最近「メタバース」というワードをよく耳にするでござる!
メタバースと聞いても正直、
曖昧な感じがして言葉では説明しずらいなあ、、、
この記事ではメタバースを何となくではなく、人に言葉で教えられるくらいメタバースに詳しくなれる内容を発信します!
・メタバースをテーマにした映画5選
・メタバースをより深く理解する方法
・メタバースを今すぐ体験できるサービス
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メタバースとは何か?なぜ注目されているの?
メタバースとは一言でいうと「仮想空間」を意味します。
メタバースが広まった背景として2021年にFacebook社が社名をMetaに変更したこと、新型コロナウイルスによりオンライン上でのコミュニケーションが一般に浸透したこと、またVRデバイス市場の拡大などが起因していると考えられます。
これらの背景もあり、オンライン上で物理的な制約を受けることなく没入できる空間のニーズが高まり、それを実現できる場所としてメタバースが台頭したと考えられます!
ただ実際によく耳にするワードではありますが、言葉で表現するとイメージしづらい人が多いと思います。そこで今回はこれを見れば誰でもメタバースの世界観を理解できる映画を、メタバースに関連するポイントを交えて紹介していきます。
鑑賞する際はそれらの違いも楽しんで観てみてください!
メタバースが学べる注目の映画・アニメ5選
今回は多くの人が一度は見たことのある王道の名作映画を中心に紹介します。
私自身もメタバースを勉強するときに以下の作品を見て「なるほど、これがメタバースか!」と短時間で理解できた映画になります。
皆さんも知っている作品が登場すると思いますが、実はその作品、メタバースが題材だったりするんです!
- レディ・プレイヤー1
- サマーウォーズ
- 竜とそばかすの姫
- マトリックス
- フリーガイ
『レディ・プレイヤー1』
メタバースとは何なのかを最もわかりやすくまとめた映画が「レディ・プレイヤー1」になります。
「OASIS(オアシス)」という仮想空間でプレイヤーたちはバトルから買い物、恋愛までと現実空間と同様の体験ができます。主人公がこの「OASIS(オアシス)」の謎を解き明かしていくというストーリー展開になっています。
スピルバーグ監督が手掛けていることから、映画自体もメタバースに興味がない人でも十分に楽しめる映画といえるでしょう。そしてこの「OASIS(オアシス)」をプレイするためにはVRゴーグルが必要になります。
オタクがゲームを挟んで世界を救っちゃう夢の塊みたいなストーリー
オタクというか、もうその道を極めたプロだからって感じで熱かったです!
『サマーウォーズ』
人気アニメ映画の「サマーウォーズ」ですがこちらもメタバースを題材とした作品となっています。
「OZ(オズ)」と呼ばれる仮想空間を管理しているAIが暴走し、主人公がそれを解決していく作品となっています。
本作品ではVRゴーグル等の機材を使わずに、PC、携帯、ゲーム機を通して「OZ(オズ)」と呼ばれる仮想空間のアバターを動かすというような構造になっています。
2023年現在ではこの「OZ(オズ)」に近いメタバースが普及しているといえるでしょう。
バーチャルな世界と、田舎の旧家という、コントラストがすごくいい!
技術が進歩しても、根幹にある人と人のつながりは普遍的なものだと感じた。ストーリーも面白い。かなり好きな作品でした!
『竜とそばかすの姫』
「サマーウォーズ」と同じ細田守監督の新しいメタバースを題材とした作品になります。現実では冴えない女子高生が、メタバース内では歌姫として活躍しています。
メタバースの観点から本作品が「サマーウォーズ」と違う点として、使用されるデバイスがあげられます。
「竜とそばかす姫」ではメタバース「U」に参加する方法としてBMIと呼ばれるデバイスを装着しているシーンがあります。
本作品ではイヤホン型のデバイスを耳に装着することで脳と連動し「U」に入ることができます。
まさに現代ネット版美女と野獣!
ミュージカル映画とも過言ではない圧巻の歌が聞けるました!
『マトリックス』
マトリックスはコンピュータが人間を支配している世界が舞台となっています。
現実空間が荒廃している一方で仮想空間には日常的な幸福があるという設定になっています。この作品でもBMIが使用され現実空間と仮想空間で肉体がリンクしているシーンを見ることができます。
マシーンに支配された現実世界で、仮想現実の中でレジスタンス的にマシーン達と戦う世界をモチーフにした今までにない斬新且つアクションとCGを融合した、革命的な映画でした!
『フリーガイ』
「フリーガイ」はオンライン空間上のキャラクター(いわゆるモブキャラ)を主人公にした作品です。
主人公はひょんなきっかけでARデバイスを手に入れます。それを装着したことで今まで自分が住んでいた世界はゲームの中だったことに気づき自我が芽生えていく話です。
ゲームの世界のモブキャラが世界を守るために奮闘する話。
ゲーム好きならわかる世界観であっという間に引き込まれるでしょう!
映画を見た後だとさらに理解できるメタバース深堀り
ここまで登場した映画を見終えて、何となくですがメタバースが理解できた人が多いのではないでしょうか?
ここからは映画を見た後に実践するとよりメタバースの理解が深まられる方法を紹介します。
・メタバースを解説した書籍を読む
・メタバースを実際に体験する
①メタバースを解説した本を読んでみる|おすすめ3冊紹介
メタバース映画では、抽象的イメージも具体的イメージも知ることが出来るかと思います!
そこでよりメタバースに関する技術的知識や思想・考えなど自分の言葉としてインプットする方法として本を読むことがおすすめです。
今回は私自身がメタバースを勉強する際に実際に読んでより理解が深められた3冊を紹介します。
『60分でわかる! メタバース 超入門 』
メタバースという言葉を知ってる程度の知識しかない人でも本書は優しい言葉で説明してくれているため最初の一冊におすすめです!
主に6つの章で構成されており、それぞれ、概念、プラットフォームサービス、インフラ、実際のサービス提供会社、NFTや収益の仕組み、今後の課題等をわかりやすいチャートや図を用いて解説しています。
まさに入門書としてうってつけです!
『世界2.0 メタバースの歩き方と創り方』
「メタバースという概念がなぜ出てきたのか」についてこれまでの経済、思想、技術から紐解き、また未来予測まで書籍を記した書籍になります。
専門用語などがあまり出てこない構成になっており、おすすめの一冊になります。
メタバースという観点から、これからの未来についてわかりやすく説明されている本になります。ビジネスの視点でメタバースを理解したい人は必見です!
『メタバースとweb3』
モバイルゲーム会社「gumi」やweb3のクラウドファンディング会社「FiNANCiE(フィナンシェ)」等の代表、國光氏が解説したメタバースの書籍になります。
メタバースのみならず、メタバースとセットで出てくるweb3というテーマについてもわかりやすい言葉で解説してある書籍のため、メタバース入門書としておすすめです。
メタバースとセットで出てくるweb3を初心者にもわかりやすい言葉で解説した本です!
②メタバースを体験してみる|おすすめメタバース3選
- Fortnite(フォートナイト)
- cluster (クラスター)
- The Sandbox(サンドボックス)
Fortnite(フォートナイト)
Fortnite(フォートナイト)はepic games社が2017年にリリースしたバトルロワイヤルゲームです。
総ユーザ数は3.5億人、ピーク時の月間アクティブユーザは6200万人と圧倒的な数を誇っています。
バトル以外にもプレーヤーが独自のワールドを作成可能になり、且つ人気ワールドを作成したプレーヤーには報酬をもらえる仕組みが出来上がり、さらに盛り上がっています!
世界で一番人気といっていも過言ではないメタバースプラットフォームです!
cluster(クラスター)
クラスターは日本の企業clusterが提供するメタバースになります。
ユーザーは自身でメタバース空間を作成することができ、またアバターを通したコミュニケーション、アイテムの売買ができます。
スマホ、PCから簡単にプレイすることができ初めてのメタバースとしてオススメです!
The Sandbox(サンドボックス)
サンドボックスとはボクセル(3次元のピクセル)によって土地を開発、そして仮想通貨を使用して売買できるゲームとなっています。
ダウンロード数も4000万回で月間のアクティブユーザ数も100万人を超えた実績を持つメタバースプラットフォームとなります。
まさにメタバース版マインクラフトですね!
個人でもビジネスでも使えるメタバースの可能性
ここまではメタバースをテーマとした映画、書籍などを紹介しましたが、ここからは実際にメタバースがどれだけ一般に普及していくのかを説明していきます。
株式会社矢野経済研究所の2023年の調査から「国内のメタバース市場規模は2022年度は1,377億円、2023年度は同207.0%の2,851億円まで成長する見込みである。」とされています。
コロナ禍のリモートワークの影響もあり試験的にメタバースに導入していた会社や自治体などが本格的にビジネス展開していることが明白になったといえるでしょう。
本調査によると市場規模は2027年までに2兆円を超えるとされています。メタバースで生活することが当たり前になる日が現実味をおびてきますね!
日本企業のメタバース活用例5選を紹介
これまでメタバースを題材とした映画や、現在のメタバース市場の予測を紹介してきました。
そこでここからは企業が実際にメタバースを使ってどのような取り組みをしているのかを紹介していきます。
私も以下に紹介するメタバースを使用してみて実際にメタバースビジネス活用の現状を何となく把握することができました。
KDDI「αU(アルファ・ユー)」
「αU」は2023年に始まったばかりの通信会社KDDIによるメタバース空間です。
スマホで簡単にプレイすることができ、アバターを使用してバーチャル上で渋谷を散策することができます。またイベントも定期的に開催しており、メタバース美術館等を開催しています。またユーザー同士の音声でのコミュニケーションや、ライブ配信やバーチャルショッピングなど楽しむことができます。
始まったばかりのメタバースだからなのか、プレイヤー数が少ないのが
目立ちますね。
警視庁「警視庁サイバーセキュリティセンター」
警視庁が2023年にメタバース「バーチャル秋葉原」内にオープンした、メタバース空間上のサーバーセキュリティセンターになります。誰でも入ることができ、インターネット関連の犯罪防止啓発等を行っています。
「バーチャル秋葉原」は国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster(クラスター)」内でDNP(大日本印刷)によって運営されています。
国の機関までもがメタバースに進出している時代になりましたね
伊場仙「浮世絵美術館」
扇子の老舗「伊場仙」が江戸時代を再現したメタバース空間「Edoverse」のサテライト空間に2023年にオープンした美術館になります。
現在は第一弾として江戸時代の風景画が展示されており、歌舞伎、風刺画、武者絵、春画の各エリアが順々にオープンする予定となっています。
作品の詳細まで拡大して見ることができ、本当に美術館にいる体験ができます!VRゴーグルが使えれば臨場感がすごいはず!
ANA NEO「ANA GranWhale」
航空会社ANAホールディングスが手掛けるメタバースになります。
ユーザーは自宅にいながら世界中の観光地にも訪問できる旅行体験ができます。そこで気に入った観光地があれば実際の航空券の予約までをワンストップで行うことができます。
その他ショッピング機能も実装されており、また将来的な機能としてバーチャル上での医療・教育・行政などのサービス展開を予定しているそうです。
現在はNFTの販売が活発でメタバースは2023年中に正式リリースを予定しています!
NFTの購入方法については「NFTの買い方」の記事で解説しておりますので併せてご確認下さい。
三越伊勢丹グループ「REV WORLDS」
三越伊勢丹グループが手掛けるメタバース「REV WORLDS」では、メタバース内に仮想伊勢丹新宿店が存在します。
この仮想伊勢丹新宿店には、デパ地下やファッション、ギフトなどさまざまなショップが出店しています。
仮想店舗内に展開されている商品は実際に販売されている商品が並んでおり、ユーザーが気に入った商品があればオンラインストアから実際に購入することができます。またユーザーのアバターファッションも自分好みに変えることができます。
一昔前のRPGゲームを操作している感覚でした!
ここまで取り上げてきた企業だけでなく、様々な企業がメタバースを始めとしたweb3事業に進出してきています。
こちらの記事ではweb3に参入した大企業の取り組みをわかりやすく解説しるので、より理解を深めたい人におすすめです!
メタバースにはNFT、仮想通貨が必須?
メタバースと検索すると仮想通貨とNFTが必ずといってもいいほどセットで出てきますよね。その理由としては、各々のメタバース内で特定の「仮想通貨」が共通の通貨として使われることが多いからです。
そしてそのメタバース内で使われる通貨でNFTを購入することができるのです。例として「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」というメタバースゲームでは「SAND(サンド)」と呼ばれる特定の仮想通貨が使われています。
この「SAND(サンド)」を使うことでプレイヤーはNFTなどのアイテムを購入できる仕組みです。しかし必ずしもメタバースにはNFT、仮想通貨は必要というわけではありません!親和性が高いためそれらが用いられているという認識で大丈夫でしょう!
メタバースに関するQ&A
メタバースとVRの違いは?
メタバースとVRの違いとしてはメタバースが「仮想空間そのもの」を指し、VRは「Virtual Reality」の略で仮想現実と呼ばれています。
VRゴーグル等を装着することで、CG で作られた世界の実写映像を「あたかもその場所に居るかのような没入感」で味わうことができます。
メタバースにVRゴーグルは必須?
メタバースはVRゴーグル等のデバイスがなくても参加できます。
PCやスマホ対応のメタバースであれば、画面を見ながらアバターを操作し、コミュニケーションが取れますが、アバターの目線になって、メタバースの世界に入り込んだような感覚を味わうにはVRゴーグルが必要になります。
ARってなに?
AR(Augmented Reality:拡張現実)とは現実世界にデジタルの映像、文字情報を重ね合わせた空間です
野村総研用語一覧よりhttps://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/lst/ma/metaverse
スマートフォンやARグラスなどを用いて、現実世界にデジタルな映像や文字情報が重ね合わされた世界を体験できます。
BMIとは?
BMIとは脳と機械を繋ぐデバイスのことを指します。
メタバース総研よりhttps://metaversesouken.com/metaverse/brain/#BMI
脳波を利用して機械を操作したり、逆にカメラ映像などを脳への直接刺激によって目や耳を介さずに入力することを可能にする技術です。
まとめ
今回はメタバースの世界観がわかる映画、また実際にメタバースを体験できるサービスを紹介しました。
今回紹介した以外にもメタバースを題材とした作品はたくさんありますので、より深く理解したいという方はぜひ調べてみてください!
メタバースを理解するには実際に体験してみることが一番効果的だと思うので、積極的にメタバースを使ってみましょう!
ここまで読んでくれたあなたはメタバースについて、他の人に堂々と話せるくらいの知識がついたと思います!
より良いメタバースライフをお過ごしください!