2024年のミームコインシーズンはいつ？まだ終わっていない？

October 1, 2024

当ページには広告が含まれている場合があります。

2024年も第4四半期（10〜12月）が近づいており、アメリカで利下げが行われたことをきっかけにビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）が価格を上昇させる中で、ミームコイン市場が復活を遂げています。

仮想通貨市場でミームコインは、革新的である分資産を失うリスクが高く、娯楽目的として扱われることが多いですが、2024年初頭にミームコインシーズンが到来し、大きなリターンを狙って積極的にポートフォリオへ組み込む投資家が増えています。

本記事では、6月以降に低迷期で悩まされていたミームコイン市場に対して、ミームコインシーズンはまだ終わっていないと投資家から評価される理由について見てみましょう。

モノギ

国内で取り扱いのない銘柄については、国内の仮想通貨取引所から、海外の取引所やウォレットに仮想通貨を送る必要があります！

シノビン

まだ口座をお持ちでないか方は、ぜひこの機会に各種手数料が無料のコインチェックで口座開設しておきましょう！

取引コストを抑えて仮想通貨投資することが出来ます！

＼取り扱い銘柄数、国内最大級！／

コインチェックで口座開設する！

公式サイトはこちら

2024年上半期に盛り上がったミームコインシーズン

2024年1月にビットコインのETFが承認されてから、仮想通貨市場には機関投資家などの大規模な資産を持つ投資家からの資金が流入し、ビットコインの価格が7万3000ドルを突破して史上最高値を更新し、多くの投資家が盛り上がりました。

2024年上半期（1〜6月）には、仮想通貨市場全体の時価総額は約6600億ドル上昇しましたが、うち約4000億ドルはビットコインに関連するものとなっており、BTCが市場に与える影響力を明らかにしました。

仮想通貨市場の中でも際立った成長を遂げたのがミームコイン市場で、年初に200億ドルだった時価総額は、上半期のミームコインシーズンで600億ドルまでに急上昇して、新規投資家も多数参入するトレンドとなりました。

ブームの火付け役はソラナ系ミームコイン

2024年上半期に起きたミームコインブームの火付け役は、ソラナ（SOL）系ミームコインといわれており、春にかけて多くのソラナ系ミームコインの価格が高騰しました。

また、ソラナネットワーク上で様々なミームコインが誕生し、最新トークンのプレセールも注目されました。

特に後述するドッグウィフハット（$WIF）をネタにした関連プロジェクトも多く生成され、次に急成長するミームコインについて、色々な予測が立てられました。

ソラナネットワークのネイティブトークンであるSOLも、時価総額が急上昇してピーク時には900億ドル近くとなるなど好成績を収め、仮想通貨市場のトップ5へと躍り出ました。

WIFの価格は1300％の高騰

ソラナ系ミームコインの中でも、ブームの目玉となったのがドッグウィフハットで、1300％の価格高騰を遂げるなど、驚異的な成長を見せつけました。

本稿執筆時点でも$WIFは、時価総額でミームコイン市場のトップ4を維持しており、価格は2.37ドルとなっています。

ドッグウィフハットは、2023年12月に誕生した比較的新しいミームコインで、ニット帽を被った子犬の柴犬をミームとしています。

娯楽目的で生成されたトークンで、拡散力を高めるためにドージコイン（$DOGE）やシバイヌ（$SHIB）でトレンドとなっている柴犬のミームを取り入れました。

実用性の低いミームコインとされていますが、アメリカラスベガスにある球体型アリーナスフィア（Sphere）にドッグウィフハットのミームを表示させるという斬新なクラウドファンディングキャンペーンを開始したことで市場で大きな注目を浴びました。

このキャンペーンでは、70万ドル以上の大規模な資金を調達しましたが、いまだに実現はしておらず、投資家たちは今後の動向を注視しています。

PEPEは史上最高値を更新してミームコインのトップへ浮上

ぺぺ（$PEPE）は、イーサリアム系のミームコインですが、史上最高値を更新してミームコインのトップへ浮上したことで、シーズン中に注目されました。

本稿執筆時点で$PEPEの価格は0.00001053ドルとなっており、時価総額ではミームコイン市場の第3位にランクインしています。

ぺぺは、2023年4月に上場を果たした比較的新しいミームコインで、マット・フュリー（Matt Furie）の漫画「ボーイズ・クラブ」に登場するカエルのペペ（Pepe the Frog）をミームに設定しています。

$WIFのように娯楽目的で作られたため、プレセールなどは行わず、ホワイトペーパーも公開していません。

しかしながら、税金ゼロというコンセプトを掲げて全ての投資家へ公平な購入機会を与えており、ミームコイン市場で柴犬系トークンが高い影響力を持つ中で、際立った強さを見せています。

AI関連など実用性の高いミームコインがトレンドに

2024年上半期では、AI関連やレイヤー2関連トークンなど実用性の高いミームコインがトレンドになるという新たな動きもありました。

特にアメリカの大手半導体企業であるエヌビディア（Nvidia）社が急成長を遂げたことで、仮想通貨市場でもAI関連トークンに対する関心が高まり、ニアプロトコル（$NEAR）やザ・グラフ（The Graph）などのAIコインの価格が高騰しました。

このようなトレンドを受けて、様々なAI関連トークンが開発され、セキュリティや取引環境を改善するような実用的なプロジェクトのプレセールが、投資家から大規模な資金を集めました。

ミームコイン市場では、このように娯楽目的のミームコインよりも、投資家にとって実用的な機能を備えた画期的なミームコインが好まれるようにトレンドが変化してきています。

2024年のミームコインシーズンはまだ終わっていない？

2024年上半期に盛り上がったミームコイン市場ですが、6月以降に多くの仮想通貨の価格が下落し、ミームコインシーズンは終わったといわれました。

しかしながら、最近の価格上昇でミームコイン市場は復活を遂げており、シーズンはまだ終わっていないと評価する投資家が増えています。

第4四半期に予想される強気相場

仮想通貨市場では、暴落月とされる9月とは異なり、10月は価格が上昇しやすいアップトーバーと呼ばれることもあり、第4四半期に強気相場が来ると予想されています。

そのため、一部の投資家たちは遅くても2024年末までには上半期のようなミームコインシーズンが到来することを信じており、大きなリターンが狙える最新ミームコインを模索しています。

クジラと呼ばれる大口投資家は、彼らの売り買いが市場に大きな影響を与えることから、今後の市場動向を測る上での指針とされていますが、9月初旬に数名のクジラが300BTCという大規模な買いを行っていることが確認されており、第4四半期に強気相場が来るシナリオは濃厚となっています。

バイナンスでミームコインの上場ラッシュ

世界的な仮想通貨の大手取引所であるバイナンス（Bicance）は先日、トレンドのミームコインであるファースト・ネイロ・オン・イーサリアム（$NEIRO）・ベイビードージコイン（$1MBABYDOGE）・ターボ（$TURBO）を、現物市場へ上場させました。

さらに、先物取引を扱うバイナンスフューチャー（Binance Futures）も、$NEIROと$1MBABYDOGEに加えて、ハムスターコンバット（$HMSTR）、キャティゼン（$CATI）をUSDTマージンにて無期限契約で上場させることを決めました。

バイナンス取引所におけるこのようなミームコイン上場ラッシュは、冷え込んでいたミームコイン市場へ資金の流入を促し、今回の市場復活を後押ししたきっかけの1つとなっています。

特に$NEIROは、上場前の時価総額が1500万ドルと小規模なプロジェクトでしたが、バイナンスへの上場が決まってから価格が高騰、時価総額は現在4億ドルを突破してトップミームコインの仲間入りを果たしています。

このような$NEIROの大成功を受けて、多くのミームコインが次のバイナンス上場コインになるべく様々な戦略を練っており、2024年下半期のミームコインシーズン到来に向けて準備を進めています。

ミームコイン市場の時価総額は再び500億ドルを突破

ミームコイン市場は今回の復活で、9月に入って300億ドル台で停滞していた時価総額を500億ドルまで引き上げました。

本稿執筆時点での市場全体の時価総額は、550億ドルと2024年上半期のミームコインシーズンに近づく勢いがあります。

トップ5のミームコインを見てみても、過去1週間で$DOGEは15、$SHIBは35％、$PEPEと#WIFは28％、ボンク（$BONK）は24％と最近の低迷期では想像できないほどの上昇率を記録しています。

このように、2024年の第4四半期で再びミームコインシーズンが到来する可能性は高いと考えられ、市場では次に急成長するミームコインへの期待が高まっています。

最新ミームコインPepe Unchained（PEPU）

今後数ヶ月で急成長が期待されている最新ミームコインの1つが、Pepe Unchained（$PEPU、ぺぺアンチェーンド）です。

それでは、Pepe Unchainedにはどのような特徴があるのかを見てみましょう。

レイヤー2独自ブロックチェーンを開発

Pepe Unchainedは、イーサリアムのレイヤー2で独自ブロックチェーンを開発しています。

レイヤー2とは、基盤のブロックチェーン（レイヤー1）上に構築された別のネットワークのことで、一般的にレイヤー1の高いセキュリティを維持しながら、オフチェーンで取引を処理することで取引にかかる負担を減らすことができます。

Pepe Unchainedの独自ブロックチェーンはPepeチェーンと呼ばれており、レイヤー1で稼働する$PEPEの取引環境を改善することを目的として開発されています。

というのも、$PEPEではイーサリアムネットワークにユーザーが急増して混雑すると、取引の遅延や手数料の高騰が発生して、ユーザーエクスペリエンスが低下することが問題になっていたからです。

一部の投資家によると、前回のミームコインシーズンで$PEPEの価格が高騰した際、投資家が殺到して取引手数料が50ドルにもなったというケースがあり、同コインへの投資を諦めてしまう投資家が出てしまいました。

Pepe Unchainedはそのような不公平さを改善するためにレイヤー2を活用してPepeチェーンを提案し、レイヤー1のぺぺよりも100倍早く低コストな取引環境を提供することを目指しています。

PEPEのミーム・特徴はそのままに

Pepeチェーンを開発していることでぺぺの改良版ともいわれるPepe Unchainedですが、$PEPEのカエルミームやプロジェクトの特徴はそのまま維持しており、既存のぺぺコミュニティへ新しい選択肢を提案しています。

クジラの中には、$PEPEから$PEPUへの移行を検討している投資家もいると考えられており、$PEPEの大規模な売却が大きなニュースとして取り上げられることもありました。

あるクジラは先日、23ETH分の$PEPUを、また別のクジラは10ETH分の$PEPUを購入したという履歴も確認されており、ぺぺコミュニティから影響力のある投資家がPepe Unchainedに流れているということは可能性として考えられます。

Pepe Unchainedは現在、X（旧Twitter）で1万9000人以上のフォロワー、Telegramで8000人以上の登録者数を集めており、コミュニティの規模を順調に拡大しています。

高利回りなステーキング報酬

Pepe Unchainedは、プロジェクトのメイン機能であるPepeチェーンの他に、高利回りなステーキング報酬を提供して、その実用性を高めています。

このステーキング機能では、現在136％のAPY（年間利回り）に基づく受動的な報酬が用意されています。

報酬は、イーサリアムブロックあたり608.82$PEPUトークンの割合で発生し、ステーキングプールにおけるシェア率と、その時のAPYに基づいて具体的な報酬額が決定され、2年間にわたって分配される仕組みとなっています。

すでに、11億8030万9979$PEPUトークンがこのステーキング機能にロックされています。

カスタムDEXを始めとするその他の実用的な機能

Pepe Unchainedは、Pepeチェーンに関連するその他の実用的な機能も搭載予定としており、その1つがカスタムDEX（分散型取引所）です。

このカスタムDEXでは、Pepe Unchainedの対応仮想通貨（ETHやUSDT）と$PEPUを、リーズナブルな価格でスワップすることが可能です。

また、ブリッジ機能ではイーサリアムチェーンとPepeチェーンの間でスムーズにトークンを移動することができ、取引にかかる時間を大幅に削減することができます。

さらに、イーサリアムを始めとするトップブロックチェーンで期待されているような専用ブロックエクスプローラーも搭載する計画があり、Pepeチェーン上で行われる全ての取引履歴の他、チャート、APIアクセスなどもリアルタイムで確認できることが説明されています。

PEPUのプレセールは1500万ドル以上を調達！

現在行われている$PEPUのプレセールは、1500万ドル以上の大規模な資金を調達しており、開発チームはPepeチェーンのリリースに向けてラストスパートをかけています。

現在は1$PEPUあたり0.00986ドルの価格で販売されていますが、プレセールのステージが進むごとに価格が上昇する仕組みになっているので、より安い価格でトークンを手に入れようとミームコイン市場の一部投資家が集まっています。

開発チームが発表しているトークノミクスによると、トークン総供給量80億のうち、40％という最も多い割り当てがこのプレセールに充てられており、Pepe Unchainedが力を入れている部分であることが理解できるでしょう。

最新ミームコインCrypto All-Stars（STARS）

Pepe Unchainedとともに、今後数ヶ月で急成長が期待されているのがCrypto All-Stars（$STARS、クリプト・オールスターズ）です。

以下では、クリプト・オールスターズにどのような特徴があるのか詳しく見ていきましょう。

業界初となる統一ステーキング・プロトコル「MemeVault」

クリプト・オールスターズは、業界初となる統一ステーキング・プロトコルを開発している新しいミームコインです。

MemeVault（ミーム金庫）と名付けられたこのステーキング・プロトコルでは、すでに保有しているミームコインを複数ステーキングして、$STARSトークンで報酬を得ることができます。

ユーザーはこの機能を利用するために$STARSトークンを購入・保有する必要があるため、市場に出回るトークンの供給量を制限し、価値を高める効果もあるとして、投資家からの高い評価を得ています。

MemeVaultに現在対応しているのは、トップミームコインの$DOGE・$SHIB・$PEPE・$BONKを始め、最近バイナンスに上場した$TURBO、そしてフロキ（$FLOKI）・ブレット（$BRETT）・モッグコイン（$MOG）・トシ（$TOSHI）・コックイヌ（$COQ）・ミレディ（$LADYS）という11種類の主要ミームコインとなっています。

市場で再びミームコインシーズンが始まれば、MemeVaultを提供するクリプト・オールスターズに注目が集まることが予想されており、一部の投資家はミームコイン市場で新たなトレンドをリードする有望なプロジェクトだと期待する声を上げています。