仮想通貨のIEOとは？過去事例/結果から儲かるかどうか・売るタイミングを検証します！

「IEOって儲かるの？」
「IEOのトークンはいつ売ればいい？」
「これまでのIEOの結果が知りたい！」

今回の記事ではこのような疑問にお答えします。

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IEO(Initial Exchange Offering)とは？

IEO（Initial Exchange Offering）とは、仮想通貨取引所が中心となって行う新しく発行する仮想通貨（トークン）の公開販売のことです。

ザックリ言うとIEOはプロジェクトが資金調達をする方法の一つです。

あるプロジェクトが新しいトークンを一般ユーザーに先行発売をすることで、より多くの資金が集められます。

なお、従来のICO（Initial Coin Offering）と言葉は似ていますが仕組みが少し違います。

ICOではプロジェクトチームが直接投資家に仮想通貨を販売するため、詐欺や不正なプロジェクトが混ざりやすくリスクが高い傾向にありました。

一方、IEOでは取引所が仲介することでプロジェクトの信頼性がある程度保証されて詐欺リスクが低くなります。

信頼性の高いプロジェクトは上場後に価格が高騰することが多く早期に投資した投資家は大きなリターンを得るチャンスとなります。

もちろん、すべてのIEOが成功するわけではありませんが適切なプロジェクトに参加すれば利益を得られる可能性が高いです。

初めて仮想通貨投資をする場合、おすすめの仮想通貨取引所はコインチェックです。

コインチェックは国内初のIEOにたずさわっており、これまでも何度かのIEOを支援した実績があります。

コインチェックは入会費・年会費は完全無料なので初心者の方でも安心して始められますよ。

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過去に実施されたIEOの事例・結果

ここでは、日本国内の仮想通貨市場でこれまでに実施されたIEOの事例を見てみましょう。

過去に実施されたIEOの事例

トークン名	取引所	プロジェクト	発行日	販売価格	最高価格	価格倍率	資金調達額
PLT	コインチェック	ハッシュパレット	2021年7月	4.05円	67.9円	約17倍	9.3億円
FCR	GMOコイン	琉球フットボール	2022年5月	2.2円	2.6円	約1.2倍	10億円
FNCT	コインチェック	フィナンシェ	2023年3月	0.41円	1.02円	約2.5倍	10.6億円
NIDT	DMM Bitcoin	オーバース	2023年4月	5円	125円	約25倍	10億円
ELF	bitFlyer	ハッシュパレット	2024年2月	12.5円	13円	約1.04倍	12.5億円
BRIL	コインチェック	Brilliantcrypto	2024年6月	21.6円	99.6円	約4.6倍	15.1億円

結論から言うと、上記プロジェクト６つの内４つが販売価格よりも大きく価格が上昇しています。

時系列で見ていきましょう。

国内初のIEOとしてハッシュパレットが2021年7月にコインチェックで実施したPLT（Palette Token）の発行は販売価格4.05円から最高価格67.9円まで上昇して約17倍の価格上昇を記録しました。

9.3億円もの資金を調達し大きな成功を収めたと言えるでしょう。

2023年に入ってからも注目すべきIEOがいくつか実施されました。

例えば、フィナンシェのFNCTトークンは、コインチェックで2023年3月に実施され、10.6億円の資金調達に成功しています。

販売価格0.41円から最高価格1.02円まで上昇して約2.5倍の価格上昇を見せました。

2023年4月にDMM Bitcoinで行われたオーバースのNIDTトークンのIEOはさらに驚くべき結果となりました。

販売価格5円から最高価格125円まで跳ね上がり、約25倍もの価格上昇を記録しています。15億円の資金調達額も市場の大きな注目を集めました。

直近では、2024年5月27日にコインチェックで実施されたBrilliantcryptoのBRILトークンのIEOが目を引きます。

販売価格21.6円から最高価格99.6円まで上昇し、4.6倍以上の価格上昇を達成。15.12億円の資金調達に成功し、市場に大きなインパクトを与えました。

一方で、全てのIEOが大きな価格上昇を見せるわけではありません。

例えば、2022年5月にGMOコインで実施された琉球フットボールのIEOトークンFCR、2024年2月にbitFlyerで実施されたハッシュパレットのELFトークンは、販売価格と最高価格がほぼ同じ金額で推移し目立った価格上昇は見られませんでした。

これらの事例から、IEOの結果は様々でありプロジェクトの内容や市場環境によって大きく異なることが分かります。

IEOは儲かる？売るタイミングは？

IEO（Initial Exchange Offering）は、適切なタイミングで売却すれば初心者でも利益を得られる可能性が高いことが過去の事例から分かります。

すべてのIEOトークンの売買が儲かるわけではないのですが、おすすめの売却タイミングとして以下の3つが挙げられます。

①販売直後の高騰時

IEOトークンは販売直後に価格が急騰することが多く短期的にピークを迎えることがあります。

このタイミングで売却すると初期投資に対する高いリターンを得る確率が高いです。

例えば、あるIEOトークンが1枚100円で販売され、上場直後に500円まで上昇した場合、この時点で売却すれば5倍のリターンを得られます。

②プロジェクトのイベント開催時

プロジェクトのロードマップにおいて、重要イベントの開催時にトークン価値が急上昇する場合が多いです。

具体的には、プロジェクトがメインネットをローンチした場合や、大手企業との提携を発表した場合などが考えられます。

こういったニュースは通常、プロジェクトの公式サイトやSNSで発表されます。

このようなタイミングで売却すると販売直後よりも利益を最大化する可能性が高くなります。

③仮想通貨市場の好況時

仮想通貨市場全体の市況も売却タイミングを決める上で重要な要素です。

市場全体が強気（ブルマーケット）にある場合、個別のトークンの価格も上昇しやすくなります。

例えば、ビットコインの価格が急上昇しているときや、仮想通貨に関する規制が緩和されたというニュースが出たときなどは、多くの仮想通貨の価格が上昇する傾向があります。

逆に、弱気（ベアマーケット）にある場合は、早めに売却することで損失を抑えることができるでしょう。

初めて仮想通貨投資をする場合、おすすめの仮想通貨取引所はコインチェックです。

コインチェックは国内初のIEOにたずさわっており、これまでも何度かのIEOを支援しています。

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IEOでおすすめの仮想通貨取引所

ここではIEOでおすすめの国内の仮想通貨取引所を紹介します。

コインチェック以外にもGMOコインやbitFlyerもIEOトークン発行に関わっています。

Coincheck（コインチェック）

コインチェックの特徴

項目	内容
取扱銘柄数	30銘柄
最低取引数量	500円〜
日本円入金手数料	・銀行振込：無料（振込手数料は各銀行を参照） ・コンビニ入金 3万円以内：770円 3万円以上30万円以下：1018円 ・クイック入金 3万円以内：770円 3万円以上30万円以下：1018円 50万円以上：入金金額×0.11％ + 495 円
出金手数料	407円/回
販売所手数料	無料
取引所手数料	・Maker：0〜0.005% ・Taker：0〜0.1%
暗号資産送金手数料	0.0005 BTC
レバレッジ倍率	−
関連記事	コインチェックの評判

コインチェックは「マネックスグループ株式会社」を親会社に持つ暗号資産取引所です。

アプリDL数No.1という実績があり、アプリの使いやすさに定評があります。

初心者の方がどの仮想通貨取引所にしようか迷ったらコインチェックで間違いありません。

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GMOコイン

GMOコインの特徴

項目	内容
取扱銘柄数	26銘柄
最低取引数量	0.00001BTC
日本円入金手数料	銀行振込：無料（振込手数料は各銀行を参照）
出金手数料	無料（大口出金は400円）
販売所手数料	無料
取引所手数料	・Maker：−0.01% ・Taker：0.05%
暗号資産送金手数料	無料
レバレッジ倍率	2倍
その他サービス	・つみたて暗号資産 ・貸暗号資産 ・ステーキング ・IEO ・API
関連記事	GMOコインの評判

GMOコインは「GMOインターネット株式会社」を親会社を持つ仮想通貨取引所です。

信頼性が高く、独自のIEOプラットフォームを提供しています。

各種手数料が国内最安クラスなので、低コストで取引が可能です。

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bitFlyer

bitFlyerの特徴

項目	内容
取扱銘柄数	32銘柄
最低取引数量	0.00000001BTC
日本円入金手数料	銀行振込：無料（振込手数料は各銀行を参照）
出金手数料	・三井住友銀行への出金 3 万円未満のご出金 … 220 円（税込） 3 万円以上のご出金 … 440 円（税込） ・三井住友銀行以外への出金 3 万円未満のご出金 … 550 円（税込） 3 万円以上のご出金 … 770 円（税込）
販売所手数料	無料
取引所手数料（BTC）	約定数量×0.01～0.15％
暗号資産送金手数料（BTC）	0.0004 BTC
レバレッジ倍率	2倍
その他サービス	・かんたん積立 ・ビットコインをもらう ・bitFlyerクレカ ・ビットコイン寄付 ・友達招待プログラム ・Tポイント交換サービス ・bitWire（β版）
関連記事	ビットフライヤーの評判

bitFlyer(ビットフライヤー)は、国内のビットコイン取引量が6年連続No.1という実績がある大手取引所です。

bitFlyerクレカの利用やTポイントと連携で、ビットコインがお得にためられる点も魅力的です。

＼ビットコイン取引所 8年連続国内No.1／

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※ 国内暗号資産交換業者における2016 年～2023 年の差金決済および先物取引を含んだ年間出来高。（日本暗号資産取引業協会が公表する統計情報および国内暗号資産交換業者各社が公表する取引データに基づき当社にて集計。日本暗号資産取引業協会の統計情報については2018年以降分を参照）

以上、IEOにおすすめする3つの仮想通貨取引所をご紹介しました。

IEOに参加する方法

ここからはIEOに参加する方法をご紹介します。

IEOに参加するまでの流れは下記の通り。

ちょっと難しく感じるかもしれませんが、実際に手を動かして見ると簡単です。

口座開設

まずはコインチェックの公式サイトにアクセスをして新規登録を行います。

1. 『会員登録』ボタンをタップして
2. メールアドレスとパスワードを入力して『ログイン』をタップ
3. 『認証コード』を入力

後は必要な個人情報を入力し、本人確認書類を提出すればOKです。

口座開設が完了したら登録先のメールアドレスに連絡が届きます。

日本円の入金

口座開設が完了したらまずは日本円を入金しましょう。

• ホーム画面の『ウォレット』をタップ
• ウォレット内の『入金』をタップ
• 入金方法を選択する（銀行振込・コンビニ入金・クイック入金）

入金方法は銀行振込がおすすめです。コンビニ入金やクイック入金よりも手取り早く手数料も安く済みます。（ネット銀行の手数料無料枠などを活用）

IEO情報の確認

日本円の入金が無事に完了したらIEOトークンの申し込みにすすみましょう。

• ホーム画面の『ディスカバー』をタップ
• ディスカバー内画面を下にスクロールして
• 『Coincheck IEO』をタップ

申し込み

専用サイトに入ったらプロジェクトが指定する条件を確認し手順に沿ってIEOへの参加申し込みを行います。

当選発表とトークン受け取り

多くの場合、抽選で当選者が決まります。

当選した場合は指定された方法で支払いを行います。

支払い完了後、指定された日時にトークンがウォレットに付与されます。

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IEOの注意点

IEO（Initial Exchange Offering）だからといって全てのプロジェクトが経済的に成功するわけではありません。

投資なので損をする可能性も十分にあります。

ただし、注意点を意識すればリスクを軽減できるので参考にして下さい。

IEOの主な注意点は以下の３つです。

注意点①：プロジェクトの運営状況

IEOで投資をする前に、そのプロジェクトの内容や目的、開発チームの経験や実績、ロードマップを調査することが重要です。

プロジェクトがどのような問題を解決しようとしているのか、その技術が本当に実現可能なのか、プロジェクトメンバーに信頼できる人物がいるかなどの運営状況を確認することで、損失リスクを減らせます。

例えば、プロジェクトのロードマップがビミョーならIEOには申し込まない、という判断ができます。

注意点②：価格変動に対する判断基準

仮想通貨市場は非常にボラティリティ（価格の変動）が高い市場です。

IEOトークンも例外ではなく短期間で大きな価格変動が起こります。

投資後すぐに価格が大幅に下がることもあれば、逆に急騰することもあります。

このような価格変動に対して冷静に対処するには、自分の中で売買の判断基準を設けておくことが重要です。

注意点③：仮想通貨に対する国家規制

仮想通貨に対する各国の規制は頻繁に変わることがあります。

例えば、ある国が突然仮想通貨取引を禁止したり、規制を厳しくしたりすると、IEOトークンの価値や取引の可能性に大きな影響を与えることがあります。

また、ビットコインがETFとして承認されるなど、規制が緩和されると価格が乱高下し、IEOにも影響を及ぼすことがあります。

仮想通貨のIEOまとめ

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