ついに10万ドルの壁を打ち破ったビットコイン(BTC)ですが、日本国内でも同コインに対する関心が高まっており、これから投資すべきか悩んでいる人が増えています。
その一方で、ビットコインの価格高騰に後押しされる形で、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)、ドージコイン($DOGE)などの仮想通貨が急成長しており、アルトコイン市場やミームコイン市場にも歴史的な強気相場が到来しています。
そのため、今投資すべきなのはBTCなのか、成長ポテンシャルに強い爆発力が期待できる新興ミームコインなのか、投資家たちの間で活発な議論が繰り広げられています。
そこで本記事では、高騰するビットコインに対する専門家の考察と、ビットコインへの投資方法、一部の投資家から注目されいる新興ミームコイン($STARS・$WEPE・$SLAP)について、主にお伝えします。
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高騰するビットコインに対する専門家の考察
ビットコインは、世界初の成功した仮想通貨と評価されています。
2009年にリリースされた当初のBTCの価値はゼロに近いものでしたが、2024年を通してその価値が2倍に跳ね上がり、ついに10万ドルを超えました。
このようなBTCの上昇を後押ししたのは、先月決定したトランプ次期大統領の再選で、ビットコインやその他の仮想通貨にとって有利な規制環境を作るのではないかという期待感が市場で高まっています。
SEC(米国証券取引委員会)のゲイリー・ゲンスラー元委員長(Gary Gensler)の辞任表明に加えて、トランプ次期大統領は仮想通貨に前向きな姿勢を示す金融家で、元SEC委員のポール・アトキンス氏(Paul S. Atkins)を後継者として指名したことも、市場の関心を集めています。
このような状況を受けて多くの投資家は、「今ビットコインに投資すべき時なのか?」と考えており、世界的な金融顧問会社であるデヴェア・グループ(deVere Group)のCEO、ナイジェル・グリーン氏(Nigel Green)は、「このようなBTCの印象的な高騰は、市場で新たな関心を呼び、さらなるFOMO感情(取り残されることへの恐れ)を引き起こすでしょう」とコメントしています。
グリーン氏は続けて、「皆さんがすでにビットコインに投資をしているかどうかという点は置いておいて、BTCは今や世界的に主流、そして合法的な資産クラスであることは紛れもない事実であり、機関投資家の関心が高まっていることからも、それは明らかです。」と発言しています。
このタイミングでBTCに投資すべき?
ビットコインは、12月5日に史上最高値である10万3,900ドルに達した後、アジアにおける取引を中心として売り圧力が強まり、一時的に9万4,000ドルへと急落する場面がみられました。
しかしながら、価格はすぐに持ち直して翌日6日に再び10万ドルを突破し、現在は9万9,458ドル付近を推移しています。
BTCは過去1ヶ月で約32%の価格上昇を記録しており、2024年の年間リターンは約129%に達しています。
金融関連の情報をまとめているNerdWalletの個人財務専門家、エリザベス・アヨラ氏(Elizabeth Ayoola)は、アメリカの日刊一般新聞であるUSA TODAYに対して、「購入に迷っている人、チャンスを逃すことを恐れている人、思い切って飛び込んで今すぐ投資をしようと考えている人、今が買い時だと思っている人、BTCを始めとする仮想通貨の価格が下落するのを待っている人など、様々な投資家がいると思います」と語りました。
これまでは、コインの価値が高騰している時に投資するのは避けた方がいいというのが、一般的な投資の考え方でした。
しかしながら、アヨラ氏は「ビットコインは非常にボラティリティ(価格変動性)が高いので、今後どこまで上昇するかということは予測できません」と、従来の投資トレンドが通用しない現在の市場傾向についてコメントしています。
多くの専門家は、トランプ次期大統領の就任(2025年1月20日)にともなって、ビットコインの価格は今後も上昇すると予測しています。
スカイブリッジ社(Skybridge)の創設者で、元ホワイトハウス広報部長のアンソニー・スカラムーチ氏(Anthony Scaramucci)は、2025年中頃までにビットコインが17万ドルを超える可能性があると強気な予測をしています。
また、アーク・インベスト社(Ark Invest)のCEOであるキャシー・ウッド氏(Cathie Wood)は、2030年までにBTCが148万ドルに達すると予測、スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered Bank)は、2025年末までにビットコインが20万ドルに達するとの見解を示しています。
スカラムーチ氏は大手ニュース放送局であるCNBCに対して、「ビットコインには不安定な歴史がありますが、多くの人が投資を検討すべき資産になってきているでしょう。BTCは今後、長期的な資産配分戦略の1つとして定着していくと考えられ、ポートフォリオに1%、2%、3%、4%程度のビットコインを組み込む投資家は増えていくはずです。」と話しています。
専門家によってビットコインに対する考え方は異なりますが、今回10万ドルを突破したことで、さらなる高騰を予想できるとする専門家は増えており、十分な余剰資金がある場合は、ポートフォリオの一部にBTCを取り込んでいくのは賢い投資戦略といえるのかもしれません。
専門家「BTCが下落するリスクも知っておくべき」
ビットコインの高騰に対して前向きな考察を示す専門家が増えている一方で、「BTCが下落するリスクも知っておくべき」と注意を促す専門家も増加しています。
というのも、ビットコインは8月と9月、11月に価格を大きく下落させており、一時は5万ドルを切ることが懸念されていたからです。
グリーン氏は、ビットコインの価格が上昇すると一部の投資家が利益を確定するため、「短期的な売り」が出ると予想しています。
価格調整ともいえる一時的な下落の後でBTCは、2025年の第1四半期(1〜3月)に12万ドルに達するであろうとグリーン氏は付け加えています。
USA TODAYに対してグリーン氏は、「一般的な投資方法ではありますが、ビットコインが真に価値のある資産であれば、10万ドルを超えるようなピーク時よりも、下落時に購入するのがいいでしょう」と話しています。
ビットコインは、デジタルであるという点で少し異なるタイプの資産となっており、BTCの開発者とされる「サトシ・ナカモト」という人物(またはグループ)は、ビットコインの発行枚数に2100万という上限を設けています。
これまでのところ、約1900万トークンがリリース、市場に出回っています。
また、ビットコインは仮想通貨のマイナー(採掘者)がそのパソコン作業をして分散型ブロックチェーン・ネットワーク上のビットコイン取引を検証することで生成される仕組みになっており、基本的には、不正行為を防止するためのデジタル台帳として位置付けられています。
それぞれのマイナーが検証に成功すると、マイナーはビットコインを獲得することができます。
2024年4月に、ビットコインは4年に1度の半減期を実行し、マイナーが受け取るビットコインの報酬(マイニング報酬)が半分の3.125BTCへと変更、BTCの価値が高まりました。
そのため、ビットコインの発行枚数が、上限である2100万に近づくにつれて、同コインに対する需要は増加する可能性が高く、短期的な価格下落は起こると予想されるものの、時間とともにBTCの価値は高まるシナリオが考えられるでしょう。
BTCに投資するにはどうすればいいのか
BTCに投資をするには、一般的に以下の3つの方法があります。
- 取引所で購入する
- オンライン証券会社で購入する(日本国内では不可)
- ETF(上場投資信託)として購入する(日本国内では不可)
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
まず、取引所で購入する場合ですが、投資初心者であればコインチェックやbitFlyer、GMOコインなどの大手仮想通貨取引所での購入が安心です。
現在では、1BTC10万ドル近い価格になっているので、クジラ(大口投資家)でない限りは、0.001BTCなどのビットコインの一部を購入することになります。
NerdWalletによると、各ビットコインの最小シェアは、ビットコインの生みの親である「サトシ」と呼ばれており、1ビットコインの1億分の1に相当します。
アユーラ氏は、「ファンドに投資すれば、ビットコインの売買が容易になり、規制も強化されます。、NerdWalletにはビットコインに関する投資家向けのオンライン・リソースが多数あるので参考にするといいでしょう」とコメントしています。
同氏は続けて、「しかし、取引所から直接購入すれば、コインを直接保有することができ、伝統的な証券取引所での取引に制限されることはありません。」ともアドバイスしています。
上記のような方法でビットコインに投資する場合、投資戦略全体の中で検討することがおすすめされています。
多くの専門家は、仮想通貨が全体の3%を超えないような多様な投資ポートフォリオを形成することを推奨しています。
「保有資産に余裕があり、リスク許容度が高い場合でも、苦労して稼いだお金をリスク資産である仮想通貨に投じる前に、金融の専門家に相談することを検討してもいいかもしれません。ビットコインは現在強気相場にありますが、来週や今月中に価値が暴落しないともいいきれないのが現状です。なので、近い将来必要になるお金は、絶対に仮想通貨への投資に回さないでください」とアユーラ氏は注意を促すコメントもしています。
新興ミームコインへの少額投資で大きなリターンを狙える可能性も?
ビットコインへの投資に注目が集まっていますが、ミームコイン市場は全体の時価総額が1400億ドルを超えており、100倍、1000倍など価格を爆発的に高騰させるミームコインも一定存在します。
中でも、時価総額が低く価値の低い新興ミームコインは、プレセール段階で購入できると、取引所へ上場した際に爆発的なリターンを狙える可能性があります。
1トークンあたりの値段も1ドル以下のものが多く、少額投資が可能なため、ビットコインやイーサリアムなどと合わせてポートフォリオに取り入れる投資家が一部出始めています。
たとえば、新興ミームコインであるピーナッツ・ザ・スクワロル($PNUT)は過去1ヶ月で994%、ゴートゼウス・マキシムス($GOAT)はトークンがリリースされた10月以降689%の高騰を記録しており、時価総額でもトップミームコインとして浮上しています。
Crypto All Stars(STARS)
上記で説明したように、爆発的なリターンの可能性もある新興ミームコインですが、ここ最近一部の投資家が注目しているプロジェクトの1つがCrypto All-Stars($STARS、クリプト・オールスターズ)です。
Crypto All-Starsは、業界初となる統一ステーキング・プロトコルを開発しています。
同プロジェクトがメイン機能として開発する統一ステーキング・プロトコルは、MemeVault(ミーム金庫)という名前が付けられており、ネイティブトークン$STARSの保有者が、すでに保有しているミームコインを1つのプロトコルで複数同時にステーキングして報酬を稼ぐことができます。
これまでのステーキング・プロトコルは、1つのプロトコルで1つのトークンを処理することしたできなかったため、複数のトークンをステーキングするには、複数のプロトコルをそれぞれ管理する必要がありました。
開発チームはそのような不便さを解消してユーザーエクスペリエンスを高めるため、設定の難しいイーサリアムのERC-1155マルチトークン規格を導入することで、MemeVaultに複数のトークンを処理できる能力を持たせました。
現在このMemeVaultに対応しているのは、ドージコイン($DOGE)・シバイヌ($SHIB)・ぺぺ($PEPE)・フロキ($FLOKI)・ボンク($BONK)・ターボ($TURBO)・ブレット($BRETT)・モッグコイン($MOG)・トシ($TOSHI)・コックイヌ($COQ)・ミレディ($LADYS)という11種類の人気ミームコインです。
また、$STARSトークンをステーキングして追加の報酬を得られるステーキング機能をすでに稼働しており、現在234%のAPY(年間利回り)が設定されています。(ユーザーの増加とともに比率は下がる)
現在実施されているプレセールは、資金調達総額が980万ドルを超えており、すでに最終ステージに入っています。(本稿執筆時点で残り12日)
これまで投資家が保有する仮想通貨から利益を得る方法は、価格高騰からキャピタルゲインを狙うのが一般的でしたが、MemeVaultでは仮想通貨の値動きに関係なく、安定して資産を増やすことが可能になったため、初心者からプロまで幅広い層のミームコイン愛好家からの需要が期待されています。
Wall Street Pepe(WEPE)
Wall Street Pepe($WEPE、ウォールストリートぺぺ)は、最近プレセールをスタートさせたばかりの最新ぺぺ関連ミームコインです。
Wall Street Pepeは、$WEPEトークンを保有するユーザーが参加できるWEPE軍団という革新的なコミュニティを運営しています。
同プロジェクトのミッションは、豊富な資産を保有して市場の価格操作をすることもあるクジラ(大口投資家)に対抗し、現状立場の弱い保有資産が限定的な個人投資家をサポートすることです。
そのため、WEPE軍団では、独自に入手した最新かつ有益なトレード情報や、市場考察や投資戦略、買いシグナルなどが共有され、初心者の投資家でもプロ並に高いリターンを上げられるような白熱した議論が日々展開されています。
また、トークン保有者は自分がこれまでに経験したベスト取引を提出して、毎週開催されるコンペティションで選出されると、報酬として$WEPEを受け取れるトレーディング報酬イベントも実施される予定です。
ステーキング機能では、現在248%のAPYが設定されており、現在行われているプレセールには、210万ドルを超える大規模な資金が集まっています。
CatSlap(SLAP)
CatSlap($SLAP、キャットスラップ)は、柴犬ミームコインに対抗して市場で影響力を高めているポップキャット($POPCAT)からインスピレーションを受けて立ち上げられた最新猫ミームコインです。
CatSlapは、クリックして猫の口を開けるポップキャットのゲーム機能を参考に、猫パンチで稼げるSlap to Earn(S2E、スラップ・トゥ・アーン)システムに基づくゲーム機能を提供しています。
現在は、公式サイトからぺぺミームやハリス副大統領などの有名な人・ミームを猫パンチ(Slap)することができ、公式サイトでウォレットを接続するとパンチ回数がカウントされ、リーダーボードで上位表示されるほど多くのエアドロップ(トークン無料配布)が行われます。
パンチの合計回数は、サイト上でカウントされており、国ごとの合計回数がランキング化されていて、日本はトップの4,232万4,078回を記録しています。
開発チームはまた、$SLAPトークンの価値を高めるためにバーン(焼却)を積極的に行っており、猫パンチの合計回数にマイルストーンを設けて、大規模なバーンを実施しています。
先日も、猫パンチの合計回数が1億回を達成したことをきっかけに、1億$SLAPのバーンが行われました。
現在40%のAPYが提供されるステーキング機能でも、ステーキングを早期解除(7日未満)するとロックしたトークンの一部がペナルティとしてバーンされる仕組みもあります。
他のミームコインとは異なって、プレセールを行わずに$SLAPトークンをDEXへ直接上場(フェアローンチ)させたCatSlapは、新興ミームコイン分野で大きな話題となっており、つい先日CEX(中央集権取引所)で有名なMEXCへの上場も果たしました。
トークン保有者は現在、1万4000人を突破し、コミュニティは拡大しています。
新興ミームコインを購入する方法
本日ご紹介したような新興ミームコインをプレセールで購入するには、取引所ではなく、公式サイトから直接手続きを完了させる必要があるため、以下の簡単なステップを参考に進めてみてください。
- 仮想通貨のウォレットを作成する(推奨:メタマスク・ベストウォレット)
- ウォレットに仮想通貨を入金する
- 購入画面にウォレットを接続する
- 新興ミームコインを購入する
- 請求日に新興ミームコインを請求・受け取る
ウォレットに入金する仮想通貨は、それぞれのミームコインが対応している仮想通貨を選択してください。
どの仮想通貨に対応しているかは、公式サイトの購入画面から確認することができます。
また、プレセールで購入手続きを完了させた最新ミームコインは、後日発表される請求日に請求および受け取りができるようになるため、その場ですぐにウォレットに入金することはできないことに注意が必要です。
請求日・請求方法については、プレセール終了が近づくと、開発チームが公式サイト・X(旧Twitter)・Telegramチャンネルなどで案内をするので、こまめにチェックするようにしましょう。
手順が分かった方は、まずは国内の取引所であるコインチェックにて口座開設を済ませて、ウォレットに送る仮想通貨の購入から始めてみましょう!
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まとめ
今回は、高騰するビットコインに対する専門家の考察と、ビットコインへの投資方法、そして一部の投資家が注目している新興ミームコインを主にお伝えしました。
強気相場が続く仮想通貨市場ですが、アユーラ氏の言う通り、ボラティリティの高い業界であるため、投資をする際は、リスク許容の範囲内で行うようにしましょう。
BTCか新興ミームコインか、どちらへ投資をするのかという点については、非常に難しい判断が求められますが、プレセール段階にある新興ミームコインは、たとえば1$STARSトークンあたり0.0016782ドルなどの少額から始められるので、100ドル分でも購入しておくと、取引所へ上場した際などに恩恵を受けられる可能性も考えられます。
国内で取り扱いのない銘柄については、国内の仮想通貨取引所にて、海外の取引所やウォレットに仮想通貨を送る必要があります。
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