今回はDoodlesという海外のプロジェクトについてシノビンとモノギが解説するでござる!
今回は元々Crypto Kittiesの運営に深く関わっていたメンバーが運営している、Doodlesの今後の展望や特徴、最近の価格について触れていきます!
Doodlesは多くの著名人も保有している過去があり、VCでの資金調達やファウンダーの発言などで度々大きな動きを見せるプロジェクトです!
たまに国内よりずっと過激な動きを見せるので、最後までぜひご覧ください!
- Doodlesの特徴
- DoodlesはどんなNFTプロジェクト?
- Doodlesの運営チームについて
- Doodlesの価格に対するファウンダーの意見
- Doodlesの今後の展望を勝手に予想
- Doodlesを保有した過去がある著名人
Doodlesの基本情報を解説!
Doodlesはコミュニティドリブンを掲げた10,000体のジェネラティブNFTを発行しているプロジェクトです。
NFTにとどまらず新たなブランドになることを意識しており、DAOの要素を取り入れています。
ホルダーに売上を還元したり、1Doodlesにつき1つ投票権を付与したりとDAOに近づこうとしている意思がかなり見えます。
2021年の10月にセールを行い、5分で完売しました。
当時のセール価格は0.123ETHでしたが、今では2ETHを前後して落ち着いています。
一時期20ETH近いの格で取引されたこともありましたが、今では少しずつ価格が落ちついてきている印象です!
Doodlesの主な特徴3つ紹介!
- ホルダーはプロジェクトの重要な意思決定に参加できる
- 音楽×ジェネラティブNFT
- 運営チームの強さ
ホルダーはプロジェクトの重要な意思決定に参加できる
Doodlesのホルダーはプロジェクトの重要な意思決定に対して、1Doodles1票の投票権を持っています!
DEXのガバナンストークンのような役割もあるということですね!
コミュニティドリブンを掲げているDoodlesならではのユーティリティです!
Doodlesはコミュニティ運営や貢献度に応じた報酬もあるため、分散型コミュニティとしてかなり完成度が高いと考えられます!
音楽×ジェネラティブNFT
2022年の1月にリリースされたSpace Doodlesと呼ばれる5秒間の宇宙船が飛ぶアニメーションと、5秒間の音楽が合わさっています。
こういったNFT何かを掛け合わせることのできるプロジェクトは、資金力や優秀なクリエイターがいないとできることではありません。
その点DoodlesはDAOでもあるため、かなりバランスの取れた良い運営チーム・コミュニティだと言えるでしょう!
運営チームの強さ
Doodlesは運営チームのうち2人が、2020年にブームになったCryptoKittiesのプロジェクトに参加しています。
チームリーダの経験もあるブロックチェーンエンジニアのpoopieが運営に入っていることも、期待値が高い理由の一つでしょう!
コミュニティドリブンを掲げているとはいえ、初期の軌道に乗るまでは運営の手腕が問われます。そこに実力のある運営チームがいれば安心して参加できるという方もいると考えられます!
結局のところ初期段階では運営チームの優秀さは大事なので、その点においてDoodlesは力を発揮していると言えるでしょう!
Doodlesの価格が急落した理由とは
- 下落の原因予想
- それに対する運営の意見
下落の原因
実を言うとDoodlesの下落の原因はこれといって突出したものはありません。
NFTに対する全体的な過熱感がとれたというのもありますし、VCからの多額の資金調達によって跳ね上がった価格が戻ってきているという見方もできます。
IRLはそれなりに行われているようですが、他のプロジェクトと違ってあえて具体的なロードマップがないので、一度価格が落ちてしまうとどう取り返すのか不安になるユーザーも多いのではないでしょうか?
ただ、原因が解明できていないということは、致命的な原因がないということでもあるので逆に安心できるという考え方もあります。
この動きをどう考えるかは自分自身ですが、プロジェクト崩壊に直結するような下落ではないのでは…?と個人的には思っております!
それに対する運営の意見
一時期20ETH近くの価値をつけたのですから、2023年3月の下落に対して流石にホルダーから「フロアプライスをなんとかしてほしい」という意見があったようです。
それに対するDoodles運営「poopie」の意見がこちらです!
なんとも強気な意見と言えます。 が、言っていることはわからなくもありません。
フロアプライスのために運営が頑張り続けるのもおかしな話ですし、元々はコミュニティの結束力をウリにしているプロジェクトです。
だからと言ってフロアプライスを蔑ろにして良いわけではありません。
運営目線としては、どうにかしてと頼むのではなく、一緒になんとかしようという意見が欲しいのでしょう。
ホルダーの意見もコミュニティの意見も両方わかると言えばわかります。
Doodlesで過去話題になったこと
- 1つのDoodlesが1億円以上での取引
- 著名人のDoodles所有
- Doodles運営がVCで78億円調達
1つのDoodlesが1億円以上での取引
Doodlesで話題になたものといえばやはり、単発で1億円以上の値がついた取引がされたことがあげられるでしょう!
購入者は「Pranksy」という方で、購入されたDoodlesは特性がゴールドエイプと言って1/10000体しかない特性のDoodlesでした。
購入した方のアドレスはこちらです。
https://opensea.io/ja/Pranksy
著名人のDoodles所有
有名なところで言うと、やはりSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)氏やSteve Aoki(スティーブ・アオキ)氏が保有していることがよく話題に取り上げられていました!
ラップ界の大物であるSnoop Dogg氏や、BTSとも一緒に曲を作ったことのある世界的作曲家のSteve Aoki氏の保有は、NFT業界にとどまらない勢いを作るのではないかとかなり騒がれていましたね!
Doodles運営がVCで78億円調達
Doodles運営が2022年の9月13日に78億円の資金調達をしたと発表しました!
コミュニティ内だけでなく、NFT業界でかなり話題になりましたね。
使い道は音楽分野への成長と、ゲームへの展開をするための運用資金に充てるとされています。
さらにチームの人数を増やすとし、11人から30人まで増やすとの発表がありました!
発表から販売数が3日で120体になり、前の3日から比べると約6倍のになっています!
NFTプロジェクトの資金調達はかなり珍しい出来事なので、話題性も込みで流動性が上がったのかもしれませんね!
一方でコミュニティドリブンからは遠ざかっている気もしますが、プロジェクトのために動いていることには分かりないと考えられます!
Doodlesの今後の展望を勝手に予想
ここからはシノビンとモノギが勝手に今後のDoodlesの展望を予想してみたでござる!
息抜きがてら見るのだ!
- Doodles保有者のみ聴けるオリジナル曲
- Doodles保有者限定のゲーム展開
Doodles保有者のみ聴けるオリジナル曲
音楽にかなりこだわりのあるDoodlesですから、今後もSpace Doodleだけではなくまだ何かしらの音楽関係でのギミックがあると予想します!
IP系のプロジェクトがこぞってアニメ展開や動画展開をしている中で、Doodlesは音楽とのコラボを掲げています。
なのでDoodlesホルダーのみが聴ける有名人の曲だったり、運営の作るオリジナル曲が聴けるようになる展開も考えられるのではないでしょうか!
Doodles保有者限定のゲーム展開
VCでの資金調達の時にも発表していましたが、Doodlesでのゲーム展開はやはり今後の展望としては入ってくるのではないでしょうか?
SYMBIOGENESISのように、無料展開しつつ保有者限定のみが遊べる部分もあるみたいな感じになるととても歯切れが良いと考えられます!
先ほどの展望に記載したように、音楽関係とのつながりがここで出てきたり、Space Doodlesとの関連性もあればホルダーとの関係も良好になるのではないでしょうか?
Doodlesとは まとめ
- Doodlesはコミュニティドリブンのプロジェクトである
- DoodlesはVCで78億円の調達をしたことがある
- Doodlesは音楽展開も視野に入れている
- Doodlesは価格に関してかなり楽観的である
- Doodlesは1億円以上で取引されたことがある
Doodlesはかなり運営がコミュニティやブランドに執着しているプロジェクトでござったな!
DAO展開するといいつつ、VCから調達した金額でチームの拡充をしたところとかを見ると少しブレがあるようにも見えるでござるね!
ロードマップがあえて決まっていなかったというのもあります。
多少のブレは許容するべきとの意見もあるし、ラグプル(撤退)する感じでもなさそうなので次のビッグファンダを待つのが賢明かと考えられます!
ただ、運営は本当に優秀だし、著名人の保有や1億円での取引など、過去を振り返れば実績も多々あるのでまだまだ期待の持てるプロジェクトの一つだとも考えられます!