1992年の著書「Snow Crash」で「メタバース」という言葉を生み出したニール・スティーヴンソンが立ち上げたブロックチェーンプロジェクトは、メタバースへの関心が低下し、一部が「死んでいる」と宣言しているにも関わらず、そのビジョンを前進させています。
Google Trendsのデータによれば、2023年にメタバースへの検索関心は2021年と2022年のピーク時に比べて減少しています。
しかし、関心が低下し、「死んでいる」との宣言がある中でも、一部の人々は頭を下げて構築を続けています。
スティーヴンソンが設立したメタバースブロックチェーンプロジェクト、Lamina1は、10月に「Open Metaverse Discovery Month」という月間イベントを開催すると発表しました。
このイベントでは、ワークショップが開催され、ビルダーやクリエイターがメタバースの経験を探求するための知識を得るための共同クエストや報奨金が提供されます。
Lamina1のCEOであるRebecca Barkinは、メタバースが「死んでいる」との仮定にも関わらず、メタバースに楽観的です。
Barkinは、プロジェクトを立ち上げてから約50,000人のビルダーをコミュニティに引き付けることができたとCointelegraphに語りました。
彼女は、人々がデジタルな経験、ゲーム、仮想のワールドビルディング、デジタルアイテムの購入と販売、新しいコンピューティングやクリエイティブ技術の実験に時間とお金を投資し続ける限り、メタバースは生き続けると述べています。
