新政権の政策方針で暗号資産業界には追い風か｜最新ミームコイン紹介

December 13, 2024

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2024年12月、ついにビットコイン（BTC）が待望の10万ドルを突破しました。かつて夢物語と思われていた大台到達は、仮想通貨（暗号資産）市場の新たな歴史的瞬間となりました。2025年はさらなる飛躍が期待される年となりそうです。では、具体的にどのような変化が期待されているのでしょうか？

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追い風となる新政権の仮想通貨政策

トランプ次期大統領が掲げる「アメリカをビットコインの中心地に」という構想は、仮想通貨投資家に大きな期待をもたらしています。特に注目を集めているのが、2025年1月に就任予定のポール・アトキンス新SEC委員長です。仮想通貨業界への深い理解で知られる同氏の起用は、これまでの仮想通貨に対して厳しい姿勢からの転換点となりそうです。

このように、仮想通貨の明確で前向きな規制の枠組みづくりが期待されています。このような変化はこれまで当局による規制リスクを懸念して慎重な姿勢を示してきた大手金融機関の背中を押すことになるでしょう。実際にその流れは到来つつあり、複数の金融機関が仮想通貨部門の拡充を検討し始めているという報道も増えています。

主要資産としての地位を固めるビットコイン

「ビットコインを持たないことは、むしろリスク」。この言葉は、大手資産運用会社WisdomTree（ウィズダムツリー）のアナリストが語ったものです。すでに時価総額2兆ドルを超えるビットコインは、これまでビットコインへ批判的であった投資家からしても、もはや無視できない資産となっています。

特に時代の流れで注目すべき点は、従来ビットコインに懐疑的だった金融機関の姿勢の大きな転換です。世界最大の資産運用会社BlackRock（ブラックロック）や、老舗の投資会社Fidelity（フィデリティ）は、ビットコインへの本格参入を果たしています。さらに、保守的な運用で知られる年金基金や、運用のプロであるヘッジファンドまでもが、ポートフォリオにビットコインを次々と組み入れ始めています。

この動きを決定的にしたのが、2024年1月のアメリカにおける現物ビットコインETFの承認です。ETFという馴染みのある投資商品を通じてビットコインに投資できるようになったことで、多くの機関投資家にとって投資障壁が大きく低下し、資金流入が一気に加速したことは記憶に新しいです。

実際、米国証券取引委員会の13F報告書によると、この1年間で機関投資家のビットコイン保有量は着実に増加しており、四半期ごとの新規参入機関数も増加傾向にあります。

ミラボー・グループのジョン・プラサード氏は「ビットコインはもはや投機的な資産ではなく、機関投資家のポートフォリオに不可欠な要素となりつつある」と分析しています。2025年には、さらに多くの機関投資家がポートフォリオにビットコインを入れる「デジタルゴールド戦略」を採用すると予想されており、その資金流入規模は過去最大となる可能性が期待されています。

プロフェッショナルたちが見据える2025年のビットコイン相場

このような好条件の中で、2025年のビットコインパフォーマンスはどのようなものになるのでしょうか。興味深い投資のプロの予測を一部ご紹介します。

まず、次期大統領のトランプ氏の発言に注目です。来年1月の就任してすぐにビットコインが15万ドルに到達することを望んでいると分かっています。実際、トランプ氏が大統領選に勝利してからビットコインを含む仮想通貨市場は右肩上がりであるため、この発言には大きな期待が持てるでしょう。

次は企業に目を移してみましょう。ロンドンに拠点を置くスタンダードチャータード銀行のグローバル・デジタル資産リサーチ責任者、ジェフ・ケンドリック氏は2025年末までにビットコインの20万ドルへの到達を予測しています。

さらに、10x Researchのマーカス・ティーレンCEOは同社独自のパワー法則モデルに基づき、15.7万ドルから31.5万ドルという具体的な価格レンジで予測を出しています。この強気な見通しの背景には、複数の重要な成長要因が存在します。

多くのプロの投資家が注目したのが、2024年4月のビットコインの半減期の影響です。これによってビットコインの新規発行量が半分になる中、機関投資家からの需要は増加の一途をたどっています。

Bitwise（ビットワイズ）のアンドレ・ドラゴシュ氏は、「半減期による供給ショックと機関投資家からの大きな需要が、2025年の価格上昇を支える重要な要因となる」と分析しています。

世界経済もビットコインにとって追い風に？

2025年の世界経済の状況もビットコインにとって追い風となりそうです。世界的な金融緩和政策によって多くのカネが市場に供給され、その一部が仮想通貨市場に流入する可能性が高まっています。また、インフレ圧力の継続と金融政策の不確実性は、「価値貯蔵手段」としてのビットコインの魅力を一層高めることになるでしょう。

もちろん、ビットコインの価格変動性にも留意する必要があります。しかし、WisdomTreeのドヴィレ・シレンスキーテ氏が指摘するように、この価格変動性は、仮想通貨市場の成熟とともに徐々に落ち着いていくとの見解が多くあります。実際に、大手金融機関の参入拡大や規制環境の改善は、価格の安定性向上に寄与すると期待されています。

真の意味での「デジタルゴールド」へ

2025年は、ビットコインが本当の意味での「デジタルゴールド」としての地位を確立する重要な転換点となりそうです。企業の財務戦略や世界各国の外貨準備におけるビットコインの採用が広がりつつあり、さらなる制度化が進むと予想されています。

21Sharesのエイドリアン・フリッツ氏は「プライベートバンクやヘッジファンド、政府系年金基金など、幅広い機関投資家がビットコインをポートフォリオに組み入れる動きは、今後も継続するだろう」と述べています。

このような大きな変革期において、ビットコインへの投資はかつて言われていたような投機的な取引ではなく、長期的な資産形成の観点から検討する価値があるのではないでしょうか。

特に、現在の市場環境と将来の成長可能性を考慮すれば、分散投資の一環としてビットコインを組み入れることは、合理的な投資判断となり得ます。ビットコインが成熟した投資資産としての地位を確立していく中、機関投資家からの資金流入は今後も続くと期待されています。

しかし、より大きな利益を求める一文投資家たちの関心は、新興の仮想通貨プロジェクトに向かっています。注目を集めているのが、時価総額が比較的小さく、成長の可能性もあるミームコインです。

実際に、2023年に登場したPepe（$PEPE）は、わずか数ヶ月で1000倍以上の価格上昇を記録し、多くの投資家に大きなリターンをもたらしました。

そこで今回は、2025年に向けてビットコインよりも大きなリターンを生み出す可能性の高いミームコインプロジェクトを紹介します。

今回紹介するのは以下の6つのプロジェクトです。

紹介するミームコイン

それでは、さっそく注目のミームコインを見ていきましょう。

Crypto All-Stars（STARS）

Crypto All-Stars（$STARS、クリプトオールスターズ）は現在実施中のプレセールで最も投資家からの期待を集めているプロジェクトとなっています。プレセール開始からわずか数ヶ月で、1,300万ドルの資金調達に成功しました。このプロジェクトが注目を集めているのは、複数のミームコインを一括でステーキングすることができるプラットフォーム「MemeVault（ミーム金庫）」があることです。

これまでバラバラに管理しなければならなかったミームコインのステーキングを、一つのプラットフォームでまとめて管理できるようにすることで、投資家の皆さんの手間を大きく減らすことができます。

プロジェクトの特徴

このプロジェクトの目玉は、やはりステーキングプラットフォームの「MemeVault」です。Dogecoin（$DOGE、ドージコイン）やShiba Inu（$SHIB、シバイヌ）、Bonk（$BONK、ボンク）など、人気11種類のミームコインを一つの場所でステーキングできる、とても便利な機能を提供します。

これまでは複数のウォレットや取引所を行ったり来たりする必要がありましたが、MemeVaultならそんな面倒な作業から解放してくれます。

さらに、プレセールで$STARSを投資した方には、MemeVaultとはまた別の特別なステーキング報酬も用意されているので、長期保有を考えている方にもうれしい特典となっています。

将来性

ミームコイン市場は日々成長を続けており、大口投資家たちも続々と参入してきているとも言われています。そんな中で、Crypto All-Starsのような使いやすいステーキングプラットフォームの必要性は、ますます高まっていくかもしれません。特に、複数のミームコインを投資している方にとって、MemeVaultは大きな魅力となるはずです。開発チームも新機能の追加やコミュニティの拡大に積極的に取り組んでおり、今後の展開が楽しみです。

なお、約1週間後に終了するプレセールの後には仮想通貨取引所へ上場する予定となっています。アナリストの分析によると、2025年内に0.0217182ドル～0.0402769ドルに達する可能性を指摘しています。もし0.0402769ドルが実現すれば、現在価格の20倍を超える大きなリターンをもたらすことになります。

ただしもちろん、新しいプロジェクトならではのリスクや、市場の変動には注意が必要です。

Wall Street Pepe（WEPE）

Wall Street Pepe（$WEPE、ウォールストリート・ペペ）は、個人投資家の味方をするとして設立された斬新な新興ミームコインプロジェクトです。

このプロジェクトもプレセールを実施しており、開始からわずか1週間で737万ドルを資金調達する快挙を達成しています。大口投資家やインフルエンサーが仮想通貨市場を動かし、一般投資家が損失を被る現状を変えようとしている野心的なプロジェクトです。プロジェクト名の通り、ウォールストリートで起きた「ショートスクイーズ」のように、小口投資家が力を合わせて市場を動かすことを目標としています。

プロジェクトの特徴

最大の特徴は「WEPE軍団」と呼ばれるプライベートコミュニティの存在です。$WEPEトークン保有者だけが参加できるこのコミュニティでは、経験豊富な投資家から初心者まで幅広い層が集まり、投資知識の共有や市場分析、投資戦略の討論が行われています。

さらに、92%という比較的高めのステーキング機能も用意されています。

将来性

専門家による分析では、$WEPEの価格は2025年末までに最大で現在の9.5倍、2026年末までには12倍に達する可能性が指摘されています。ミームコイン市場が活況を呈する中、個人投資家支援という明確な目的を持つWall Street Pepeは、市場の民主化を推進する重要なプロジェクトとして期待されています。

もちろんミームコイン市場特有の高いボラティリティにも注意が必要です。

Best Wallet（BEST）

「仮想通貨取引をもっと身近に、もっと便利に」と誕生したモバイル専用のWeb3ウォレットのBest Walletが、大きな注目を集めています。

このBest Walletも$BESTトークンのプレセールを実施しており、スタートから2週間少しで350万ドルを調達し、1日平均14.5万ドルもの資金が集まるほどの人気ぶりを誇っています。世界で4億以上のウォレットが仮想通貨を保有する中、従来のウォレットの課題を解決する新しい機能の数々が、一部の投資家たちの注目を集めています。

プロジェクトの特徴

Best Walletの最大の特徴は、MetaMaskなど従来のウォレットにはなかった、投資をサポートする便利な機能の数々です。

たとえば将来有望とされる注目の仮想通貨の情報を公開している「Upcoming Tokens」機能や、200以上の分散型取引所（DEX）と連携しているため、その中から最も良いレートでの取引が可能です。

さらに、20以上のクロスチェーンブリッジにも対応しているため、異なるブロックチェーン間での資産移動もスムーズです。

近々リリース予定のデビットカードの「Bestカード」にも注目です。ウォレット内に保有する仮想通貨を日常の買い物にそのまま使えるようになり、仮想通貨の利用がぐっと身近になります。

将来性

Best Walletはすでに毎月50%というペースでユーザー数を増やしています。MetaMaskなど既存のウォレットからの移行も簡単に行え、$BESTトークンのステーキングでは相場以上の報酬が提供されています。

100種類以上のフィアット（法定通貨）との交換にも対応しており、仮想通貨の管理から実際の資金運用まで、一気に行えるプラットフォームとしての価値は高まっていくことが期待されています。

シンプルな操作性と実用的な機能を兼ね備えたモバイル専用のウォレット「Best Wallet」は、仮想通貨をより身近な存在にする可能性を秘めています。

Catslap（SLAP）

猫をテーマにしているCatslap（$SLAP、キャットスラップ）は、2024年11月に登場した新興ミームコインプロジェクトです。可愛らしい猫のデザインと、公式サイト内で遊んで稼げる「猫パンチゲーム」が好評となっていて、ローンチからわずか2週間で当初価格の75倍という驚異的な成長を遂げています。12月6日には大手取引所MEXCへの上場を果たし、$SLAPの保有者は14,800人を超えるまでに膨れ上がっています。

SNSでも大きな話題を呼び、X（旧Twitter）では11,700人以上のフォロワーを集めています。現在、MOG CoinやSimon’s Catなど他の猫系仮想通貨の活況も追い風となり、市場での存在感を高めています。

プロジェクトの特徴

Catslapがここまで人気ミームコインになった理由としては、誰もが楽しくゲームに参加できて、儲けれる仕組みがあるからです。

先述した通り、公式サイト内で誰でも「猫パンチゲーム」を遊ぶことができ、仮想通貨が報酬としてもらえる「Play-to-Earn（遊んで稼ぐ）」システムを採用しています。また、SNSでのCatslapに関する投稿を行ったりコミュニティ活動などのタスクをこなすことでも報酬が得られる「エアドロップ」も実施しています。

また、Catslapは長期的な価値の維持にも力を入れています。これまでに100万ドル相当の$SLAPを市場から永久に消去（トークンバーン）することで、トークンの流通量を減らし価値を高める工夫をしています。さらに、20分ごとに自動的にトークンを市場から買い戻す（バイバック）仕組みも導入しており、その総額は60万ドルに達しています。

この「消去して流通量を減らす」「買い戻して価格を支える」という二つの施策により、トークンの価格は上昇を見せています。

将来性

Catslapは、Web3ウォレットのMetaMaskでも人気トークンとして$SLAPが紹介されるなど、人気が急上昇しているミームコインの一つです。

Flockerz（FLOCK）

Flockerz（$FLOCK、フロッカーズ）は、青い鳥がモチーフの新興ミームコインプロジェクトです。

従来のミームコインでよく見られた、犬やカエルのキャラクターとは違う青い鳥で、真のコミュニティ主導型のプロジェクトを目指しているとして注目を集めています。

現在Flockerzはプレセールを実施しており、既に589万ドルを超える資金を調達し、仮想通貨市場で注目を集めています。今年急成長を遂げたPepe（$PEPE、ペペ）の成功を再現しそうなコインと言われており、コミュニティ主導型のミームコインとして期待を集めています。

プロジェクトの特徴

Flockerzの最大の特徴は「Vote-to-Earn（投票して稼ぐ）」という画期的な仕組みです。$FLOCKトークンを持つ投資家は、プロジェクトの重要な決定事項（マーケティング戦略や新機能の導入など）に投票でき、その見返りとして報酬に$FLOCKトークンがもらえます。これにより、プロジェクトの将来を投資家自身が決められるだけでなく、投票に参加することによって報酬も得られます。そのため、多くの投資家による積極的な投票が行われ、民主的なプロジェクトになると期待されています。

また、プレセールで購入した$FLOCKトークンはすぐにステーキングすることができ、現在は年間452%という高い報酬率を提供しています。すでに4億トークン近くがステーキングされていることからも、一部の投資家がこのプロジェクトに注目しているのがお分かりいただけると思います。

将来性

ミームコイン市場が1,300億ドル規模まで成長する中、Flockerzは従来にない「投票」という仕組みで差別化を図っています。投資家が主権者となって運営に参加できる民主的な仕組みは、これまでミームコインプロジェクトでありがちだった中央集権的な運営とは一線を画しており、新しいミームコインの形として注目されています。

$FLOCKトークン総供給量の25%をステーキング報酬に割り当て、コミュニティを重視する姿勢も、長期的なプロジェクトの成長を支える要因となりそうです。ただし、他のミームコインと同様に、価格変動リスクがあることには注意が必要です。

Sponge V2（SPONGEV2）

スポンジ・ボブの世界観を取り入れた仮想通貨「Sponge V2（$SPONGEV2、スポンジV2）」が新たなミームコインとして登場しました。このプロジェクトは、2023年5月に投資家に100倍のリターンをもたらした大人気プロジェクトSponge V1の正統な後継版です。ゲーム機能やステーキング機能など、より充実した内容で生まれ変わり、ポリゴンブロックチェーン上で稼働しています。

プロジェクトの特徴

Sponge V2の目玉となるのは、スポンジ・ボブの舞台「海底ビキニタウン」を舞台にしたレースゲームです。「Play-to-Earn」の仕組みを採用しており、ゲームで勝利すると$SPONGEV2トークンが報酬としてもらえます。また、ステーキング機能も提供しており、現在は年間18%と、報酬率は控えめながら投資家にとって嬉しい機能がついています。

将来性

前作のSponge V1は取引所上場直後に価格が急上昇し、話題を呼びました。その経験を活かしたV2では、ゲームやステーキングなど、トークンの実用性を高める機能を充実させています。

人気アニメのキャラクターを採用しながら、実用的な機能も備えた新しい形のミームコインとして、前作を超える成長が期待されています。

プレセールで新興ミームコインを購入する方法

本日ご紹介したような新興ミームコインをプレセールで購入するには取引所ではなく、公式サイトから直接手続きを完了させる必要があるため、以下の簡単なステップを参考に進めてみてください。ただし、Catslapは分散型取引所のUniswap（ユニスワップ）もしくは中央集権取引所のMEXCでもトークンを購入できます。

プレセールでの購入方法