この記事ではシノビンとモノギが東映アニメーションと協業しているStrata社のDenDekaDenについて解説してくれるでござる!
はっきり言ってしまうと、この記事は同業者必見だと思います!
マーケティング方法がかなり独特で参考になると思いますし、海外勢を取り込んでいることなども強みです!
マーケティング力だけでなく、コミュニティ維持のための参加型イベントの開催や暗号的な要素まで幅広く対応しており、ホルダーを飽きさせない工夫が施されています!
- DenDekaDenの特徴
- DenDekaDenの参加型イベントについて
- DenDekaDenと海外のインフルエンサー
- DenDekaDenの価格推移とマーケティング
- DenDekaDenの今後の展望は?
参考:note
DenDekaDenとは?
要素 | DenDekaDen |
---|---|
Opensea | おみくじNFT |
公式Twitter | mico |
ファウンダー | Salary |
公式HP | https://www.dendekaden.com/ |
フロアプライス | 0.4049ETH |
供給量 | 756 |
取引量 | 約4,795ETH |
最高価格 | 5ETH |
DenDekaDenはStrata社と東映アニメーションが協業で運営しているNFTプロジェクトです!
日本で6位の取引量を誇るプロジェクトで、海外のインフルエンサーやBAYCの鯨ホルダーも参入しています!
特徴的なファンダの出し方をしていますし、おみくじNFTに関しては供給量が少ないというのはありますがフリーミントから5ETHまで伸びています。
といったことからDenDekaDenは魅力的に見せる力が高いのだと考えられます。
DenDekaDenの特徴7選を全て紹介
- 7種類の精霊に個性が宿っている
- 参加型イベントがとても重要
- 東映アニメーションが関わっている
- 海外の有名なNFTプレイヤーも保有している
- フリーミントから5ETHまで上昇した
- 次のジェネラティブ作品のAL
- マーケティングが独特
7種類の精霊に個性が宿っている
DenDekaDenには7種類の精霊がいるという設定です。
1人の精霊につきそれぞれ108枚のおみくじが用意されており、そのおみくじが108枚ミントされると精霊が人の形になっていくという仕組みでした。
以下が7人の精霊とそのTwitterアカウントになります。
運営としてではなく、それぞれの精霊としてアカウントを運営しているので個性が出ていて面白いですよ!
参加型イベントがとても重要
DenDekaDenは参加型イベントが、ALの配布やGiveawayに繋がるのでとても重要です!
中でも一番盛り上がったのは、えびす祭りと呼ばれるクイズと迷路両方の正解者に好きな精霊のおみくじNFTをプレゼントするという内容のものでした!
他にも電殿神戦(でんでかせん)と呼ばれる精霊同士で戦うトーナメントや、リツイート・いいねなどで簡単に参加できるイベントも開催しています!
DenDekaDenは思わぬところにプレゼント条件が隠されていたり、企画されているので参加型イベントはとても重要であると考えられます!
東映アニメーションが関わっている
DenDekaDenが有名な理由の一つとして、SLAM DUNKやワンピースを担当している東映アニメーションが参画していることが挙げられます!
ホルダーやコミュニティは東映アニメーションが最初から参画していたことを知っているわけではなく、途中からリリースが出されたということが驚きです。
しかもセール後1ヶ月経ってからリリースが出ているので、ホルダーはとても嬉しかったはずです!
海外の有名なNFTプレイヤーも保有している
主に価格に影響を及ぼした海外のインフルエンサーは4人です!
- DegenSpartan氏
- アトザ氏
- Zeneca(ゼンネカ)氏
- dingaling氏
今のところは以上の4人のみですが4人とも熱量が高く、特に最後のdingaling氏は32枚の鯨ホルダーです。
4人とも大物なので、絡んだだけで価格に影響を及ぼしますし、この方達と東映の影響で一時期5ETHまで価格を上昇させました。
価格だけでなくその方達も注目しているプロジェクトという未来ある評価もされるので、この4人の参入は良い影響だったと思います。
フリーミントから3ETHまで上昇した
実はDenDekaDenのミント価格は0ETHです!
おみくじNFTですので、大吉や大大大吉などのレアリティも含まれています。
そこまでのレアリティに関しては、0.07ETH払わないと出現しない設定となっています。
そこから東映・海外のインフルエンサーや、ブルーチップとのコラボによって資金枯渇を予防する徹底ぶりから、3ETHまで価格をつけました。
このマーケティング力こそがDenDekaDenの強みだと言えます!
次のジェネラティブ作品のALとなる
これも後から正式なリリースが出たものですが、おみくじNFTはDenDekaDenの最初のNFTというだけで、次のコレクションのALとしての役割も兼ねています。
次のコレクションというのはSpirit Keyです!
アートとしてのNFT作品は第2作のSpirit Keyだと思いますが、価格として価値があるのはおみくじNFTですので、今後それぞれがどういった立ち位置で存在するのか注目していきたいですね!
マーケティングが独特
発信の仕方が独特かつミステリアスで、場合によっては少し頭を使うこともあるので頭に残りやすいです。
実はおみくじNFTのとき一部のAL配布時に条件は伝えられておらず、”伝播スルモノ恵マレリ”というメッセージのみでした。
後から特定のツイートを拡散することだと発表があったようですが、販売したい側からすると、ALは少しでも多くの方に届けたいので条件は分かりやすく設定するのがセオリーです。
これだけ見るとかなり強気な戦略にも見えますが、コンセプトを貫いていますし、かなりストーリーや設定を細かく設定していることがわかります!
どちらにせよマーケティング力が高いかつ独特と言えます!
【同業者必見】DenDekaDenのマーケティング
- コラボ先を豪華にする
- 海外の有名なプレイヤーたちに購入してもらう
- DeganSpartan氏が購入し、ツイート
- アトザ氏が購入する
- Zeneca氏の購入を広める
- 極め付けに東映アニメーションのリリース
コラボ先を豪華にする
DenDekaDenは運営の繋がりかは分かりませんが、AL配布やコラボGiveawayなどのコラボ先はいつも豪華です。
Azuki/BEANZコミュニティやDigiDaigakuなど、ブルーチップ含めた有名なプロジェクトたちともコラボしています!
AL配布のコラボなどもあり細かく価格に影響はしませんでしたが、コミュニティの人数や認知度、期待感が確実に高まっていました!
海外の有名なプレイヤーたちに購入してもらう
海外のWeb3系のインフルエンサーたちが購入していることが、確実に価格に影響を及ぼしていました!
主な価格変動の要因となった方達をまとめたのでご覧ください!
1.DeganSpartan氏がミントし、自らツイート
これにより価格は0.3~0.5ETHまで上昇しています。
2.アトザ氏が購入し、自ら宣伝ツイート
最近日本でも有名なアトザ氏がDenDekaDenの詳細をツイートすることで一気に火が吹きました!
そのツイートの中には「Bought many around 1 ETH price」の文字もあり、かなり入れ込んでいることがわかります!
これで価格は上昇傾向に転換し、0.8ETHほどまで急上昇しました!
Zeneca氏の購入を広める
Zeneca(ゼンネカ)氏が6個購入して、市場は今までになく盛り上がりました。彼からの発信はないようなのでサイレントで購入したみたいです!
アトザさんがホルダーに知らせたので、さらに加速したようにも思えます!
その後価格は2ETHまで上昇し続けます!
極め付けに東映アニメーションのリリース
数々の有名海外勢の参加がありましたが、DenDekaDenはここで終わりませんでした。
2月3日に東映アニメーションと協業する旨のリリースがでて、価格は一気に3.2ETH付近まで突き抜けます。
海外勢の参入で一時期2ETHまで上昇しましたが、その後0.9ETH付近で推移しておりかなり低迷している時期にビッグファンダを投入しています。
一度上げた価格をもう一度突き抜けさせるという、綺麗な筋道を作っているので効果的だったと言えます。
DenDekaDenの今後の展望
- 新しいジェネラティブアート
- アニメ展開
- 更なる海外インフルエンサーの参入
新しいジェネラティブアート
一時期0.16ETH~0.29ETHと発表があった新コレクションのsprit keyでしたが、ミントプライスが高すぎてフルミントできないと考えた人が手放すことが多かったようです。
そのため売りが加速して、おみくじNFTが0.6ETHまで価格を落としました。
その後運営から0.07777ETHへの価格調整のアナウンスがあり1.3ETH付近を前後しました。
Spirit Keyは現在ミント割れしていますが、アートの側面ではおみくじNFTよりも価値があると思うので、今後の棲み分けがどうなっていくのか楽しみなところです!
アニメ展開
他のNFTプロジェクトのようなIP系とは少し違いますが、コンセプトや設計的にもアニメ展開やショートムービー化しやすいキャラクターが揃っていると思います!
しかも東映アニメーションが参入していますし、アニメ化まで行くかはまだ未知ですが何かしらの映像化はあるかもしれません。
その時に価格がどう動くかであったり、視聴権限などがNFTに絡んできたらとても良い動きになるのではないかと考えられます!
更なる海外インフルエンサーの参入
今までのDenDekaDenを見ているとやはり一番効果的な価格のパンプは、ブルーチップとのコラボや海外インフルエンサーの参入でしょう!
主戦場がやはり日本なので、日本よりも進んでいると言われている海外のインフルエンサーが参入してくると資金が流れてきますし未来があると思えます!
海外のインフルエンサーはそれほどまでに影響力があるので、今後の展開にも入ってくるのではないかと考えられます!
とはいっても今までの参入が意図的ではなく、インフルエンサーたちが個人的に目を付けた可能性が大いにあるので可能性は未知数です!
DenDekaDenとは まとめ
- DenDekaDenは情報発信の仕方が上手い
- DenDekaDenはマーケティングが独特
- DenDekaDenは海外のインフルエンサーも目をつけている
- DenDekaDenは今後2作目と1作目の立ち位置が大事
DenDekaDenは運営チームのマーケティングがうまく、価格の変化に対してしっかりとした裏付けが存在することが一番のポイントだと考えられます!
海外インフルエンサーも目をつけているプロジェクトですし、東映も参画していますから、長期的に見ても体力のあると考えて良いのではないでしょうか?
気になった方はOpenseaで購入してみましょう。