世界最大規模を誇る大手の仮想通貨取引所であるバイナンス(Binance)は、9月16日にファースト・ネイロ・オン・イーサリアム($NEIRO)とターボ($TURBO)、ベイビードージコイン($1MBABYDOGE)の3つのミームコインを新規に上場させて、大きなニュースとなっています。
そんな中、一部の投資家は複数のミームコインを同時にステーキングできる革新的なCrypto All-Stars($STARS、クリプト・オールスターズ)にもバイナンス上場のチャンスが訪れているとして期待感を高めています。
今回は、バイナンス取引所が3つのミームコインを新規上場させたニュースと、クリプト・オールスターズが次のバイナンス候補として期待される理由について解説します。
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バイナンス取引所に3つのミームコインが上場
冒頭で触れたように、大手仮想通貨取引所であるバイナンスが、$NEIRO・$TURBO・$1MBABYDOGEという3つのトレンドミームコインを、現物(スポット)市場へ新規に上場させたことを発表しました。
その中でもファースト・ネイロ・オン・イーサリアムの$NEIROは、同じトークン名であるネイロイーサリアム($NEIRO)よりも先に現物市場に上場を果たしたことから、ネイロイーサリアムのコミュニティから反対する声が上がりましたが、今回の上場で$NEIROの価格は1000%以上の高騰を記録し、1400万だった時価総額は現在1億7000ドルまで急上昇しています。
ちなみに、ネイロイーサリアムはバイナンスの先物市場へすでに上場しており、現物市場への上場も期待されていました。
また、今回のバイナンス上場をきっかけとして、$1MBABYDOGEは70%以上、$TURBOは20%以上も価格が高騰し、バイナンスへの上場が仮想通貨に与える影響が大きいことを証明しました。
バイナンスでミームコインの上場ラッシュか
先物(フューチャー)取引を扱うバイナンスフューチャー(Binance Futures)は、ファースト・ネイロ・オン・イーサリアムの$NEIROと$1MBABYDOGE、キャティゼン($CATI)、ハムスターコンバット($HMSTR)をそれぞれUSDTマージンで、無期限契約として上場させることも報告しました。
バイナンスが続けて発表したミームコインの上場を受けて、仮想通貨市場の投資家たちは同取引所でミームコインの上場ラッシュが起きているとして、次はどのミームコインが上場するのか、様々な予測を立てています。
ミームコイン市場の取引量は43%増
今回バイナンスが、先物市場と現物市場へミームコインを複数上場させたことで、ミームコイン市場の取引量は約43%増となり、市場全体の時価総額は本稿執筆時点で413億ドルとなっています。
ミームコイン市場では、2024年初頭に時価総額が600億ドルを超えるミームコインブームが起きましたが、6月に入ってから市場は低迷期に入り、価格が暴落するプロジェクトが増加しました。
特に、仮想通貨市場全体にとって歴史的に暴落が起きやすいといわれる9月(別名:レクテンバー)には、時価総額は400億ドルを下回って、一時340億ドルとなりました。
しかしながら一方で、このような低迷期に積極的な買いを行っているクジラ(大口投資家)の活動が目立っており、9月3日にはとあるクジラが1900万ドルに相当する322.37BTC(ビットコイン)の購入を行ったことが大きなニュースとなりました。
また同日に、別のクジラが1700万ドル相当の300BTCを追加購入したことが確認されており、一部の投資家たちはまもなく強気相場が訪れるかもしれないと、自身のポートフォリオを見直して大きなリターンを狙おうとしています。
歴史的に、9月を乗り越えた後の第4四半期(10〜12月)は、強気相場が訪れやすい時期とされており、今回バイナンスが起こしたミームコイン上場ラッシュに後押しされる形で、市場に強気相場が訪れる可能性は高まっているともいえるでしょう。
今回現物市場に上場したミームコイン:NEIROとは?
今回バイナンスの現物市場に上場したミームコインであるファースト・ネイロ・オン・イーサリアムの$NEIROとは、千葉県に在住している「ねいろちゃん」という柴犬をモデルとしたミームコインです。
ねいろちゃんは、飼い主が以前飼っていた「かぼすちゃん」という柴犬の後に迎え入れられた新しい柴犬です。
かぼすちゃんは、No.1ミームコインとして世界中で知られているドージコイン($DOGE)のモデルとなった柴犬であるため、今回の$NEIROにも熱狂的な支持が集まっています。
前述したように、この$NEIROはネイロイーサリアムとトークン名が同じですが、両者のコントラクトアドレスおよび開発チームは異なっており、関連トークンでありながらもライバル関係にあります。
そのため、今回バイナンスが時価総額の低かったファースト・ネイロ・オン・イーサリアムを上場させたことで、一部の投資家は内部関係者が価格操作に関わっていると違法取引の可能性を指摘しています。
今回現物市場に上場したミームコイン:TURBOとは?
今回バイナンスの現物市場に上場したもう1つのミームコイン$TURBOは、ChatGPTによって作られた新しいミームコインです。
$TURBOの開発者として知られるレット・マンカインド(RhettMankind)氏は、NFTアーティストであるため、プログラミングの知識が全くない状態でこのミームコインを作成し、時価総額がピーク時に6億ドルを超えて話題になりました。
ミームコインの生成に関してChatGPTの助言を参考にしながら、マンカインド氏は自身のX(旧Twitter)のフォロワーにトークン名やミームについてのアンケートを行い、多数決で最も人気の高かった「宇宙服を身に纏ったオレンジのカエル」をミームに、「ターボ」という名前をつけることを決めました。
$TURBOはトークンの発表から1年経った今でも、ミームコイン市場の時価総額別ランキングで17位にランクインしてその強さを維持しています。
このようなマンカインド氏の成功は、最新AI技術の新たな可能性を示唆することとなり、多くの投資家の注目を集めました。
今回現物市場に上場したミームコイン:1MBABYDOGEとは?
今回バイナンスの現物市場に上場を果たした3つ目のミームコイン$1MBABYDOGEは、子犬の柴犬をテーマにしたミームコインで、すでに開発されているベイビードージコイン($BABYDOGE)の価格の桁数を少なくすることを目的として作成されました。
というのも、現在の$BABYDOGEの価格は0.00000000221ドルと小数点以下に0が8個もあるため、とてもわかりにくくなっています。
そこで、$1MBABYDOGトークンあたり100万$BABYDOGEに対応する新たなトークンが登場しました。
$BABYDOGE自体は、困っている犬をサポートするというコンセプトを掲げて、動物の保護活動へ積極的に寄付をすることを目的にしているミームコインです。
BNBチェーン上に構築されているため、バイナンス取引所への上場が期待されていました。
クリプト・オールスターズが次のバイナンス上場候補として期待される理由とは
それでは、最新ミームコインであるクリプト・オールスターズが、どうして次のバイナンス上場候補として期待されているのか、その理由について詳しく見ていきましょう。
複数の保有ミームコインをステーキングできるMemeVault
クリプト・オールスターズは、すでに保有しているミームコインを複数同時に預けられる革新的なステーキング・プラットフォームを開発しています。
このプラットフォームは、MemeVault(ミーム金庫)という名前が付けられており、ミームコインを保有するユーザーはMemeVaultでステーキングをすると、最大で通常の3倍に相当する大規模な報酬が$STARSトークンで付与される仕組みとなっています。
これまでのステーキング・プロトコルでは、1つのステーキング機能に1つのトークンしか預け入れることができませんでしたが、MemeVaultは複数のトークンを1つのプロトコルで同時に預け入れられるように機能を拡張し、他のミームコインプロジェクトとの差別化を図っています。
現在このMemeVaultに対応しているのは、今回バイナンスに上場した$TURBOと、トップミームコインの$DOGE、そしてぺぺ($PEPE)・シバイヌ($SHIB)・ボンク($BONK)・フロキ($FLOKI)・ブレット($BRETT)・モッグコイン($MOG)・トシ($TOSHI)・コックイヌ($COQ)・ミレディ($LADYS)という11種類の主要ミームコインであるため、多くのミームコイン投資家が参入を検討できるでしょう。
開発チームは、MemeVaultのローンチに伴い対応ミームコインをさらに拡大していくことを宣言しており、市場で新たなトレンドを巻き起こすことを目指しています。
このように、クリプト・オールスターズは独自のMemeVaultを強みに、ミームコイン市場で影響力を高めて急成長することが期待されており、市場の投資家たちはバイナンスへの上場は十分にあり得ると高く評価しています。
STARSの高利回りなステーキング報酬
クリプト・オールスターズは、ユーザーに多様な収益機会を提供するため、プレセール段階から参加できる$STARSトークンのステーキング機能も搭載しています。
このステーキング機能に$STARSトークンをロックすると、現在1114%のAPY(年間利回り)に基づく高額かつ受動的な報酬を獲得することができます。
バイナンスへの上場の噂が広まり始めているということも相まって、現在このステーキング機能には6億6086万6051$STARSトークンがステーキングされており、プロジェクトの長期的な成長に期待をする投資家が増えていると考えられます。
受動的な報酬に対する重要性の高まり
クリプト・オールスターズが、メイン機能として今回MemeVaultの開発を決定したのは、受動的な報酬に対する重要性が仮想通貨市場で高まっているという現状が背景にあります。
仮想通貨市場では、ビットコインのコンセンサス・アルゴリズム(合意方法)であるプルーフ・オブ・ワーク(PoW)が主流とされていましたが、近年環境問題への改善意識が世界的に高まっていることから、エネルギー効率に優れたプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用する仮想通貨プロジェクトが増加しています。
マイニング(採掘)を実行することで取引データの承認を行うPoWとは異なり、PoSではユーザーが保有資産をステーキングをすることで取引の承認に貢献し、その見返りとして受動的な報酬が付与される仕組みになっています。
このステーキング機能で、投資家は経済的な損失を最小限に抑えて、少ないメンテナンス労力で報酬を獲得できる一方で、プロジェクトはネイティブトークンの供給量を制限してトークン価値を高められるので、双方に大きなメリットがあります。
したがって、このようなPoSのシステムを応用したMemeVaultには、投資家からの高い需要が期待されており、ミームコイン市場をリードする可能性が示唆されています。
大口投資家がプレセールへ5万ドルの資金を提供
クリプト・オールスターズは、先行販売として現在プレセールを行っていますが、クジラといわれる大口投資家が9月9日に5万ドル相当の3490万$STARSトークン購入を行って、大規模な資金を提供しました。
このクジラによる影響もあり、クリプト・オールスターズのプレセールは、すでに130万ドル以上の資金を調達しています。
また、クリプト・オールスターズのスマートコントラクトは、業界で大手となるCoinsult社とSolidProof社による監査を完了させていることから、その高い安全性も投資家を魅了しており、バイナンス上場に向けてその存在感を高めています。
革新的なイーサリアムのERC-1155マルチトークン規格を採用
クリプト・オールスターズは、革新的なイーサリアムのERC-1155マルチトークン規格を採用して、複数のステーキングに対応するMemeVaultの開発に役立てるだけではなく、スケーラビリティ(拡張性)・柔軟性も向上させようとしています。
ERC-1155マルチトークン規格はまた、トークンを誤ったウォレットアドレスに送信してしまった場合でも、ユーザーが自分のトークンを取り戻せるセキュリティ機能も備えています。
この機能によって、MemeVaultのユーザーはより安全に保有資産を管理することができます。
これらの高い安全性を持っているクリプト・オールスターズは、他のミームコインよりも優位に立つ可能性があり、$STARSトークンが次のバイナンス上場トークンとして取り上げられる理由の1つとなっています。
STARSの強気な価格予測
仮想通貨市場の一部の専門家は、クリプト・オールスターズの$STARSトークンに対して、以下のように強気な価格予測を行っています。
最低価格 | 最高価格 | 平均価格 | |
---|---|---|---|
2024年末まで | 0.00121ドル | 0.0067128ドル | 0.0034066ドル |
2025年末まで | 0.003761ドル | 0.0402768ドル | 0.0217181ドル |
2030年末まで | 0.032527ドル | 0.1124394ドル | 0.056882ドル |
2024年末までに、ミームコイン市場に再び強気相場が来る可能性が高まっているため、トップミームコインに対応する$STARSトークンは、最高で0.0067128ドルあたりまで上昇する可能性が十分にあるといえるでしょう。
また、2025年末までの約1年の間にクリプト・オールスターズは、MemeVaultの機能をさらに向上させ、市場で知名度を高めているシナリオも考えられています。
クリプト・オールスターズのマーケティング戦略が成功すれば、0.0402768ドルという史上最高値を更新するかもしれません。
2030年まではまだ時間があるので、価格予測は今後大きく変わる可能性がありますが、現時点では2028年のビットコイン半減期による強気相場再来の影響を強く受けて、ミームコイン市場をリードする$STARSトークンが、現在の100倍にまで価格が急成長する可能性があると期待されています。
プレセールでSTARSを購入するには?
プレセールで$STARSトークンを購入するには、以下の簡単なステップに従って手続きを進めてみてください。
- 仮想通貨のウォレット(メタマスク・ベストウォレットがおすすめ)を準備する
- ウォレットへ仮想通貨を入金する
- 公式サイトの購入画面にウォレットを接続する
- $STARSトークンを購入する
- $STARSトークンを請求する
クリプト・オールスターズが現在対応している仮想通貨は、ETH・USDT・BNBですが、チームは先日新たにミームコインでの購入も可能としました。
現在$STARSトークンの購入に対応しているミームコインは、$FLOKI・$SHIB・$PEPE・$DOGEの4つとなっています。
また、プレセールで購入した$STARSトークンは、後日発表される請求日に請求およびウォレットでの受け取りが可能になります。
プレセール終了が近づいてくると、開発チームから詳細の発表があるはずなので、トークンを購入した場合は公式サイトやX(旧Twitter)、Telegramチャンネルをこまめにチェックするようにしてください。
手順が分かった方は、まずは国内の取引所であるコインチェックにて口座開設を済ませて、ウォレットに送る仮想通貨の購入から始めてみましょう!
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最後に
今回は、バイナンス取引所が3つのミームコインを新規上場させたニュースと、クリプト・オールスターズが次のバイナンス上場候補として期待されている理由について解説しました。
クリプト・オールスターズのMemeVaultは、すでに11種類のトップミームコインに対応することが決まっているため、市場のミームコイン愛好家たちからの注目を浴びています。
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