「USDCってドルに連動する仮想通貨らしいけど、将来性はあるの?」
「使用上の注意点やリスクを知っておきたい」
「そもそも日本の取引所で買えるの?」
このような声にお答えして、今回はUSDCの特徴や将来性、購入方法をわかりやすく解説します!
USDCは価値が安定している仮想通貨として、着実に認知を広げてきています。時価総額ランキング6位に位置するほどの規模を誇っているので、この機会に知識をつけておきましょう!
- USDCとは何なのか、USDTとどう違うのかがわかる!
- 購入方法が画像付きでわかる!
- 危険性や将来性を学べる!
2024年6月時点で、USDCはまだ国内取引所で取り扱われていません。
国内取引所から海外取引所へ仮想通貨を送って購入する必要があるため、初心者にも使いやすいコインチェックから送金しましょう!
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USDCとは?
名称 | USDコイン |
---|---|
ティッカーシンボル | USDC |
ローンチ | 2018年9月 |
現在の価格* | 160.78円 |
時価総額* | 5,214,699,625,890円 |
時価総額ランキング* | 6位 |
発行上限枚数 | なし |
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USDC(USDコイン)は、アメリカのサークル社と大手取引所コインベースによって共同発行されたステーブルコインです。
ステーブルコインとは、法定通貨の価格に連動するよう設計された仮想通貨のことであり、UDSCは米ドル価格に連動しています。
つまり「1USDC=1ドル」となるように価値が保たれるのです。
他の仮想通貨とくらべて価格変動が小さいため、多くのブロックチェーン上のサービスにおいて、安定した決済手段として利用されます。
また、USDCはイーサリアム上で発行されていて汎用性が非常に高いため、さまざまなDeFi(分散型金融)やDApps(分散型アプリ)で売買に使用したり、運用できたりします。
イーサリアムだけでなく、ソラナやステラなどのブロックチェーンで発行されているのもポイントです。
USDCは「法定通貨の安定性」と「仮想通貨の柔軟性」の2つを両立した、新しい形の通貨といえるでしょう。
USDCは海外取引所でしか購入できません。海外取引所への送金は、セキュリティ対策が万全なコインチェックを使いましょう!
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USDCとUSDTの違い
USDCと性質が似ているステーブルコインとして「USDT」が存在しています。
2つの違いを見ていきましょう。
USDC | USDT | |
---|---|---|
発行元 | サークル社、コインベース | テザー社 |
時価総額* | 5,214,699,625,890円 | 18,108,687,142,899円 |
透明性 | 〇 | △ |
まずUSDCとUSDTは発行元が違います。
USDCはサークル社とコインベースが共同発行しているのに対して、USDTはテザー社が発行しています。
時価総額を比較すると、3倍以上の差があり、普及率ではUSDTが上回っていることは明確です。
USDTのほうが発行年が早いため、時価総額にも差がついているのです。
一方、透明性においてはUSDCのほうが高いといえるでしょう。
なぜなら、サークル社は裏付け資産(コインの価値を担保する資産)の詳細を公開しているからです。
サークル社は定期的な外部監査を受けていて、ユーザーからの信頼も厚いですが、テザー社の裏付け資産は明確になっていない部分があり、透明性についてたびたび批判されることがあります。
「USDCは信頼性が高いステーブルコイン」、「USDTは最も広く使用されているステーブルコイン」と覚えておけば問題ないでしょう。
USDCの危険性
「価格が安定している仮想通貨」として知られているUSDCですが、いくつかリスクを抱えていることも認識しておきましょう。
- 必ずしも米ドル価格に連動しつづけるわけではない
- イーサリアムのトラブルに巻き込まれる可能性がある
- 規制の影響を受けやすい
必ずしも米ドル価格に連動しつづけるわけではない
USDCは米ドルと連動するように設計されていますが、必ずしも常に連動しているわけではありません。
市場の変動や需要と供給のバランスによって、一時的に価格にズレが生じるときがあるからです。
具体的には、以下のような場合が考えられます。
- 仮想通貨市場の大幅な変動
- 大規模な取引の急増
- 短期的な需給バランスの変化
2023年3月には、シルバーゲート銀行とシリコンバレー銀行の破綻によって、米ドルに対して約10%安くなる事態が発生しました。
サークル社が、裏付け資産の一部をシリコンバレー銀行に預けていたため、ユーザーがUSDCに不安を持ち、売りが殺到したのでしょう。
「USDCの価格は一時的に変動する可能性がある」ことをきちんと把握しておけば、焦って売ってしまうことを防げます。
イーサリアムのトラブルに巻き込まれる可能性がある
USDCはイーサリアムのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
主にイーサリアムブロックチェーン上で発行されているため、ネットワークに問題があると、USDCの取引や保有に影響を及ぼしかねないからです。
実際に、以下のような問題が考えられます。
- ネットワークの混雑による取引遅延
- ハードフォークやアップグレードの失敗
- スマートコントラクトのバグ
以上のようにイーサリアムの問題が、USDCに影響を与えることは十分あり得ます。
ソラナブロックチェーンやステラブロックチェーンで発行されているUSDCの分散保有も、視野に入れておきましょう。
規制の影響を受けやすい
USDCはステーブルコインではありますが、あくまで仮想通貨の一つにすぎません。
仮想通貨である以上、規制の影響を受けやすいことは覚えておいてください。
- 新たな法律による取引制限
- 規制当局からの監視強化
- AML(マネーロンダリング防止)やKYC(顧客確認)対策の強化
規制によって、USDCの利用が制限される可能性も考慮しておきましょう。
ここまで説明してきたとおり、USDCにもさまざまなリスクがあります。
他の銘柄にも分散投資をして、できるだけリスクをおさえましょう。
コインチェックでは非常に多くの銘柄を扱っているため、初心者でも簡単に分散投資ができます。
この機会にぜひ口座開設してみてください!
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USDCの買い方・購入方法
ここからはUSDCの買い方を画像付きで見ていきましょう。
今回は国内のおすすめの仮想通貨取引所であるコインチェックから海外取引所へETH(イーサリアム)を送金し、USDCを買う方法を4ステップで解説します。
- コインチェックの口座を開設する
- ETH(イーサリアム)を購入する
- ETH(イーサリアム)を海外取引所へ送金する
- 海外取引所でUSDCを購入する
コインチェックは機能が豊富で初心者にも使いやすい取引所です!
まだ口座を持っていない人は今のうちに開設しておきましょう!
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コインチェックの口座を開設する
まずは口座開設です。
コインチェックのアプリをダウンロードし「会員登録」と「SMS認証」を行います。
以下の手順で本人確認を行います。
- 「本人確認をする」をタップします。
- 各種重要事項を確認して「同意する」をタップします。
- 電話番号あてに送られてきた6桁の認証コードを入力します。
基本情報を入力し、間違いがないことを確認して「確認」をタップします。
「本人確認書類」をタップし、お持ちの本人確認書類と顔の撮影で「本人確認」を行います。
撮影が完了したら「次へ」をタップします。
これで口座開設の手続きは完了です。審査が終わるまで、数時間~1日ほど待ちましょう!
ETH(イーサリアム)を購入する
口座開設をして日本円の入金ができたら、ETH(イーサリアム)の購入に進みます。
- アプリ画面下の「販売所」をタップします。
- ETH(イーサリアム)を選択します。
※画像はBTC(ビットコイン)を選択していますが、実際はETH(イーサリアム)をお選びください。 - 「購入」をタップします。
購入金額を入力し「日本円でETHを購入」→「購入」をタップします。
これでETH(イーサリアム)を購入できました!
ETH(イーサリアム)を海外取引所へ送金する
先ほど購入したETH(イーサリアム)を海外取引所へ送金しましょう。
- アプリ下の「ウォレット」→「ETH」をタップします。
- 「送金」をタップします。
- 送金先の項目で「追加/編集」をタップします。
- 「新規追加」をタップします。
- 「送金先を新規追加」画面にて、各項目を入力し「追加する」をタップします。
(※サービス名に送金先の取引所が見当たらない場合は「上記以外の取引所又はサービス」を選択し、具体的なサービス名を入力してください)
- すべての項目を入力したら「申込みを確定する」をタップします。
これで送金手続きが完了しました。送金できるまで数分待ちましょう!
海外取引所でUSDCを購入する
海外取引所への送金ができたら、実際にUSDCを購入してみましょう。
今回は初心者にも簡単な「成行注文」の方法を解説します。
- 取引画面で「USDC/ETH」のペアを選択します。
- 「成行注文」を選択します。
- 「買」を選択します。
- 取引数量を入力します。
- 注文を確定します。
取引所によって購入方法は多少異なりますが、流れはほとんど一緒です。
コインチェックから海外取引所へETHを送金して購入する方法が、シンプルでおすすめです!
まずは口座開設から始めましょう!
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なお、コインチェックについては「コインチェックの評判」の記事で詳しく解説しておりますので是非合わせてご覧ください。
USDCの将来性・今後の見通し
最後に、USDCの将来性・今後の見通しを解説していきます。
投資をする際の参考にしてみてください。
- 国内取引所が上場への準備を進めている
- USDTの時価総額を超える可能性がある
- 従来の金融システムへの統合
国内取引所が上場への準備を進めている
USDCが日本で上場することを目指して、国内取引所はすでに準備を進めています。
日本市場におけるUSDCの利用拡大に向けて、サークル社は2023年11月にSBIホールディングス、2024年2月にコインチェックと提携しました。
日本は世界と比較してより信頼性を重視しているため、サークル社が管理するUSDCの上場が期待されているのです。
USDCは安定した支払い手段として世界中で利用されているので、USDCの上場は国内の仮想通貨市場の活性化につながっていくでしょう。
USDTの時価総額を超える可能性がある
USDCは、将来的にUSDTの時価総額を超える可能性があります。
2022年5月に起きたLUNAとUSTの大暴落によって、信頼性の高いステーブルコインの需要がますます上がってきているからです。
USDTは現在、最も利用されているステーブルコインですが、透明性に疑問が持たれています。
その影響もあって、月間の取引量でUSDCはすでにUSDTを上回っているのです。
投資家が透明性を求めつづける限り、USDCの価値はどんどん上がっていくでしょう。
従来の金融システムへの統合
USDCは従来の金融システムにも影響を及ぼしはじめ、少しずつ統合が進んでいます。
仮想通貨が一般的になることで、銀行や決済システムにも変化が求められるでしょう。
- 銀行がUSDCを取り扱うサービスの提供
- クレジットカード会社がUSDC決済を導入
- 金融機関がブロックチェーン技術を活用
これらにより、国際送金や電子商取引がより効率的に行われるようになります。
金融機関がUSDCを取り入れることで、より多くの人々にとって仮想通貨が身近になり、利用者の増加が見込まれます。
USDCは従来の金融システムと仮想通貨の橋渡し役となるでしょう。
先述したように、USDCがコインチェックに上場する可能性は非常に高いです!
スムーズに購入できるよう、今のうちに口座開設しておきましょう!
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USDCの将来性まとめ
この記事では、USDCの特徴や将来性、購入方法について解説しました。
- USDCはサークル社とコインベースによって発行されたステーブルコイン
- 1USDC=1ドルになるよう設計されている
- USDTとは発行元や時価総額、透明性において違いがある
- 常に米ドル価格に連動するわけではない
- イーサリアムのトラブルや規制強化の影響を受けやすい
- 日本国内への上場の準備が進んでいる
- 従来の金融システムとの統合が進み、いずれはUSDTの時価総額を超える可能性がある
- 海外取引所での購入が一般的であるため、海外送金時はコインチェックの利用がおすすめ
USDCの特徴や将来性を見てきて、世界で最も信頼されているステーブルコインといっても過言ではないことがわかりました!
USDCは決済手段として、着実に世界に浸透してきています!
USDCは海外取引所でしか購入できないので、日本の取引所から海外取引所に仮想通貨を送る必要があります!
コインチェックなら画面がわかりやすく初心者にもやさしいため、この機会に口座を開設し、仮想通貨取引を始めてみましょう!
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