今回の記事ではNFTの活用事例を「地方創生」に絞って紹介します!
どんな活動なのか、それによりどんなメリットがあるのかを地方自治体の例に絡めて紹介していきます!
NFTで地方創生を目指したい自治体の方に向けて
NFTで地方創生を考えている自治体の方へ向けてのご案内です。
Web3電子の巻ではNFT×地方創生について考えているが、まず何から始めればいいかわからないといった自治体・企業の方へ向けてカジュアルミーティングからプロジェクト提案まで幅広く対応いたします。
以下のような提案もさせていただくことが可能ですので、気軽にお声がけください。
- NFT×地方創生のプロジェクト提案
- オンラインミーティング
- その土地に合うNFTの活用方法や活用事例の紹介
NFTの地方創生における活用事例17選
- 北海道
- 青森県
- 岩手県
- 秋田県
- 山形県
- 茨城県
- 栃木県
- 群馬県
- 埼玉県
- 神奈川県
- 新潟県
- 富山県
参考:WEB3地方創生ねっと
余市町:ふるさと納税(CNP・マイクリ)
北海道の余市町では、希少なワインの購入権利をNFTとして発行する形でふるさと納税を行なっています。
CNPのキャラクターがワインを持っているアートと、マイクリプトヒーローズというBCGの中で使用できるアイテムを返礼品として提供されています。
3万円〜20万円ほどの幅があるようです!
上士幌町:ふるさと納税(ドローンショー映像NFT)
上士幌のふるさと納税はドローンショー映像NFTで、コロナ禍の十勝を盛り上げたいという思いから開催しています。
映像の内容は、”道の駅かみしほろから撮影した「クリスマスドローンショー」を一部と二部に切り分けた記録映像”です!
寄付額は435万円で出品数は14点となっています。
芽室町:ふるさと納税(CNP)
芽室町のふるさと納税NFTは、CNPとのコラボで行なっています。
実際に芽室町を訪れることで、NFTの絵柄が変わったり、レベルが上がったりする仕掛けを用意しています。
3万円で222種類のNFTを返礼品として提供されています。
夕張市:夕張メロンデジタルアンバサダー
夕張市は、やはり特産品である夕張メロン1玉の配送権利をNFTとして販しました。
その他にも夕張メロンのデジタルアンバサダーとしてアンバサダー同士のコミュニティ参加権利、オンラインイベントへの参加権利などが付与されます。
888個限定で0.07ETHでの販売となります。
当時の価格では約14,000円ほどで、1ウォレットにつき20個まで購入が可能となっています。
青森市:ふるさと納税(ねぶた祭り観覧席+NFT)
青森市では、国内最大級の祭りであるねぶた祭りの原画データ・3Dモデルのデータなど、作成段階に使用されておたものを返礼品として取り扱っていました。
その他にもねぶたの原画と有料観覧席のペアチケットも返礼品として存在します。
紫波町:Web3タウン推進発表
紫波町では、Web3タウン推進発表をしています。まずWeb3タウン推進というのは町民参加型の自治体運営手法のことです。
簡単にいうと、街の自治体の運営に十人が参加できるということですね!
紫波町では、それを住民の対象ではなくNFT保有者を対象にして行なっています。
ふるさと納税NFTやデジタル住民票NFTとして地方創生に取り組んでいます
大館市:ふるさと納税(ハチ公生誕祭)
大館市はふるさと納税の返礼品として、ハチ公の生誕100年を記念したデジタルアートと、オリジナルの日本酒セットを提供しています!
オリジナルのアートを公募しているため、大館市とNFTの強みを生かして浸透させる気持ちが伝わってきますね。
1セット6万円で、現在は35点となっています。
西川町:デジタル住民票NFT
西川町はデジタル住民票NFTを販売していました。
そのデジタル住民票は、西川町の人口4,732人に対して13,440個の購入需要があり、注目を集めました。
デジタル住民票所有者は以下のサービスを受けることができます。
(1)水沢温泉館・大井沢温泉館の入浴料無料(町内在住者を除く)
(2)保有者限定オンラインコミュニティ・メタバース空間での交流
桜川市:ふるさと納税(アート+蜂蜜+コーヒー)
桜川市では、四季折々になる桜川の景色を、PRポスターとしてNFTを返礼品に追加しています。
蜂蜜と蜂蜜と焙煎コーヒーとこのデジタルアートをセットで返礼品としています。
益子町:ふるさと納税(アートNFT)
益子町の返礼品として伝統工芸品である益子焼をイメージしたアートを100点出品しました。
それと箸置きのセットで返礼品としています。
目的は益子焼の復興支援となっており、売上の一部が益子焼関連へのプロモーション拡充に当てられます。
前橋市:御朱印NFT
前橋市では神社などでもらえる御朱印をデジタルアート化して頒布しています。
参拝した人がQRコードを読み取ることでデジタル上にそこに訪れたことを証明できるようになります。
秩父郡横瀬町:NFTアート売上で自律的な町作り
横瀬町ではNFTアートを販売し、世界中から資金を集めて街を持続可能にすることを目的としています。
自律的な街を自分たちで作るためにNFTを活用している事例の一つです。
横瀬町は他の都市に比べて人口も少なく情報格差もあります。消滅可能性都市の一つでもあるため、そのさまざまな課題を解決するために行なっているプロジェクトと言えます。
藤沢市:ふるさと納税(NFTアート)
SHONAN NFT アートコンテストで受賞した5作品と藤沢の観光名所「江ノ島」にある対象の施設を無料で利用できる招待券がセットで含まれているNFTを返礼品としています。
地元で活動しているクリエイターへの還元や、地域活性のもとから成り立っています。
山古志村:電子住民票(Nishikigoi NFT)
山古志村では、電子住民票となるNishikigoi NFTを発行しました。
このNFT所有者をデジタル村民と呼び、山古志村の良さ出会った人と人との繋がりを補う地域活性化を目指しています。
コロナ禍で人と人との繋がりが減少していた山古志村では、バーチャルでも人・モノ・お金・情報の集まるコミュニティを形成することを目標の一つとしています。
新発田市:META田植え
新発田市では、メタバースでの田植えを体験できるメタバース田植えを開催しています。
新発田市の田植えをして、そのまま育てるという作業を半月かけて行います。参加者には山頂で撮った集合写真がNFTとなり、新潟県産のお米が届くというリアル×メタバースを体現する取り組みです。
氷見市:ふるさと納税(NFTアート写真)
まちづくりNFTアートとして氷見市では、氷見市の写真家である北条巧磨さんの撮った氷見市の風景をNFTアートとしてふるさと納税の返礼品となっています。
これらはただのNFTではなく、転売・譲渡不可能なSBT(Soul Bound Token)を配布することで価値を毀損しない仕組みとなっています!
南砺市:南砺市彫刻刀NFT
南砺市彫刻刀NFTは、彫刻刀NFTを購入すると購入した彫刻刀NFTを作成した親方を確認することができます。
毎年1月に体験チケットがNFTで発行されるので、それを使用して職人の工房へワークショップに参加することができます!
NFT 地方創生 まとめ
再度NFTで地方創生を考えている自治体の方へ向けてのご案内です。
Web3電子の巻では、NFT×地方創生について考えているがどうすれば良いかわからないといった自治体の方と是非お話したいと考えております。
以下のような提案をさせていただくことが可能ですので、気軽にお声がけください。
- NFT×地方創生のアクセラレーションプログラム提案
- オンラインミーティング
- その土地に合うNFTの活用方法
また、まだNFTを購入された経験がない方は「NFTの買い方」「おすすめのNFTマーケットプレイス」の記事を合わせてご覧ください。