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ストーリー

人生で唯一無二のものに
携われるワクワクがここにある

アルバム事業部 倉橋 和也

倉橋さんが新卒で入社された当時の就活軸を教えてください

正直に言えば、そこまで軸というものはなく就活していたのが事実かもしれません(笑)
就職先が枯渇していた当時を振り返ると珍しいかもしれませんが、選考を受けた企業は5社程度だったんです。マツモトはその中でも第一希望の会社だったので、選考自体はとても頑張っていたんですよ。

営業職にはもともと興味があったんですか?

そうですね。はじめは"どんな企業か"ではなく“北九州を拠点とする営業職“という切り口で探していました。
特にコミュニケーション能力に自信があったわけではないものの、『営業』が人生レベルで必要なスキルになると思っていたんです。
成長のために挑戦したい! というのが営業職を選んだ理由です。

マツモトのどんなところに魅力を感じ、入社を決意しましたか?

卒業アルバムという"人生で唯一無二のもの"に携われるというワクワクが最も大きかったです。
既製品を売る営業職は世の中ごまんといますが、たったひとつしかない特別なものである卒業アルバムに、とても心が惹かれ、それを扱える喜びを自分のものにするために決意した、と言えますね。

入社1年目の動きを教えてください

座学研修を一通り終え、先輩社員とともにお客様へのご挨拶回りやアルバムの打合せへの同席といった、折衝や提案、あるいは製造から納品までのフローを現場で学ばせてもらいました。

流れを理解してからは地区や県など、自分の担当が増えていき、学んだことをフルに活用して実践でさらに学びを得て、毎年少しづつ、お客様との信頼関係を築いていきました。

現場でのギャップはありましたか?

全く知識がないながらも仕事をして、担当地域が県をまたいでいたので時に出張し、現場で覚えていくという流れをハードに感じていた時期もありました。出張も2週間スパンでさまざまなところへ出向いていましたから、そのこともハードに感じる要因だったんじゃないかと思います。

ただ、慣れてくれば少しは心に余裕が生まれるんですよね。そもそも出張したからといってずっと仕事をしているわけではありません。余裕が出てきたことで、業務時間外に観光やグルメなども堪能できるようになって、ものすごく楽しいと思えるようになりました。
ワーケーションのような同じ生活の繰り返しにはならないので、この仕事はバイタリティのある人にとても向いているんじゃないかと思いますよ。

『営業』への挑戦ですが、実際働いて成長を感じる瞬間はありましたか?

「ここだ!」という成長ポイントがあったわけではなく、自ら考え、信頼関係を築いたり、新規で契約をいただいたり、追加で受注をいただいたりといった仕事を日々積み重ねていくことで成長してきたと思います。
新規でガンガン上げまくるという営業スタイルではなかったからこそ、何度も足を運んで関係を構築していくことができました。このスタイルが私にはとても合っていたんだと感じます。

事業が90年以上続くのは、最前線でお客様と関係構築してきた営業さんの活躍あってこそですね!

どの業界にもあるかと思いますが、営業の本質って『上手に話すこと』よりも『お客様に合わせたコミュニケーション』や『折り合いをつけること』のほうが重要です。それでも一筋縄ではいかない場面も多々あるわけですが、そういうときはとにかくいろいろな方へ相談することでブレイクスルーにつなげ、成長していくことができたのではないかと思います。
これも先輩方が惜しみなく私に教えてくれたノウハウをしっかりと継承していきたいです。

倉橋さんが思う"営業職のやりがい"を教えてください

自分が提案したものや携わったことが、1年経ってまさしく唯一無二のものとしてできあがる瞬間ですね。
事業の最先端で密な打ち合わせを行い、紆余曲折を経て最高の1冊が生まれます。無事に完成し、学生さんの手元に届き、それを笑顔で開いてくれる。そんなことを頭で思い描くと、言葉では言い表すことのできない達成感が心に湧いてくるんです。

仕事をする上で大切にしているポイントを教えてください

とにかくミスをしないように、ひとつひとつ丁寧に仕事をすることでしょうか。
【学校 ⇔ 写真館 ⇔ マツモト】という体制で仕事をしていますが、コミュニケーションの些細なズレや認識の違いによって、まったくイメージとは異なるアルバムができあがってしまいます。そのため、伝え方、表現をかなり重要視していますね。

全国7000校のアルバム制作。繁忙期こそ丁寧さが求められますね。

まさしく仰るとおりです。
現在は営業担当1人あたり、おおよそ150件のアルバム制作を同時進行しています。どの学校もだいたい同じ時期に納品になりますから、冬から春にかけてタスクがどんどんと積み上がっていく。
突然の対応や密なやり取りが必要不可欠になってくるので、社内外問わず日々の関係構築を大事にしなければなりません。

営業のしやすさや環境面での魅力はいかがですか?

上場企業は安定している分、停滞しているというイメージを持たれるかもしれませんが、マツモトの場合はとにかく変化を続ける風土となっているため、停滞とは無縁ですね。常に最新技術を取り入れ続けているため、クライアントにも毎年新たなご提案をし続けることができる。営業職としてこの環境はとても楽しく魅力的なものだと言えます。

最近のアルバム製造にはどんな技術がありますか?

他社との協業によって実現したのですが、アルバムの中に動画を埋め込むことができるようになりました。
アルバムの写真にスマートフォンをかざすと、写真に紐づけられた動画が観られるようになっているんです。卒業アルバムは日本にしかない文化ですが、このようなかたちでデジタル技術はどんどんアップデートしています。

最新技術に感銘を受けています! 毎年ワクワクできそうな"いい変化"ですね!

そうですね。新規のお客様を獲得する際も、同じ写真館に何度も足を運び、受注前から関係を構築しています。企業の技術に成長があれば、話題性などを用いて提案しやすくなりますから、非常にありがたいですね。
「最新技術を、どのお客様に、どうお話するか」ということを常に思考できるので、その分仕事にも充実感がありますよ。

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