FRBの利下げ期待低下で仮想通貨が暴落|FLOCKはいかに

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来年のトランプ次期大統領の就任に向けて盛り上がっていた仮想通貨市場ですが、FRB(連邦準備制度理事会)が12月18日に、2025年以降の利下げ速度を緩やかにすることを示唆したため、米国株とともにビットコイン(BTC)も価格を大きく下落させました。

他の仮想通貨も、ビットコインの影響を受けて下落トレンドに入っていますが、新興ミームコインであるFlockerz($FLOCK、フロッカーズ)は、実施中のプレセールで投資家から大規模な資金を集めて注目されています。

本記事では、Flockerzのプレセールと、プロジェクトの特徴について主に解説します。

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目次

下落トレンドに反して絶好調なFlockerzのプレセール

それではまず、下落トレンドに反して好調なパフォーマンスを見せるFlockerzのプレセールと、同プロジェクトの特徴について見てみましょう。

FLOCKのプレセールは740万ドルを調達

Flockerzは、取引所上場前のプレセール段階にある新しい鳥系ミームコインですが、ここ2〜3日で数十万ほどの資金を調達しており、資金調達総額は740万ドルを突破しました。

本稿執筆時点で、1トークンあたり0.0064781ドルで販売されていますが、プレセールには複数のステージが設けられており、ステージが上がるごとに価格が上昇する方法で進められています。

次のステージまでのカウントダウンは、公式サイトの購入画面上に表示されており、現時点での残り時間は約16時間となっています。

$FLOCKトークンは、プレセール終了後に世界トップ取引所の1つであるバイナンスへの上場が噂されており、コミュニティは期待感を高めています。

今年、ムーデン($MOODENG)ファースト・ネイロ・オン・イーサリアム($NEIRO)という新興ミームコインがバイナンスへ上場した後、それぞれ一時6億ドル、11億ドルを超える時価総額を記録しています。

仮想通貨の調査会社として知られているRen & Heinrich社は、このようなバイナンス効果に関する独自調査を行っており、バイナンスへ上場したトークンは平均すると、上場の翌日に約41%、上場から1ヶ月以内で約73%、価格が上昇するとしています。

仮想通貨市場に真の民主主義をもたらすFlockerzのDAOコミュニティ

Flockerzは、コミュニティ主導型のプロジェクト運営をコンセプトに掲げており、DAO(分散型自律組織)という特徴を持っています。

DAOをわかりやすく説明すると、株主が投資をする企業の運営方針の決定に深く関わる株主総会のようなもので、Flockerzコミュニティでは、プロジェクトのネイティブトークンである$FLOCKを保有するユーザーが、プロジェクトの方向性を決められる仕組みになっています。

ブロックチェーン技術が中央に管理者を設けず、分散型という特徴を持っているため、すべての仮想通貨プロジェクトは分散型で平等に運営されていると思われがちですが、実際にはほとんどのプロジェクトが1人または複数人の運営者によって、管理されている現状があります。

そのため、プロジェクトの運営方針は、それらの運営者や、大規模な資産を保有するクジラ(大口投資家)の意見が優先的に取り入れられてしまい、保有資産の少ない個人投資家の声は反映されにくくなるという問題がありました。

Flockerzは、そのような個人投資家の声を直接反映させて、公平なプロジェクト運営を行おうとDAOコミュニティを立ち上げ、運営方法をコミュニティに委ねるという斬新なアプローチを打ち出しました。

このDAOコミュニティは、FlockTopia(フロックトピア)と呼ばれており、仮想通貨市場に真の民主主義をもたらすことを目標としています。

投票すると稼げるVote-To-Earnとは?

Flockerzのフロックトピアでは、投票するとトークンを稼げるVote-to-Earn(V2E、ボート・トゥ・アーン)システムが基盤になっています。

このVote-to-Earnは、ゲームをして遊びながらトークンを稼げるPlay-to-Earn(P2E、プレイ・トゥ・アーン)の考え方を応用した独自のシステムです。

Vote-to-Earnでは、フロックトピアに属する$FLOCKトークンの保有者へ、プロジェクトの将来を左右する重要な決定に投票できる権利が付与されます。

投票内容は、マーケティング戦略や最新機能の追加、トークンバーン(焼却)、パートナーシップ構築に関するものなど、様々なものがあります。

実際に投票を行ったユーザーには、$FLOCKトークンで報酬が与えられるので、コミュニティ一人一人が参加しやすい環境があり、ユーザーとFlockerzの双方にメリットが得られる仕組みになっています。

Vote-to-Earnのように、Play-to-Earnの考えを応用したシステムはこれまでにも出されており、ソラナ(SOL)のStepnで有名な動いて稼ぐMove-to-Earn(M2E、ムーブ・トゥ・アーン)、Telegram系ゲームのハムスターコンバット(Hamster Kombat)で有名なタップして稼ぐTap-to-Earn(T2E、タップ・トゥ・アーン)などがあります。

これらのシステムは、爆発的な人気を集め、市場で大きな話題となったことから、投票をテーマにしたFlockerzのVote-to-Earnは、市場で新たなトレンドをもたらすシステムとして投資家から期待されています。

年間利回りが驚異の373%・Flockerzのステーキング機能

Flockerzは、コミュニティへトークンの長期保有を促して、$FLOCKの価値を高められるように、ステーキング機能を搭載しており、プレセール段階から利用可能としています。

本稿執筆時点では、373%という高いAPY(年間利回り)が設定されています。

このステーキング機能には、すでに4億8,265万6,340$FLOCKトークンがステーキングされています。

Flockerzのトークノミクスを見てみると、総供給量のうち25%という最も多い割り当てがこのステーキング報酬に設定されており、開発チームはコミュニティのために多くの資金を確保していることがわかります。

ミームコイン市場のトレンドは日々変化しており、最近ではプロジェクトの成功に大きく関係しているのは、コミュニティの力だといわれています。

したがって、コミュニティに主導権を握らせ、メンバー一人一人を大切にするFlockerzのアプローチは、強固なコミュニティを構築できる高いポテンシャルがあると考えられ、ミームコイン市場で成功できる可能性のあるプロジェクトとして期待されています。

仮想通貨のアナリストもFlockerzを高く評価

Flokerzは、一部の仮想通貨のアナリストからも楽観的な評価を受けており、注目すべき新興トークンとして取り上げられています。

仮想通貨業界の人気アナリストの1人、クレイブロ氏(ClayBro)は、YouTubeのチャンネル(登録者数13万人以上)でFlockerzエコシステムを称賛し、Vote-to-Earnが同プロジェクトの長期的な成功に繋がるであろうとコメントしています。

また、コミュニティ主導の運営戦略は、他のミームコインとの差別化を図る上で大きな強みになっていると評価しており、2025年以降$FLOCKトークンは爆上がりするだろうと強気な期待を立てています。

また、仮想通貨系人気ユーチューバーのジェイコブブリー氏(Jacob Bury)も、Flockerzプロジェクトのユニークなアプローチに期待しており、$FLOCKトークンは今後最大で100倍に高騰する可能性があると期待しています。

ブリー氏は、Flockerzのプレセールの成功、そしてコミュニティ主導の斬新なプロジェクト運営方法に高いポテンシャルがあるとしています。

日本の仮想通貨系ユーチューバーでも、マルチインカムサラリーマン蜂野一さん(登録者数2万人以上)のチャンネルでも、Flockerzプロジェクトの特徴をまとめた動画がアップロードされているので、興味のある方はぜひご覧ください。

FLOCKERSとは?投票で稼ぐVote To Earnプロジェクトの方向性をトークン所有者が決める!$FLOCKミームコインのICOプレセール情報【仮想通貨】

大荒れの仮想通貨市場に慌てる投資家たち

Flockerzのプレセールに大規模な資金が集まる一方で、仮想通貨市場はここ数日大荒れとなっており、継続的な強気相場を期待していた投資家たちが慌てた様子が見受けられます。

ビットコインが大暴落

ビットコインは、12月17日に10万8,268ドルの史上最高値を更新しましたが、冒頭で触れたように18日のFRBの利下げに関するコメントを受けて売りが加速し、価格が大暴落しました。

本稿執筆時点でビットコインは、10万ドルを下回って9万7,373ドルとなっており、不安定な値動きが続いています。

このようなビットコインの値動きを受けて、仮想通貨市場全体の時価総額は過去24時間で4%も減少しており、現在3兆3500億ドル台となっています。

これまで強気相場をリードしてきたミームコイン市場も例外ではなく、ここ最近のピーク時に1,400億ドルを記録していた時価総額は、一時1,000億ドルを下回る場面も見られました。

主要ミームコインといわれるドージコイン($DOGE)も、過去1週間で見ると約18%、シバイヌ($SHIB)は約19%、ぺぺ($PEPE)は24%と下落トレンドに入っています。

トレンドのミームコインPENGUにも大打撃

ミームコイン市場で、ここ最近トレンドとなっていたパジー・ペンギンズ($PENGU)も大きな影響を受けており、一時9%もの下落を経験しています。

パジー・ペンギンズは、NFT(非代替性トークン)として人気が急上昇し、今回ネイティブトークンである$PENGUトークンが、NFT保有者へエアドロップ(無料配布)として配布されたことで市場デビューを果たしました。

$PENGUは、取引所への上場から価格が高騰し、過去1週間では490%の上昇、時価総額は一時23億ドルを記録して、現在ミームコインのトップ6位にランクインしています。

好調な滑り出しだったため、今回の価格下落にパジー・ペンギンズ保有者たちは驚きを隠せず、利益確定をして退散する投資家も相次ぎました。

しかしながら、成長力のある新興ミームコインに対する投資家の期待が上回り、$PENGUトークンの価格は早くも回復、過去24時間で12%のプラスとなっています。

投資家が注意すべきポイント

仮想通貨市場が大荒れとなっていますが、今のこの時期に投資家が注意すべきポイントを以下にまとめます。

仮想通貨への投資に詳しい専門家の意見をまとめているので、今後の先行きを不安に思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

  • 自分のリスク許容の範囲内で投資をする
  • 投資をする仮想通貨プロジェクトの調査をしっかり行う
  • 分散投資をする(1つの仮想通貨に100%投資はしない)
  • なるべく長期目線で投資をする
  • 売買のタイミングを見極める
  • 信頼できる取引所で投資をする
  • 詐欺プロジェクトに注意する(公式サイトであることを確認する)

プレセールでFLOCKを購入する方法

プレセールにて、$FLOCKトークンを購入する方法を以下にご紹介します。

プレセールでの購入方法
  1. 仮想通貨のウォレットを作成する(例:メタマスクやベストウォレット
  2. ウォレットへ仮想通貨を入金する(対応通貨:ETH・USDT)
  3. 公式サイト(購入画面)にウォレットを接続する
  4. $FLOCKを購入する
  5. $FLOCKを請求・受け取る

プレセールで購入手続きを完了させた$FLOCKトークンは、プレセール終了後に請求・受け取りができるようになります。

$FLOCKトークンの請求日・請求方法の詳細については、プレセール終了が近づくと、開発チームがFlockerzの公式サイトX(旧Twitter)Telegramチャンネルで情報を更新しているので、こまめにチェックしてください。

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まとめ

今回は、絶好調なFlockerzのプレセールと、プロジェクトの特徴について主に解説しました。

好調だった仮想通貨市場は、予想外に荒れており、特に仮想通貨への投資が初心者だと焦って資産を売りたくなることもあるかもしれません。

しかしながら、投資家が抑えておくべきポイントにもあるように、仮想通貨市場はボラティリティ(価格変動性)の高い分野であるため、このように一夜にして価格が暴落することは想定内の出来事だともいえます。

そのため、今回ご紹介したような新興トークンに投資をする際には、しっかりと調査を行った上でご自分のリスク許容範囲内で資金を投じることが重要なポイントとなるでしょう。

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