「リップル(XRP)の今後がやばいって聞いたけど本当?」
「リップル(XRP)に将来性はあるの?」
このような疑問にお答えして、本記事ではリップル(XRP)の今後や将来性について解説しました。
今後がやばいと言われる理由や実際の価格動向についても解説しているので、購入を迷っている方は参考にしてみてください。
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リップル(XRP)とは?特徴を解説
リップル(XRP)は、一般的なブロックチェーンとは異なる特殊な仮想通貨です。
そのため、通常の仮想通貨とは異なる特徴を持っています。
リップル(XRP)がどのような特徴を持つ仮想通貨か理解するためにも、ぜひ参考にしてください。
独自の分散型台帳「XRP Ledger」
リップル(XRP)はビットコインやイーサリアムのような一般的なブロックチェーンを用いていません。
その代わりに、「XRP Ledger」という独自の分散型台帳を使用しています。
一般的なブロックチェーンではブロックの承認作業が必要なため、多くの時間や作業量が必要となります。
しかし、「XRP Ledger」ではリップル(XRP)が管理する少数の人によって承認が行われるため、ブロックチェーンと比較して非常に少ない作業量とコストで承認が可能です。
ブロックチェーンの場合はユーザー同士が取引を確認する非中央集権型ですが、リップル(XRP)は直接企業が管理する中央集権型と言われています!
中央集権的なシステムには、リップル(XRP)が崩れるとすべてを失ってしまうリスクや権力集中のリスクなどが存在します!
しかし、リップル(XRP)はいずれ各ノードが自由に承認者リストを選べるようにする方針の様子です!
なお、XRPの購入については「リップルの買い方」の記事を是非ご確認下さい。
国際送金に特化した「RTXP」
リップル(XRP)は「リップル・トランザクション・プロトコル(RTXP)」で使われる仮想通貨として生まれました。
RTXPは国際送金ネットワークのことであり、ブリッジ通貨であるリップル(XRP)を軸にすることで、スムーズな法定通貨や仮想通貨の送金が可能になります。
国際送金は中継手数料の発生や為替相場の変動を受けますし、多くの時間を必要としています。
これは、既存の国際送金がSWIFT(国際銀行通信協会)のルールに則る必要があるためです。
しかし、RTXPを使えば取引の時間を大幅にカットでき、換金にかかるコストも抑えることができます。
実際にリップル(XRP)は国際的な銀行や日本の大手銀行とも提携を行っています!
ビットコインが決済完了するまでの時間を約10分必要とすることに対し、リップル(XRP)の決済完了時間は3〜5秒と早く、迅速な国際送金に適しています!
アジアで事業を拡大している
リップル(XRP)はアメリカの会社ではありますが、コインテレグラフジャパンによればデジタル資産取引の80%がアジアで行われているとのことでした。
これは2020年の発表ですが、実際にリップル(XRP)はシンガポール・インド・ドバイにも拠点を設立しています。
また、2023年6月にはシンガポールで主要決済機関ライセンスの原則承認を取得し、2023年11月にはドバイでライセンスを取得しました。
リップル(XRP)の優れた国際送金システムがより有効に使える地域は、新興国や発展途上国の人々です!
日本人のような先進国の人々はクレジットカードや電子マネーなどの普及が著しく、国際送金システムの重要性が薄いためです!
銀行口座を持っていない人や出稼ぎで国際送金を頻繁に利用するような人々にとって、リップル(XRP)は手軽でコストの安い有効な送金システムになると考えられています!
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リップル(XRP)の今後がやばいと言われる理由
リップル(XRP)の価格動向などを見て、今後がやばいと考えている人は一定数存在します。
そのため、リップル(XRP)の今後がやばいと言われている理由について解説しました。
今後がやばいと考えている人がいる一方で、将来性を感じポジティブに捉えている投資家もいます。
本当にやばいのか、むしろ将来性があるのではないかと気になっている方はぜひ参考にしてください。
2021年の最高値以降ずっと下降トレンド
リップル(XRP)は2021年に最高値の1.9ドルをつけて以降、常に下降トレンドとなっています。
それどころか、ローンチ当初と2024年6月現在の価格はほとんど変わっていません。
そのため価格動向からは成長を感じにくく、今後がやばいと言われる理由の1つとなっています。
ただ、2024年6月時点で時価総額は第7位となっており、価値が高い仮想通貨ということは確かです!
半分以上のリップル(XRP)を自社で抱えている
リップル(XRP)は発行上限枚数の1,000億枚をすべて発行していますが、そのうち半分以上をリップル(XRP)自身が保有しています。
そのため、リップル社がリップル(XRP)を大量に放出してしまうと、価格が大幅に下がる可能性が高いです。
ただ、リップル(XRP)は2017年5月にロックアップを実施することを発表し、2018年以降は10億XRPまでしか放出できない制限を課しました。
これにより、リップル(XRP)は流動性を確保しながら問題なく売買が行われています。
大量のリップル(XRP)の放出による暴落懸念が投資家にはありましたが、現在ではこの不安は解消されているといえるでしょう。
また、ロックアップしたリップル(XRP)は第三者機関で法によって設立されているエスクローで保管されています!
エスクローからは保管を依頼した組織や会社であっても勝手に持ち出すことはできないため、今後も大量放出の危険は少ないでしょう!
SWIFTの影響
リップル(XRP)は国際送金システムとして力を入れています。
そのため、国際送金を促進してきた従来のネットワークである「SWIFT」のライバルのような立ち位置になりました。
現代の経済の中でSWIFTは非常に重要な役割を果たしており、国際送金システムにおける寡占状態といっても過言ではありません。
SWIFTは取引が遅い・コストがかかる・エラー率が高いなどの問題点も示唆されていますが、簡単にリップル(XRP)へ移行することは難しいと言われています。
2012年に特定のロビイストがイランのネットワーク利用を禁止することをSWIFTに求めたことがありました!
この結果、イランはSWIFTから切り離されることとなってしまい、イランの産業は多くの危機に直面しました!
数十年間もの間寡占状態にあったことによる権力は世界的に影響を及ぼせるほどであり、簡単には覆せないと言われています!
しかし、その権力を覆し、市場を手に入れた場合には大きな影響力を持つ可能性もあるでしょう!
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リップル(XRP)の将来性・価格予想
リップル(XRP)の今後や将来性について解説します!
リップル(XRP)は価格動向が良くも悪くも落ち着いており、将来性を読みづらいと考えている人も多いでしょう!
しかし、2023年後半から徐々に将来性を感じる動きが見られており、投資家からの注目度も高まっています!
「リップル裁判」で事実上の勝利
リップル(XRP)は、2020年12月23日にアメリカの証券取引委員会(SEC)から提訴されました。
この裁判は、リップル(XRP)が7年間有価証券として未登録の暗号資産を販売していたとして提訴されたものです。
この裁判は数年もの間争われてきましたが、2023年7月13日に「リップル(XRP)の機関投資家向け販売スキームは未登録証券にあたるものの、個人向けリップル(XRP)は有価証券ではない」と事実上の勝利となりました。
同年10月にはSECから控訴されましたが、これは却下されています。
また、2024年3月にはSECはリップル(XRP)へ20億ドルの罰金を科すように要請しました。
しかし、リップル(XRP)は「何の申し立てもない事件で20億ドル要求することは前例がない」として、X上で報告しています。
リップル(XRP)が裁判に事実上の勝利を果たした時、価格は前日比でプラス80%以上上昇しました!
さらに、控訴が却下されたタイミングでも価格は5%上昇しています!
裁判の結果が大きく価格に影響すると見ている投資家もおり、今後リップル(XRP)が優勢になることに期待している投資家も多い様子です!
リップル(XRP)のETFへの期待
5月末に開催された「Consensus2024」で、リップル(XRP)のCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏は「リップル(XRP)のETFは時間の問題で登場は不可避」と予測しました。
「Consensus2024」は、仮想通貨やブロックチェーン、Web3に取り組む人が集まる影響力の高い世界最大級のイベントです。
CEOは「リップル(XRP)、ソラナ、カルダノ」のETFの可能性が高いと予測しており、いずれも時価総額TOP10に入る信頼性が高い仮想通貨です。
2024年に入ってビットコインとイーサリアムのETFが承認され、2つの仮想通貨の価格は上昇傾向にあります!
もしETFが承認されれば、リップル(XRP)も同様に価格が上昇する可能性があると関心を集めています!
ビットコインとイーサリアムのETF承認の時には、実際に承認されるまでの期間に期待感で価格が上昇していたため、今後も同様の流れになる可能性に期待されている様子です!
ドバイでライセンスを獲得
2023年11月2日、リップル(XRP)はドバイの金規制当局(DFSA)から仮想通貨の承認を受けたと発表しました。
これにより、ドバイ国際金融センター(DIFC)にライセンスを持つ仮想通貨の関連企業は、リップル(XRP)を自社のサービスで使えるようになります。
DFSAの承認を受けた仮想通貨はビットコイン、イーサリアム、ライトコインしかなく、リップル(XRP)は史上4番目となる承認となりました。
リップル(XRP)の発表によれば、リップル(XRP)の顧客の約20%がこの地域に存在するとのことでした!
この動きは投資家にも注目されている様子で、2023年11月6日時点で価格が11%以上上昇し、取引量が10億ドルから20億ドルまで急増しています!
ドバイ国際金融センター(DIFC)は世界でトップクラスの金融ハブなため、前向きな展開に期待する投資家は多い様子です!
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リップル(XRP)の価格推移
リップル(XRP)の価格推移を見てみましょう。
仮想通貨を売買するにあたって、過去の価格動向を知ることは非常に重要です。
長期的な推移と直近3か月の推移に分けて解説するので、参考にしてください。
長期的な推移
長期的な推移を見てみると、2017年12頃に急激に価格を伸ばしています。
これは仮想通貨バブルが起きたタイミングであり、仮想通貨市場全体で数多くの仮想通貨が瞬間的な価格の暴騰を記録しました。
特にリップル(XRP)は顕著な動きをしており、1か月で10倍の上昇と仮想通貨市場の中でも際立った動きをしています。
これは、バブルの中で実用性が認められたことや大手金融機関との提携が理由と考えられています。
仮想通貨バブルが弾け、仮想通貨市場が落ち着いたことに連動してリップル(XRP)も落ち着いた価格動向になりました。
2020年3月のコロナショックで価格は低迷したものの、2020年12月に行われた「Sparkトークン」のスナップショットにより価格は上昇し始めています。
そして2021年、NFTブームやビットコイン先物ETFなどの様々な要因により仮想通貨バブルが再来し、リップル(XRP)も1.9ドルと最高値を更新しました。
しかし、2022年はアメリカ政府の金融引き締めによる金利上昇、ロシアのウクライナ侵攻、原油高などの影響で「仮想通貨冬の時代」と呼ばれており、リップル(XRP)も価格は下落しています。
その後、リップル(XRP)は特別な上昇理由もなく、下落したままほとんど横ばいに推移しています!
直近3か月の推移
直近3か月の動向を見ても、リップル(XRP)は基本的に下落と横ばいの動きを見せています。
2024年4月12日〜4月14日の間で価格が暴落していますが、これは仮想通貨市場全体の動きでした。
ビットコイン、イーサリアム、ソラナなどの主要な仮想通貨銘柄も同様に価格が暴落しています。
この期間でリップル(XRP)に特別なニュースがあったわけではありません。
ただ、アメリカの高めの金利が長期化する見通しがビットコインの価格に悪影響を及ぼし、さらに仮想通貨市場全体に影響を及ぼしたことも理由の1つと考えられています。
4月全体で見ても仮想通貨市場全体の下落率は大きく、ビットコインに関しては2022年11月に仮想通貨取引所であるFTXが破綻して以来の暴落でした。
直近3か月の下落トレンドは、2022年〜2023年の仮想通貨低迷時に買いを行った投資家たちが、ビットコイン半減期やETF承認による大幅な上昇を経験し売りに走ったとの見方もあります!
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リップル(XRP)の今後・将来性まとめ
- SWIFTとライバルのような立ち位置にいる独自の分散型台帳を使用した集権型のシステム
- 国際送金システムに力を入れているバブル時に高騰した以外の価格は下落と横ばいが多い
- 裁判は長引いているが事実上の勝訴
- ETFやドバイのライセンスに注目している人は多い
- おすすめな取引所はコインチェック
今回はリップル(XRP)の今後や将来性について解説しました。
リップル(XRP)は国際送金システムに力を入れている仮想通貨です!
価格が伸び悩んでいることで今後に不安を感じる人もいますが、将来性を感じている人もいます!
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なお、本記事では触れられませんでしたがETHの購入にはGMOコインも人気が高いです。
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