アメリカ大統領選挙の投票開始まであと2週間をきり、大接戦が予想される共和党のトランプ前大統領とハリス副大統領は、選挙結果に大きな影響を与えるであろう激戦州(ジョージア州・ミシガン州・ペンシルベニア州・ウィスコンシン州)で勝利を収めようと、全力を注いでいます。
そのような中で、仮想通貨市場では政治をテーマにしたPolitiFiトークンがトレンドとなっており、多くの関連プロジェクトが価格高騰を記録しています。
本記事では、アメリカ大統領選挙への世界的な関心の高まりに後押しされて急成長を遂げるPolitiFiトークンと、次に急成長する政治系トークンとして注目されているFreeDum Fighters($DUM、フリーダム・ファイターズ)に関する情報をお届けします。
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開催まで2週間をきったアメリカ大統領選挙
それでは、開催まで2週間をきったアメリカ大統領選挙と、トレンドとなっているPolitiFiトークンについて見てみましょう。
アメリカ大統領選挙は11月5日に開催、勝利するのはトランプ陣営・ハリス陣営どちらか
今回のアメリカ大統領選挙は、11月5日が投票日となっており、トランプ前大統領とハリス副大統領の大接戦が予想されています。
今年の上半期には、トランプ前大統領とバイデン大統領の接戦となるだろうといわれていましたが、以前から高齢化が心配されていたバイデン大統領が、6月に行われた討論会で言葉に詰まるような様子が見受けられたことで、支持率が低迷して同氏は次回の大統領選挙に出馬しない意向を示しました。
そこでバイデン大統領の後継者としてハリス副大統領が選ばれ、選挙まで半年をきる中での異例の交代となりましたが、同氏は短期間で民主党からの大きな支持を集めてきました。
トランプ前大統領自身も、7月の銃撃事件をきっかけに支持率を大きくあげており、アメリカで夏に行われたビットコイン会議(Bitcoin Conference)では、同国をビットコイン(BTC)の超大国とするという発言をして仮想通貨市場の投資家からの支持も集めました。
そんなトランプ前大統領ですが、ハリス副大統領がハーバード大学の学生だった時にマクドナルドで働いていたと発言したことを受けて、10月20日に激戦州の1つであるペンシルベニア州で支持者が経営するマクドナルドで、アルバイトをする様子をアピールしました。
庶民派であることをアピールして支持者を獲得しようと狙っていたトランプ前大統領ですが、最低賃金の引き上げに関する質問にはっきりと答えられなかったため、マクドナルドを始めとするファーストフードチェーンは同氏から距離を置く事態となってしまいました。
最新の世論調査では、激戦州でハリス副大統領が僅差でリードしており、ペンシルベニア州ではハリス副大統領の49%に対してトランプ前大統領は47%と、支持率が下がる傾向がみられています。
しかしながら、仮想通貨市場ではビットコインを支持するトランプ前大統領が勝利するとの見方が強く、10月24日時点ではトランプ前大統領61.1%、ハリス副大統領は39.1%の勝率となっています。
政治をテーマにしたPolitiFiトークンがトレンドに
前述したように、アメリカ大統領選挙が近づくに連れて政治をテーマにしたPolitiFiトークンがトレンドとなっています。
PolitiFiトークンというのは、政治に強い関連を持つイベントや人物をテーマにした仮想通貨で、市場のトレンドに伴い急成長が期待されている仮想通貨分野です。
RFK’s Jr.のキャンペーンメンバーであるKyle Kemper氏(カイル・ケンパー)は、PolitiFiは単なるミームコインではなく、キャンペーンコイン、候補者固有のトークンなど、より本格的なアプリへと進化して市場で影響力を強める可能性を秘めている、と述べています。
また、Weiss Ratingsのリサーチ・エディターであるJurica Dujmović氏(ジュリカ・デュイモビッチ)は、「これらのコインの運命は、投資家へ高い実用性を提供したり、長期的に持続する強固なコミュニティを構築したりすることができれば、これまでの常識を破って素晴らしい発展を遂げるでしょう。」とコメントしています。
仮想通貨の投資会社であるMechanism Capital(メカニズム・キャピタル)のAndrew Kang氏(アンドリュー・カン)は、今回のアメリカ大統領選挙を前に、トランプ前大統領に関連するミームコインやNFTを中心とする投資銘柄を積み上げたと話しています。
カン氏のいうように、特にミームコインはトレンドが急成長の原動力となる場合が多いので、州や地域の投票が開始されると、トランプ前大統領のメディア露出が増えて、同氏をミームにしたトークンはさらに盛り上がることが予想されます。
トランプ前大統領が現在判決を待っている裁判の結果もまた、メディアの注目を集めることが予想されるでしょう。
トランプ陣営で最も好調なTRUMPトークン
マガ($TRUMP)は、トランプ陣営をテーマにしたもので最も好調なパフォーマンスを見せて話題になっているトークンです。
トランプ前大統領も保有しているとみられる$TRUMPトークンは、PolitiFiトークン分野でトップ2の時価総額を誇り、過去24時間で2.9%、過去1ヶ月で88%の価格高騰を記録しています。
$TRUMPの公式サイトには、「私たちは、市場の他のどの仮想通貨よりも多くの資金を、アメリカ退役軍人と児童人身売買防止のために調達してきました」と書かれており、社会問題に取り組む誠実なコンセプトを掲げています。
公式には、トランプ前大統領と無関係であるとされていますが、トークン名のMAGA(マガ)は「アメリカを再び偉大な国へ(Make America Great Again)」という同氏のスローガンが採用されており、時価総額は現在1億5000万ドルとなっています。
前述したカン氏も、$TRUMPトークンはドージコイン($DOGE)やシバイヌ($SHIB)に匹敵するトップミームコインになると信じています。
トランプ関連トークンMAGAも高騰
トランプ前大統領に関連するトークンとして他に注目されているのが、マガハット($MAGA)という2024年4月にリリースされた新しい仮想通貨プロジェクトです。
$MAGAは、トランプ陣営の象徴であり物議を醸している赤色のマガハットをミームにしています。
$MAGAは取引所上場からたったの2週間で5000%以上の高騰を記録したことで話題となり、本稿執筆時点での時価総額は5800億ドル、$TRUMPの次に影響力のあるPolitiFiトークンとして知られています。
$MAGAの値動きを見てみても、過去24時間で1.6%、過去1ヶ月では136.7%と$TRUMPを上回るパフォーマンスを見せています。
$MAGAはピーク時に、早期参入者へ287倍ものリターンをもたらしたともいわれています。
ソラナ系のスペルミストークンTREMPも人気上昇中
ミームコイン市場に今年爆発的なトレンドを巻き起こしたソラナ(SOL)が誇るドランド・トレンプ($TREMP)トークンは、「ドナルド・トランプ」のスペルミストークンです。
2020年に開催された前回のアメリカ大統領選挙のパロディとして生成されたミームコインで、単に娯楽を目的としたトークンであるため、長期的な成長は期待されていませんが、最近のトランプ前大統領の話題の盛り上がりとともに過去1ヶ月では110%も価格を上昇させて、人気が高まっています。
一部のデータでは、$TREMPを初期上場価格で購入した投資家が554倍のリターンを獲得していることが確認されています。
本稿執筆時点ではPolitiFiトークン分野でトップ4にランクインしており、11月にトランプ前大統領が当選すればさらなる価格上昇が期待できるかもしれないといわれています。
PEOPLEとBODENは上昇に備えているか
アメリカ憲法のコピーを購入する目的で立ち上げられたコンスティチューションDAO($PEOPLE)と、バイデン大統領をミームにしたジェオ・ボーデン($BODEN)というPolitiFiトークンは、次の上昇に備えているとして市場で期待が寄せられています。
特に2021年にリリースされた$PEOPLEは、当初はオークション会社であるSothebyでオークションにかけられた初版のアメリカ憲法のコピーを購入する目的で、分散型自律組織(DAO)として運営され、4000万ドル以上の資金を調達していましたが、結局億万長者に負けて購入が実現することはありませんでした。
その後DAOは解散、集められた資金は寄付者全員へ、ETHまたは$PEOPLEトークンで返金されましたが、アメリカ大統領選挙への関心の高まりとともにトークン価格が高騰しています。
本稿執筆時点では、PolitiFiトークン分野で$TRUMPを追い越して時価総額でトップに立っており、今後の更なる成長が期待されています。
また、バイデン大統領関連トークンとして「ジョー・バイデン」のミススペル$BODENが、2024年3月のミームコイン市場の盛り上がりの中でリリースされました。
大統領選挙からの撤退を表明したバイデン大統領ですが、ハリス副大統領が当選すると価格が高騰するのではないかと一部の投資家から期待する声が上がっています。
カマラ・ホリス($KAMA)トークンも同様に、ハリス副大統領の当選とともに高騰が期待されているPolitiFiトークンです。
急成長するPolitiFiトークンとしてFreeDum Fighters(DUM)が浮上
PolitiFiトークン分野が盛り上がる中、次に急成長するPolitiFiトークンとしてFreeDum Fightersの$DUMが注目されています。
DUMのプレセールが開始!
$DUMのプレセールが先日開始されましたが、すでに26万ドルを超える資金を集めています。
全部で4つのステージが設けられている$DUMのプレセールは、現在予備選挙の名付けられたステージ1が行われています。
ステージ1では$DUMあたり0.00005ドルで、党員集会というステージ2では0.000075ドル、コンベンションというステージ3では0.0001ドル、総選挙という最終ステージでは0.000125ドルまで価格が上昇します。
トークノミクスを見てみると、$DUMの総供給量2700億トークンのうち、最も多い40%(1080億$DUM)がこのプレセールに割り当てられており、開発チームが力を入れて取り組んでいることが考えられます。
トランプ陣営VSハリス陣営の模擬選挙を楽しめるステーキング機能
アメリカ大統領選挙を風刺した最新ミームコイン・プロジェクトであるFreeDum Fightersでは、トランプ陣営VSハリス陣営の模擬選挙を楽しむことができるステーキング機能を魅力の1つとしています。
「投票」といわれるこのステーキング機能では、プレセールで$DUMトークンを購入するとトランプ陣営とハリス陣営のどちらかを選んでステーキング(投票)することが促されます。(イーサリアムかソラナの選択が可能)
FreeDum Fightersの投票システムでは、トランプ前大統領がタコのような触手を持つ「Magatron」ロボットとして、ハリス副大統領はサイボーグのスーパーヒーローである「Kamacop 9000」ロボットとし戦いの準備を進めており、それぞれの陣営に異なるAPY(年間利回り)が設けられています。
本稿執筆時点では、Magatronが404.12%のAPY、Kamacop 9000が1731.95%のAPYを提供しており、ハリス陣営を選択する方が明らかに高い報酬を獲得できるようになっていますが、74%ものユーザーがトランプ陣営を選んでいます。
このプロジェクトは、仮想通貨の投資家がアメリカの大統領選挙にユーモアを持って公平に関わることのできる風刺的な方法を提供しており、一部のクジラ(大口投資家)や工作員などに選挙操作されるリスクを避け、純粋に模擬選挙を楽しめるようになっています。
エアドロップが付与されるFreeDum Fightersのオンライン討論会
FreeDum Fightersは、毎週ソーシャルメディア・プラットフォームでMagatronとKamacop 9000によるオンライン討論会(ディベート)を行っています。
この討論会に参加するには、$DUMトークンをステーキングする必要があり、それぞれの陣営を支持するための説得力のある議論や主張を展開できます。
支持する陣営が討論会で勝利した場合、エアドロップされた$DUMトークンの報酬がステーキング残高に追加される仕組みです。
他のPolitiFiトークンは1人の政治的人物に焦点を当てていますが、$DUMトークンはこのようにトランプ前大統領とハリス副大統領の2者の戦いに焦点を当てることで、大統領選挙のトレンドに乗れるようにコンセプトが工夫されています。
仮想通貨の専門家でYoutubeで27万5000人以上の登録者数を持つあるAustin Hilton氏(オースティン・ヒルトン)は、FreeDum Fightersを「面白おかしいプロジェクトで、私を笑顔にさせてくれた」、「これまでで最高の政治的ミームコインだ」と高く評価しています。
イーロン・マスク氏がMagatronを勝利させるか
Elon Musk(イーロン・マスク)氏は、トランプ前大統領を当選させようと、スーパーパック(Super PAC)と呼ばれる政治団体を通じて、数百万ドルを選挙運動に投入していることが注目されています
アメリカの億万長者として知られるマスク氏は、言論の自由と武器を持つ権利に関する憲法修正第1条と第2条を支持する嘆願書に署名したペンシルベニア州の登録有権者に、選挙日まで毎日100万ドルを贈呈しています。
これは巧妙な策略ですが、民主党は違法の可能性があると非難しており、投票のための金銭的な誘導に当たる可能性があるとしています。
この問題が法廷に持ち込まれることとなれば、選挙に関連する何百もの訴訟の1つとなる可能性があり、今後の動向が注視されています。
例えば共和党は、投票機に関する不正のリスクについて、根拠のない陰謀論を再び持ち出しています。
民主党は不当な投票制限を止めるためだと主張、共和党支持者はこれが詐欺を防ぐための措置だと主張しています。
DUMの価格予測(2024年・2025年・2030年)
一部の専門家は$DUMトークンの価格について、以下のような予測をしています。
最低価格 | 最高価格 | 平均価格 | |
---|---|---|---|
2024年末まで | 0.0009ドル | 0.00125ドル | 0.001075ドル |
2025年末まで | 0.0007ドル | 0.012ドル | 0.00635ドル |
2030年末まで | 0.0018ドル | 0.01ドル | 0.0059ドル |
投票して稼げるFlockerzプロジェクトの人気も高まる
青い鳥をテーマとしたFlockerz($FLOCK、フロッカーズ)は、DAOといわれる分散型自律組織を構築しており、コミュニティ主導の最新ミームコインです。
Flockerzはアメリカ大統領選挙とは直接的な関係はありませんが、「投票」をテーマにしているため、PolitiFiトークンとともに話題に上がることが増えています。
分散型のイメージが強い仮想通貨市場ですが、実際は1人または複数人によって管理される仮想通貨プロジェクトが多いため、投資資金が限られている個人投資家の声が届きにくいという現状があります。
そこでFlockerzは、コミュニティ1人1人の声が届く真の分散型自律組織を実現するために、Vote-To-Earn(V2E、ボート・トゥ・アーン)という新しいシステムを導入しました。
FlockTopia(フロックトピア)という名前が付けられたFlockerzのDAOでは、V2Eシステムで$FLOCKトークン保有者全員が、マーケティング戦略やパートナーシップ構築など、プロジェクトの将来を決める投票権を持つことが可能です。
ユーザーは投票を行うと、報酬($FLOCKトークン)が付与される仕組みとなっているため、より多くのユーザーの声を集められるようになっています。
また、ステーキング機能では現在1642%という高利回りなAPYが提供されています。
$FLOCKのプレセールは、すでに100万ドル以上の資金調達に成功しており、仮想通貨市場に真の民主主義をもたらす有望なミームコイン・プロジェクトとして期待されています。
プレセールでDUM・FLOCKを購入する方法
現在行われているプレセールで、$DUM・$FLOCKを購入するには、以下の簡単なステップに従って購入手続きを完了させてください。
- 仮想通貨のウォレットを取得する(例:ベストウォレットやメタマスク)
- 購入に必要な仮想通貨をウォレットへ入金する
- 公式サイト(購入画面)にウォレットを接続する
- $DUM・$FLOCKを購入する
- $DUM・$FLOCKを請求・受け取る
トークンの購入に必要な仮想通貨については、それぞれのプレセール公式サイトの購入画面をご確認ください。
現在、$DUMの場合はETH・BSC・BASE・SOL・USDT・USDC、$FLOCKの場合はETH・USDTに対応しています。
プレセールで購入したトークンは、その場ではすぐに受け取れず、プレセール終了後の請求日以降に請求・受け取りができるようになります。
請求および請求方法については、プレセール終了が近づくと、開発チームが公式サイト・X(旧Twitter)・Telegramチャンネルで詳細を発表するはずなので、こまめにチェックするようにしてください。
手順が分かった方は、まずは国内の取引所であるコインチェックにて口座開設を済ませて、ウォレットに送る仮想通貨の購入から始めてみましょう!
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まとめ
今回は、アメリカ大統領選挙のトレンドに後押しされて急成長を遂げるPolitiFiトークンと、次に急成長が期待されているFreeDum Fightersについてお伝えしました。
トランプ前大統領とハリス副大統領のどちらが当選するのかは、現時点で予測を立てることはかなり難しく、1人を対象とした$TRUMPや$KAMAなどのPolitiFiトークンに絞って投資をするのは、投機的であるともいえます。
国内で取り扱いのない銘柄については、国内の仮想通貨取引所にて、海外の取引所やウォレットに仮想通貨を送る必要があります。
まだ口座をお持ちでないか方は、ぜひこの機会に各種手数料が無料のコインチェックで口座開設しておきましょう!
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