう。
レンディングはすでにアカウントをお持ちの取引所で始めるのが簡単です。
初めての方や新しい取引所をお探しの方には、コインチェックをおすすめします!
初心者むけの設計やアプリの操作性など、多くのユーザーから信頼されている取引所です。
登録から利用開始まで、最短一日でできるので、さっそく始めてみましょう!
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