「NFTはやめとけ!損するぞ!」
「NFTはただの画像データだから価値がない!」
「って言われているのは本当?」
そんなことを言われていますが実際はどうなのでしょうか?
NFTの市場規模は2022年に約215億ドルにも及びましたが、なぜやめとけという声が出てくるのか気になりますよね!
そこでこの記事では、NFTをやめとけと言われる理由をNFTを始めている・続けている人の特徴などを絡めて解説します!
NFTをやめておくべきかどうかを気になるなら、まずはこの記事を読んでおくことをおすすめします!
NFTプロジェクト運営関係者であるシノビンの個人的な見解と、大衆の意見をもとにあなたの悩みを解説していきます!
- NFTについての簡単なおさらい
- NFTをやめとけと言われる理由6選
- NFTはやめとけと言われる理由に対する反論
- なぜNFTを続けている人がいるのか?
- NFTはお金儲けのためにやるべき?
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NFTを簡単におさらいしよう!
NFT(Non-Fungible-Token)とは、非代替性トークンといいその名の通り唯一無二の1点ものであることが証明できるトークンのことを指します。
簡単に言うと1つしか存在せず、しかもそれを証明することのできるデジタルデータのことを指します。
ただこれも、一部の条件付きでの話です。
実はデジタルデータは簡単に複製可能なので、そのNFTが本物かどうかはブロックチェーンに刻まれている取引履歴を辿って見極める必要があります。
なので、発行元が誰かを見極めることでそれが本物かを見極めることができるわけです。
現物で言えば、500円硬貨などは誰の間でも同じ価値になります。これは代替可能なものと言えます。
一方で野球選手のサイン入りボールなどは、他のボールでは変えの効かない唯一無二で代替不可能なものと言えるでしょう。
これがデジタルデータとしてブロックチェーンに取引履歴を記載しているものをNFTと一般的に言っています。
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NFTはやめとけと言われる理由6選
- 実際はただの画像データ
- 民法上の所有権がない
- 詐欺の横行
- 投機勢に評価額を下げられる
- 我慢強くないと向かない
- 伸びるプロジェクトの見極めが難しい
- 資産として保有するのは間違い
実際はただの画像データ
一番よく言われる理由はこの「結局ただの画像データだよね?」という意見です。
確かに、側から見たらただの絵が書いてある画像データと言われても間違いではありません。
そこに金銭的ユーティリティや、有名な絵師の誰が書いたものといったブランドが付加価値として付くことがスタンダードになっています。
実際の画像データならば
民法上の所有権がない
ネットとかでよくあることで、NFTの説明をわかりやすくするために「ブロックチェーンで所有者が誰なのかはっきりしているから、所有権を証明できます。」とよくありますがこれは真っ赤な嘘と言えます。
詳しくは「NFTの詐欺と対策」の記事をご覧ください。
民法上の所有権はデジタルデータに対しては効力を発揮せず、プラットフォームやそのプロジェクトのホームページなどにある利用規約で定められているだけで民法では機能していません。
NFTや仮想通貨は、法律面で曖昧な部分があると言えるでしょう。
詐欺の横行
NFT業界に限らずクリプト業界全体として、詐欺が横行しているのは事実です。
手口が限られているので最近では被害が目立たなくなってきてはいますが、確かに詐欺の事例は目につきやすいです。
NFTの詐欺や、メタマスクから資産を抜かれる被害に遭った方もたくさんいるでしょう。その経験を活かして注意喚起がてらNFTをやめとけと言う人もいるはずです。
NFT・クリプト業界と詐欺は、近しい印象を持たれていることがわかります。
投機勢が評価額を下げてくる
一部のNFTプロジェクトでは、NFTを出品して、売れないと価格を下げて再出品して永遠に価格を下げ続けることで評価額が下がってしまう現象が起こり得ます。
それに対して運営や初期ホルダーが反対意見を出すこともありました。
その後「出品するしないはその人の自由だ!」といった意見も出てきてしまい、結局は運営側から売るなという圧をかけるのはおかしいという意見に収束しましたがこの論争は永遠に終わらない議題と言われています。
投機勢に無意味に評価額を下げられてNFTのやる気を失った人たちが、NFTから退場してしまうこともあります。
実際にTwitterなどでは、投機勢が抜けたことで日本のNFT市場が落ち着いたという意見も多いのが現状です。
我慢強くないと向かない
NFTはビットコインと違って、ほとんどのアートに流動性がありません。そのためチャートの動きもかなり鈍く、出来高もトップクラスにならないとすぐに利益を出すのは難しいと言っても良いでしょう。
そもそも投機勢だったとしても、我慢強くないとNFTでは利益を出すのは難しいのです。1~2年スパンで考えて、市況も拡大し、プロジェクトのロードマップが遂行されて認知度が上がって初めてNFTの価値は高まると考えられます。
なので、少しNFTの評価額が落ちてしまったからといってすぐに手放しててしまう人には向いていないからやめとけという優しい忠告としての意見もあるようですね!
資産として保有するのは間違い
NFTを始める人の中には「儲かるって言われたから」「一攫千金を狙いたい」という意見もあります。
ビットコインもそれで有名になりましたから、気持ちはわからなくもないですが、金や土地・不動産と同じようにNFTを資産として保有するのはあまり好ましくないと考えられます。
世界的に有名なNFTであるBAYCでさえ、約1年半で5,500万円から711万円まで落ちてしまっています。
なので、資産目的ならNFTはやめとけという意見が出てくることには納得です。
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なお、「NFTの買い方」の記事でも購入方法や注意点について詳しく解説しているので是非あわせて確認しておきましょう。
NFTはお金儲けするための文化ではない
ここまで読めばわかったと思いますが、NFTはもうお金儲けをするための文化として見るべきではないと考えられます。
もちろん、そういった目的で参入することも悪くありません。
ただ、NFTはそもそもがアートなのです。アートという1点ものの作品をデジタルデータにして、流動性を高める手段としてNFTを用いているにすぎません。
だからこそ、NFTアートの評価額(フロアプライス)が下がったからといって運営の努力不足だと言ったり、詐欺だと言うのは少しズレている場合もあります。
これがもし、ロードマップが正常に行われなかったり、意図的にNFTを購入すれば利益出せるという嵌め込み・資金の持ち逃げなどしているのであれば責められても仕方ないと考えられます。
3Dアバターがもらえたり、実店舗での割引ができるといったユーティリティがあり、それを目的で購入するなら値動きはそこまで気にならないはずです。
その用途が自分に合ってなくて、ただ単にキャピタルゲインを狙って購入した場合なら、値動きどうこうで文句を言うのは少しズレていると考えられます。
もしもキャピタルゲイン(値動きによる売買利益)が欲しいなら、ビットコインや為替の方が向いていると考えられますね!
ビットコインの購入は使いやすいアプリと手数料の安さで人気を集めるコインチェックがおすすめです!まだ口座をお持ちでない方は是非この機会に口座開設しておきましょう。
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NFTはやめとけと言われる理由の中でおかしいものを紹介
さきほど6つの理由以外にもたくさん「NFTはやめとけ」という意見はあります。しかしその中には、少しズレている意見があるのも事実です!
以下はズレていると感じる意見について反論していきます。
- 環境に負荷がかかってしまう
- NFTは全部詐欺だから
環境に負荷がかかってしまう
環境に負荷がかかっているという意見は、デジタルデータの時点でインターネットを使用しているうえ、マイニングという工程で必要以上に電気代がかかってしまうのは事実です!
本当に世界的に環境に負荷がかかるような電力消費なのか調べてみました!
では2022年で考えてみましょう。
世界の電力消費量は年間約30,000TWhです。そのうちETHのマイニングはPoWの時でさえ年間78TWhと推定されていました。
そのうち純粋なNFTのマイニングは何割だったかは定かではありませんが、NFTをやめなければ環境がかかってしまう!と言うには少し暴論に近い気がしますね。
それにETHは昨年PoWからPoSにアップデートしたため-99%のエネルギー消費量になっています。
NFTをやめとけと言う根拠としてはお門違いだと考えられますね!
参照1:ETHエネルギー消費量
参照2:世界の電力消費量
NFTは全部詐欺だから
NFTプロジェクトは全て詐欺だから、そもそもやらない方が良いという意見がちらほら見かけます。
ただ、NFTプロジェクトの中には上場企業が参入しているものもありますし、NFTを出せば売れる時代はもとっくに終わっています。
NFTの販売までに時間と用がかかることはもう前提かつ、面白くない、魅力がないプロジェクトは見向きもされません。
そのため、詐欺をするための準備にかかる時間とお金を考えると、わざわざNFTで詐欺をするなんてかなり非効率になってしまいます。
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NFTはやめとけ まとめ
NFTをお金儲けの文化としている人にとっては、確かにやめたほうが良いかもしれません。
しかし、実直にプロジェクトとしてNFTを販売していたり、ファンの方達に向けて販売しているクリエイターさんもいます。
そういった人たちもいる中で、声を大にして新しくNFTに興味を持った方になりふり構わずやめとけというのはお門違いだと思います。
NFTを必要としている人に対しては、とても魅力なコンテンツが提供されているはずです!
他人からすすめられることも大事ですが、一番は自分にとって魅力的だと思ったNFTを購入することです!
自分を信じてNFTライフをお過ごしください!
なお、NFTの購入には仮想通貨を用意する必要があるので、まだ口座を持っていない方はコインチェックにて口座開設しておきましょう。
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