「NFTって安心して投資できるものなの?」
「NFTに投資したいけど値段が上がるのかがわからない…」
そんな声にお応えして今回は、NFTが安心して投資ができるものかを判断するために概要や歴史について簡単にご説明します!
また、NFTの今後の値段予測やNFTを用いて利益を出す方法、NFTを投資以外で活用する方法などについてもご紹介しています!この記事を読んで安心してNFT投資を開始しましょう!
- NFTの概要を知って投資価値を判断できる!
- NFT市場の今後の予測からNFTの活用方法を決めることができる!
- NFTゲームやNFTアートなど、趣味を広げられる!
これから初めてNFTを購入してみる、という方にはコインチェックがおすすめです。
コインチェックNFTという独自のNFTマーケットプレイスを展開しており、初心者でも使いやすいデザインで複雑な操作をせずにNFTを購入することができます。
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NFTとは
NFTとは、偽造不可能な証明書付きのデジタルデータです。 従来、デジタルデータはコピーが簡単だったため現物の宝石や絵画と同じように資産価値がつくことはありませんでした。
しかし、ブロックチェーン技術を活用することでデジタルデータが唯一無二であることを証明できるようになり、新たな市場市場が誕生しました。 NFTは暗号資産と同じようにブロックチェーン上で発行、取引されます。
アート以外にも、ゲームや不動産、コレクターズアイテムなど活用方法には期待が集まっています。
NFTと暗号通貨の違い
NFTと暗号資産の違いは、そのトークンが代替可能なものかそうでないかです。
NFTは唯一無二のトークンです。
暗号資産では、「○円分の価値を持ったデジタルデータ」としてトークンを扱います。
一方NFTでは「○円分の価値を持ったデジタルデータ」以外に個別の識別情報を入れることで、資産価値が同じ別の作品と交換できない唯一無二のトークンとなっています。
NFTが熱い市場になるまでの歴史
最初のNFTは2014年、NameCoinと呼ばれるブロックチェーンを用いて出品された「Quantum」と呼ばれる作品です。この作品はテクノロジー評論家のアニル・ダッシュが購入しています。
そこから時を経て2017年、ブロックチェーンゲームの「CryptoKitties」が大ヒットしました。「CryptoKitties(クリプトキティーズ)」の内容は仮想の猫を飼ったり交配させることができるという非常にシンプルなものでしたが、ゲーム内の猫は全てNFTとして発行されて売買することができたのが特徴です。
従来資産価値を付与することが困難だったデジタルデータに対し、NFTが資産価値を付与し市場が形成されたことがアート界隈で注目され、高額取引が実際に行われたことでアート界隈の内外を問わずに盛り上がりました。
このヒットを受けて2018年以降はNFTゲームやNFTスポーツが注目を浴び始めました。フィリピンで社会現象になった「Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)」やサッカー選手のカードを売買し、集める「Sorare(ソラーレ)」など、数多くのサービスがリリースされています。
次に大きく歴史が動いたのは2021年、NFTアートがかつてないほどに盛り上がりました。デジタルアーティストビープル氏の「EVERYDAYS:THE FIRST 5000 DAYS」が過去最高額の約75億円で取引をされ、アート以外ではTwitter創始者のジャック・ドージー氏の世界初ツイートが約3億円で落札されました。NFTの代表的な取引サービス「Opensea(オープンシー)」では2021年1月には約8億円だった取引高が2021年2月では約100億円まで伸ばしました。
従来資産価値を付与することが困難だったデジタルデータに対し、NFTが資産価値を付与し市場が形成されたことがアート界隈で注目され、高額取引が実際に行われたことでアート界隈の内外を問わずに盛り上がりました。
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NFTの特徴・仕組み
NFTはブロックチェーン技術を応用して作られているため、一般的なデータやアナログ作品にはない特徴を持っています。NFTならではの特徴について4点ご紹介します!
- 著作権管理が簡単に行える
- デジタルデータに唯一性を付与できる
- 見えないものを可視化できる
- どのウォレットやマーケットプレイスでも取引できる
著作権が確認できる
NFTでは、作品の2次流通時に手数料を徴収することができるなど様々な付加機能をプログラミングすることができます。これにより、転売時にマージンが入る仕組みを作れます。また、JASRACのように著作権管理を行う中間団体を必要としません。
NFTでは誰が発行主かを全員が確認することができます。そのため、真贋確認が簡単で誰でも行うことができます。
唯一性が担保できる
NFTはブロックチェーンで構築されているため、作品に唯一性を付与することができます。これにより、デジタルデータであっても現物の宝石や絵画のようにコピーや改竄ができない一点ものとして扱うことが可能になっています。
NFTでの唯一性の付与方法はコントラクトアドレスという発行番号になります。そのため、絵や作品自体を保存し再度コントラクトアドレスを取得することで実質的な複製は可能です。
しかし、コントラクトアドレスが異なるため贋作だということは全員に知られてしまいます。
見えないものを可視化できる
NFTでは、行動や権利など今まで目に見えていなかったものを可視化することができます。
この性質は推し活やボランティア活動などと相性がよく、新たなサービスの発展が期待されています。
アイドルやアニメなどのコンテンツでは、NFTを用いることでファン歴やコンテンツに対する熱量などを可視化することが可能です。また、可視化されたファン歴や熱量を他人と共有することで新たな楽しさも生まれます。
どのマーケットプレイスでも使える
NFTは、イーサリアムのブロックチェーントークン規格に準拠して規格が定められています。そのため、どの作品でも共通の規格となっており、この規格に対応しているウォレットやマーケットプレイスであればどこでも取り扱いが可能になっています。
例えば、OpenSea(オープンシー)と呼ばれるマーケットプレイスで購入したERC721規格のNFTをRarible(ラリブル)というマーケットプレイスで売却することが可能です。
なお、初めてのNFT売買にはコインチェックがおすすめです。
各種手数料が無料になっており、NFT・仮想通貨をお得に購入することができます。
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NFTの活用例
NFTの活用方法は年々増えています。誕生当初からNFTと相性が良いとされていたゲームやアート、独自の発展を遂げ始めている金融業界など、3つをご紹介します!
- ゲーム【獲得したものがそのまま資産になる】
- アート【デジタルアートを売買できる】
- 金融【無形資産の活用に】
ゲーム【獲得したものがそのまま資産になる】
現在、NFTがメインで利用されている先の一つがNFTゲームです。NFTを利用したゲームでは、ゲーム内で獲得したキャラクターや暗号通貨を売却することで利益を得ることができます。 また、ゲーム自体も分散管理されるため、チートなどの不正行為を機にすることなく安心して楽しむことができます。
有名なゲームには、メタバース空間を楽しむことができるThe Sandbox(ザ・サンドボックス)やカードを自由に発行や売買ができるCRYPTO SPELLS(クリプトスペルズ)などがあります。
稼げるNFTゲームを特に「Play to Earn(P2E)」と呼びます。最近はゲーム以外の分野として動いて稼ぐ「Move to Earn(M2E)」や寝て稼ぐ「Sleep to Earn(S2E)」なども話題となっています。
X to Earnについて更に詳しく知りたい方はぜひこちらもご覧ください!
アート【デジタルアートを売買できる】
ゲームと並んでNFTでメインに利用されているのがアートです。2014年に初めてアートが出品されて以降、2024年現在まで数多くの作品が売買されています。
特に2021年はNFTアートが大ブームとなっており、3月にはビープル氏の「EVERYDAYS:THE FIRST 5000 DAYS」がNFTアート史上最高額の約75億円で取引され話題となりました。
金融【無形資産の活用に】
2022年3月には三菱UFJ銀行がNFT事業に参入しました。無形の資産をNFT化して活用していくことで、顧客企業の資産に関する課題を解決することが目標となっています。
実際に2023年10月26日に開催されたジャパンモビリティショー2023では、ウォレットアプリを用いることで車両を3Dで表示させることができるNFTカードを配布しました。 また、2023年1月には日本酒トークンの発行を発表しました。このトークンでは、時間による厚みの向上や好みのブランドなど日本酒の新たな体験による価値向上を目標としています。
NFTの値段は今後どうなる?
DappRadarでは、2023年のNFTの新規ユーザー数が前年に比べて166%増加したと報じました。一つひとつの平均価格が下がる一方で販売量は大幅に増加したためNFTは大衆向けのコンテンツとなり、かなり手が出しやすくなりました。
NFT業界の市場規模は、2023年から2024年にかけて急速に拡大しています。NFTの世界市場レポート2024年では、 2023年は305億4000万ドルだったものが2024年には432億2000万ドルだと記載されています。これは実に1.4倍の増加です。
NFTの知名度の上昇やプロジェクトの増加などに伴い、今後もNFT市場は拡大していくことが予想されます。その他、NFTアートが一部のコレクター向けコンテンツから大衆向けコンテンツに変化し市場が安定することも考えられます。
2024年現在、NFTアートの分野は下火となっている一方でGameFiなどゲーム部門はかなり盛り上がっています。そのため、ブロックチェーンゲーム関連のNFTは今後も需要が上がりそうです。
NFTでの利益の出し方
NFTを用いて利益を出す方法は、主に3種類存在します。それぞれ特徴が全く異なるため、自分にあった方法で利益を出していきましょう!
- 作品の出品
- NFTの取引
- NFT関連の暗号資産の購入
自身の作品の出品
自身で作品を作ることができる人はNFTとして作品を出品、購入してもらうことで利益を得ることができます。 販売する際は使用するマーケットプレイスとブロックチェーンを決める必要があります。
この2点を決めたら、デジタル作品を登録し、マーケットプレイスに準じて販売方法を決めましょう。このとき、作品の2次流通時に手数料を徴収するか、するならその額を設定することができます。
NFTの売買
NFTは暗号資産と同じように時間の変化とともに価格が変動していきます。そのため、暗号通貨取引と同じように購入したNFTを高価格時にマーケットプレイスに出品し販売することで利益を出すことができます。
この時、作品によっては作者へのロイヤリティが取られる場合があるので作品の購入は慎重に行いましょう!
NFTの購入にはOpenseaやMakersplaceなどのマーケットプレイスを利用します。マーケットプレイスごとに利用できるブロックチェーンが異なるためマイナーなブロックチェーンを選んでしまうと相互運用性が低くなってしまいます。そのため、マーケットプレイスを選ぶ際は手数料や支払い方法のほかにブロックチェーンの種類もチェックしましょう。
マーケットプレイスを決定したら、「どのウォレットが必要か」「ウォレットに暗号資産を入れる必要があるか」などを確認してNFTを購入しましょう!
NFT関連の暗号資産の購入
暗号資産の中には、NFTゲームやNFTプラットフォームで使用するために開発された銘柄も存在します。基本的に、ゲームやプラットフォームの知名度や需要が上がることで関連する暗号資産の価値も高くなっていきます。そのため、高い将来性を感じるNFT関連の暗号資産をすることで値上がり時に利益を得ることができます。
NFT関連の暗号資産としては、Enjin Platform(エンジン・プラットフォーム)内で利用されているエンジンコイン(ENJ)やThe Sandbox(ザ・サンドボックス)と呼ばれるNFTゲーム内で利用可能なサンド(SAND)などがあげられます。
【まとめ】NFTとは?
今回の記事ではNFTの特徴や稼ぎ方・具体的な事例などを解説しました。
- NFTとは唯一性を証明できるデジタルデータ
- NFT市場は拡大しており新規利用者も増えている
- NFTは売買以外でも利益が出せる
今回はNFTについて、その概要や歴史から今後の予測までご紹介しました!
NFTに投資する価値があるかを、ぜひご自身で判断してみてください。
なお、これからNFT投資を始める、という方にはコインチェックがおすすめです!
NFTの購入に必要な仮想通貨が購入でき、同じプラットフォーム上でNFTの売買もすることができます。
また口座をお持ちでない方は是非この機会に口座開設しておきましょう。
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