LINE NEXT、アジアのメッセージング大手LINEの韓国拠点のNFT部門は、Web3エコシステムを「普及させる」ために1億4000万ドルの投資を調達しました。LINEは、この投資が「今年のアジアのブロックチェーンWeb3業界で最大の資金調達ラウンド」と主張しています。このラウンドは、ピーター・ティールが支援するプライベートエクイティファームであるCrescendo Equity Partnersが主導しました。
新たな資本を得て、LINEは2024年1月にグローバルNFTプラットフォームDOSIを正式に立ち上げる予定です。「日本のNFTマーケットプレイスであるLINE NFTと統合され、DOSIは世界中のユーザーにモバイルアプリとして提供されます」と同社は述べています。
LINE NEXTのスポークスパーソンによると、ベータサービス中にDOSIの主要なアクティブユーザー市場は韓国、日本、タイ、台湾、インドネシア、ベトナム、インドから来ているとのことです。「公式ローンチを通じて、プラットフォームを全世界的に普及させることを目指しています」と述べています。
LINE NEXTはまた、既存のデジタル製品の「所有権を与える」ことをブランドに支援し、それらを取引可能にする計画を持っています。ソーシャルメディア大手は、既存のキャラクターであるBROWN & FRIENDSをフィーチャーしたWeb3ゲームを導入する意向です。
「一般ユーザーが簡単に使用し、Web2のさまざまなサービスやブランドにブロックチェーンを採用できるWeb3アプリの標準を構築したいと考えています」と、CrescendoのマネージングパートナーであるKevin Leeは声明で述べています。
LINE NEXTのCEOであるYoungsu Koは、「Web3をさらに普及させ、ユーザーがデジタル商品の価値を所有する新しいサービスエコシステムを開発する計画です」と述べています。
ソーシャルメディア大手は、Web3スペースに進出するために積極的な活動を行っています。2021年12月にLINE NEXTを設立し、2022年9月にグローバルNFTプラットフォームDOSIのベータサービスを開始しました。
参考:TheBlock
