NFTを使って詐欺行為をしている人が目立つため、NFT=詐欺のイメージが強い人もいると思いますが、NFT自体が詐欺な訳ではありません。
本記事ではその詐欺事例と対策を皆さんにお伝えします!
私たちも、せっかく皆さんにご縁があって届いたShinoViのNFTがスキャマーに取られるのは悔しいので、ぜひ最後まで読んで詐欺の手法と対策を知っておきましょう!
寿忍もみんなスキャマーに盗まれないように努力するが、最終的にはこの記事を読んでいるみんなの力が必要だからな!
しっかりと読んで寿忍やShinoViの仲間達、そして持っているNFTを守ってくれ!
- NFTの詐欺に遭うとどうなるか
- 高額のNFT購入促進には注意しよう
- 詐欺の手口や実際にあった事例7選
- NFT業界で話題になった詐欺3選
- NFTの詐欺対策のおすすめツール
- NFTの詐欺に合わないような心掛け3選
なお、NFTの購入には仮想通貨が必要になります。
まだ取引所の口座を持っていないという方はぜひこの機会に各種手数料が無料で、初心者にとっても使いやすいコインチェックにて口座開設しておきましょう。
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NFTの詐欺に遭うとどうなる?
NFT詐欺って実際に被害の例としては何があるか知らない人もいると思うので、知識として蓄えておきましょう。
知ってるよ!っていう人も新しい事例が増えている可能性もあるので、一度目を通しておきましょう!
NFTを盗まれる
まずNFT詐欺と聞いて浮かぶのはシンプルにNFTを盗まれることです。
これはウォレットを操作する必要はありますが、スキャマーはそのウォレットを操作するためにあの手この手を使ってきます。
自分のウォレットにスキャマーが侵入して操作し、スキャマーのウォレットアドレスに勝手に送付されているという状態になって盗まれてしまいます。
実際にこれが一番多い被害で、プロジェクトにも影響が出てしまうために問題視されていますが、対策としては個人に任せるしかないので皆さんの対応が大事です!
高額なNFTを購入させられる
これはNFT以外でも、トークンや美術品などでもよく見られる手法ですね。
なんでもないただの壺や中身のないトークンなどに対して「絶対上がるから買っておいた方が良いよ!」等の謳い文句でセールスをしてくる人には要注意です!
NFTも同じことで、価格が絶対に上がるプロジェクトというのは存在しません。現在のNFTは運営の実績や進捗が評価されて、未来があると思われたプロジェクトの価格が上がっていく傾向ですので全く中身のないNFTの価値が上がることはありません!
そしてこれから当たり前のことを言います。
なんでもないNFT=どうあがいても本当になんでもないNFT
これは本当に真理なので頭の中に置いておいてください。
そして同じような状況になった時に絶対に思い出してほしいです。
MetaMask内のトークンを盗まれる
MetaMask内のトークンを盗まれることもよくある被害の一つです。
MetaMaskの中でNFTとトークンを保管している場合は、NFTとともにイーサリアムなどもスキャマーのウォレットへ送付されてしまいます。
トランスファーなので、ガス代の関係でイーサリアムが抜けれるのは最後になります。
その間にトランスファーに気付ければ被害は小さく収めることができますが、気付く前に全て抜かれてしまうケースの方がほとんどです。
NFT詐欺の手口・事例7選
- 偽のMINTサイトから情報を取得
- 偽のプロジェクトサイトから情報を取得
- フリーミントを装って情報を取得
- MetaMaskやOpenseaのサポートを装って連絡してくる
- TwitterのDMからフィッシングサイトへ流される
- Openseaの偽コレクションを購入させる
- 勝手にコレクションにNFTが送付されている
よくある手法をまとめたよ!
多分出そうと思えば無限にあるんだろうけど、全員に共通して触れる可能性があるのはこれくらいかな!
偽のMINTサイトから情報を取得
MINT前プロジェクトが、ホワイトリスト確認のためにサイトを前持って公開することがあります。
そこに合わせてスキャマーが偽のMINTサイトを公開し、ユーザーにアクセスさせてウォレットを接続させます。
ウォレット接続を承認してしまうと、コントラクトを自由に書き換えることができる承認をしてしまうので絶対に承認する前に確認をしましょう!
「コントラクトを自由に書き換えることができる承認」にもし承認してしまうとウォレットを乗っ取られてしまいます。
簡単にいうとハッキングされている状態となんら変わらなくなります。
気を付けすぎても足りないくらいの感覚で厳重警戒しましょう。
偽のプロジェクトサイトから情報を取得
こちらはさっきのMINTとは違い、シンプルに新しいプロジェクトを装うか既存のプロジェクトの公式サイトを装ってサイト接続を促してきます。
こちらもMINTサイトの時と同様に、ウォレット接続を承認してしまうと、コントラクトを自由に書き換えることができる承認をしてしまうので絶対に承認する前に確認をしましょう!
最近はプロジェクト運営側のTwitterアカウントでリンクツリーを使用したり、DiscordでOfficial Linksチャンネルを作成しているのでこの手法も減ってきました。
しかし、忘れた頃にスキャムの被害が訪れる可能性は大いにあるので、ここで頭に入れておきましょう。
フリーミントを装って情報を取得
新しいフリーミントや、他のプロジェクトのフリーミントを装ってサイトに接続させる手法です。
これはフリーミントが流行っている最近のNFT市場全体を引っ掛けようとしているので、全員が気をつけてリテラシー高める必要があります。
フリーミントから価格のついたNFTもあります。夢を見ている人たちはすぐに食いつくだろうと考えているのでしょう、MINTの前にしっかりとプロジェクトについて調べて公式サイトのリンク以外は触れないようにしましょう。
格安ミントやフリーミントは確かに流行っている方法ですが、何でもかんでも参加しようと思うのはやめましょう。
特に既存のNFTで言えばCNPの派生としてフリーミントを行うスキャマーはかなりの数存在するので、これからCNPなどに参入しようと考えている方は気をつけましょう!
サポートを装ってメールアドレスにメールさせる
「MetaMask」や「メタマスク」「opensea」などとツイートすると、そのツイートに上記のようなアカウントが大量にリプを送ってきます。
一見MetaMaskのサポートが連絡してきたのかな?と思いますが実際はただのスキャムです。絶対に無視しましょう。
最初は「Show」を押さないと見えないようになっていると思います!
もしそうでなくてもわざわざリプ欄からやり取りをする必要はありません。
MetaMaskの公式アカウントからサポートへ連絡しましょう。
TwitterのDMでフィッシングサイトへ流す
TwitterのDMからプロジェクトのモデレーターへの勧誘や、NFTプロジェクトを装って送金させるフィッシングサイトへ流してくるアカウントがあります。
よくわからないプロジェクトから急にモデレーターのお誘いが来たら、そのプロジェクト自体を疑うべきです。
日本人のモデレーターが欲しいとか言われますが、直接的な関係を築いていなければ無視しましょう!
過去には著作権を侵害している作品があるからすぐに削除してと急にDMが来ることもあったそうです。
どの作品かを聞くとフィッシングサイトのリンクへ巧みに誘導してくるのだとか。スキャム慣れしていない日本人を狙ってくることが多いそうなので気をつけましょう!
Openseaで偽コレクションを購入させる
著作権フリーの作品やまだ認知が行き届いてない穴場のプロジェクトなどには要注意です。
Opensea高銀院のプロジェクトであることを証明するブルーチェックが導入されてからは減りましたが、まだ認知の浅いプロジェクトは承認が降りるのに時間がかかる場合もあります。
購入する前に表示されているステータスをちゃんと確認しましょう。
Openseaに表示されている赤い枠の中のステータスの中から、少しでも違和感のあるものがあれば一旦他のコミュニティメンバーや運営に聞いてみるのが一番です!
勝手にコレクションにNFTが送付されている
久しぶりにMetaMaskを見ていると、見覚えのないNFTが非表示リストNFTリストの中に入っていることがあります。
そのNFTには絶対に触れないでください!
NFTを見ようと触れただけでウォレット認証させようとすることもありますし、ウイルス侵入のきっかけにされることがあります。
DMでファイルを送り、解凍させることの他にもウイルスを侵入させるきっかけを与えてしまいます。
見かけないNFTがあったらそのNFTについて調べ、スキャムっぽいと少しでも感じたら絶対に触らないでおきましょう!
その後予備のメタマスクアカウントを作成して、そちらに資産を移すのが今のところできる最大の対策です!
対策方法が分かった方は まずはコインチェックでの口座開設から始めてみましょう!
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NFT業界で話題になった詐欺【国内】
- CNPスキャム
- DigiDaigaku公式リプライ
- 謎包まれたETH流出
CNPスキャム
CNPではおなじみのイケハヤさんがずっと注意喚起していたスキャム被害ですが思った以上にすごかったようです。
誰かから盗んだNFTをリストに出し、それを買い上げてもらって利確する。その人のアドレスにエアドロップと称してCNPのNFTを送付し、触って承認させるとまたウォレットからCNPが抜かれる。
といったかなり計画的な反抗の可能性があったようです。
一時期CNPのスキャム被害すごかったね…
その頃に比べれば落ち着いたけど、それでも30体以上は盗まれていて収束するまで結構大変だったみたい。
価格帯が高いだけに盗まれた人は悔しかっただろうね。
あの時はまだ全体のリテラシーも低かったし、逆にCNPのおかげでみんな警戒心高まったとも言えるけど運営者側からしたらたまったもんじゃないね。
今考えても計画的でかなり悪意のあるものだったと思う。
DigiDaigaku公式リプライ
あのNDigiDaigakuの公式風リプライによるスキャム被害は、かなりの人がやられたのではないでしょうか?
公式アカウントと同じアイコン、それなりのFFの数、そしてブルーチェックなど巧妙に仕組まれておりスキャムがいるという前提で見ていないと気付かないような罠でした。
スーパーボウルに向けたフリーミントの期間もそうでしたが、DigiDaigakuはホワイトリスト確認用のURLをリプ欄に貼りまくるスキャムの数が異常に多かったです。
NFT王子も色々な人とAMAしたり、NFTGoの公式アンバサダーもやっている人だからリテラシーも高い人なんだよね。
それでも意識外からスキャムが来ると防げないものだから、スキャムって本当に許せないよね。
まぁ対策としてはスキャム発見用のツールとかを組み込むのが一番だけど、スマホとかだと難しいよね。
根本の意識からみんなで変えていけると良いかな!
謎に包まれたETH流出
これは本当に謎に包まれている事件で、2022年の12月以来MetaMaskから5000ETH以上の資金が抜き取られているという指摘がされています。
しかも、最近のNFT業界に入ってきたユーザーを狙ったものではなく、フィッシングサイトや詐欺行為からの流出ではないとのことです。
実は2014年~2022年にかけてクリプトを触っている熟練者からの流出だということもわかっています。
これらはDeFiに繋いだことのあるウォレットが問題なのではと言われ、MetaMaskのハッキングではないとされていました。
実際MetaMaskには問題ないと思われますが、原因はいったいなんなのか未だわかっていません。
自分のウォレットに仮想通貨やNFTを入れておくことが不安だという方は取引所のウォレットに入れておくことも一つの手です。
コインチェックのような国内の取引所であれば、金融庁からのライセンスも付与されていて、安心して保管する事ができます。
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NFT詐欺対策におすすめのツールや心がけ
- NFTの詐欺対策【心がけ】
- 英語のDMには関わらない
- botのリプライには反応しない
- MetaMaskの予備アカウントを作る
- 【超重要】一度全てを疑う
- NFTの詐欺対策【拡張機能】
- Pocket Universe
- KEKKAI
NFTの詐欺対策【心がけ】
英語のDMには関わらない
NFTに関連するツイートをしていると、TwitterのDMで外国人のアカウントからよくメッセージが届きます。
内容はさまざまですがNFTに関するおいしい話をしてきます。
急に接点のない海外のアカウントからDMが来たらまずは絶対にこのアカウントはスキャムだと思い込みましょう。
そもそも日常で急によく知らない人からDMが来たら一旦誰だ?ってなりますよね。
それがなぜかNFTのことでのDMだと違和感を覚えなくてそのまま会話をしてしまう人がいるんです。
有名な海外のファウンダーや、インフルエンサー、その部下の人たちが何もないのに急に日本人のあなたにDMするうまい話なんてものはないと思い込みましょう!
botのリプライには反応しない
MetaMaskやOpenseaなどの単語に反応して大量のリプを送ってくるアカウントが存在します。
この作業はbotが行っているので要注意かつ絶対に反応しないようにしましょう。
大体MetaMaskやOpenseaのサポートを装ってきます。
〇〇@〇〇のメールアドレスにメールを送信してくださいみたいなリプライが飛んできますが、全て無視してください。
本当に助けがいる時は、MetaMaskとOpenseaのサポートに直接連絡することをお勧めします。
また、ぜひ「NFTはやめとけ?」の記事も併せて確認してみて下さい。
MetaMaskの予備アカウントを作る
できれば違うメールアドレスでMetaMaskの予備アカウント作成を行いましょう!
もしも自分のウォレットがスキャム被害に遭っていることに気づいたら、即座に予備のアカウントに残りのNFTやイーサリアムを送付できるように予備のアカウントは必須です!
MetaMaskの登録は一瞬でできるものではないので、少しでも時間を無駄にしないためにもあらかじめ作っておくことをおすすめします!
一度全てを疑う
できそうで意外とできないこの心構えは、まだリテラシーの高まりきっていないNFT業界では鉄則です。
前ほどカモにされていませんが、NFTやクリプト業界は詐欺の温床になっている傾向にあります。
まずは一度踏み込む前に全てを疑うことから始めましょう。
詐欺かそうではないかの判断が難しい場合は手を出さないことが賢明です。
“Do Your Own Research”は徹底しましょう!
NFTやクリプト業界ではラグプルなどの資金持ち逃げが頻発している業界です。
自分の資産を自分で管理するWeb3業界だからこそ、自分の資産を大切に思い守る上では一度全てを疑うくらいの気持ちでいることをおすすめします。
NFTの詐欺対策【拡張機能】
Pocket Universe
おすすめ拡張機能の一つ目はPocket Universeです!
この拡張機能はメタマスクをサイトに接続するときに、詐欺サイトの疑いがある場合に警告をしてくれるツールです!
メタマスクのようにChromeで拡張機能として使用できるので簡単に使用することができます。
このようにスキャムの可能性が高いサイトに関しては警告してくれます!
KEKKAI
NFT詐欺におすすめのツール2つ目はKEKKAIです!
MetaMaskで取引をする時にKEKKAIが先にシミュレーションしてくれます!
その時に危険性の高いものだったり、自分の資産が抜かれるような危険性を教えてくれます。
気付かぬ内の詐欺取引を防いでくれるといったことから、フィッシングサイト詐欺に対して有効と考えられます!
なお、NFTの購入先については「おすすめのNFTマーケットプレイス比較」の記事で詳しく解説しておりますので本記事と合わせて是非ご確認下さい。
NFT詐欺対策 まとめ
- NFT詐欺の手法や手口
- NFT詐欺に遭うと何をされるか
- NFT詐欺は既存の防ぎ方と変わらない
- 結局はその人自身の心がけで防ぐしかない
- NFT関連の連絡やプロジェクトは一度疑う位慎重に関わる
NFT詐欺の防ぎ方は色々あるけど、結局その人の意識次第です!
Web3は自分で資産を管理することができますが、その分盗られた時は全て自己責任になってしまいます。
スキャム被害に遭うとNFTに対してのモチベーションが下がってしまうこともあります。
“DYOR”を徹底しましょう。
かなりNFT詐欺について厳重に注意していますが、ずっとNFT詐欺に囲まれているわけではありません!
詐欺にあっている人が、注意喚起をしっかりと発信しているから大事のように思えますが、普通に過ごしていたらスキャムに遭うことの方が稀です!
詐欺だけでNFTを触ることが怖いと思っている方がいたら、この記事の対策を学んだ上で触れば大体の詐欺は防げます!
怖がらずにNFTを購入してみてください!
NFTの購入に必要となる仮想通貨はぜひコインチェックで購入しておきましょう!
各種手数料が無料で、少額からNFTを始めることが出来ます!
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